GPU温度がMAX75℃と熱いので付けられるかどうか分からないけど買ってみました。
■付属品
スプリングネジ 4個 (M2サイズ)
グリス 1個
ヒートシンク 1個 (底面 37 x 42 mm)
ファン 1個 (サイズ:92 x 92 25 mm、ケーブル:25 cm)
ファン取付具 4個
絶縁ワッシャー 4個 (7 x 0.35 mm)
取扱説明書 1冊 ※多言語
※ ファンはTPEカバー(防振パット)付きです。
■ファン
ヒートシンクの隙間を通り抜ける風の量は結構なものでこれなら基板上のメモリの冷却にもかなり有効な感じですね。
また、ファン音はファンコンに接続したりして制御すれば静かになるとは思いますがお世辞にも静かとはいい難いですね。
実際、取り付けた翌日にはENERMAX TBサイレンス 9cm UCTB9に交換してました~w。
あと、ケーブルの長さがちょっと25cmと短めですね。
これはマザーボードに取り付けることを想定した長さなんでしょうかね。
アマゾンのマーケットプレイスで購入したんですが、羽の色はブルーではなくブラックでした。
ケーブルにはスリーブ処理はされてませんがブラックとグレーとクールな色なので特にスリーブの必要もない感じですね。
■4スロット占有
付属の25mm厚ファンを取り付けると4スロット占有しますね。
ファンを薄いものに買えれば3スロットでもイケると思います。
■ファンクリップ
ファンクリップが取付てれているところが二箇所ひん曲がってました。
ペンチで簡単に修正できましたが品質チェックはイマイチなようです。
ファンクリップはグラボに取り付ける前なら簡単に取り外しできますが、
実際にグラボに取り付けてからだとコンデンサなどが邪魔で手が入らないので取り外しにいですね。
■純正金具ではQuadro 2000(HP製)に取付できない!
Quadro 2000は自分の知る限りではブラックとシルバーのカバーのものの2種類あり、
自分のはブラックのカバーのものなんですが、純正部品ではQuadro 2000に取り付けることができませんでした。
ただ、アルミ板に45mmピッチのネジ穴を開けた部品を作ったらなんとか取り付けることができました。ヽ(´▽`)/
詳しくはリンク先の記事をご覧下さい。
必要な道具としては、
M2サイズのネジ切りタップ、ドリル(下穴用:1.5mm、取付ネジ用:3.0mm)、
金ノコ、センターポンチなどの工具のほかに2mm厚の金属板(アルミ)などが必要です。
どの道具もそんなに高いものではないので興味がある方はチャレンジする価値はあると思います。
尚、ネジ切りタップが無くてもM2用の六角ナットとドリルがあれば取り付けは可能だと思いますが、
指が入らないところでの作業になるのでかなり難易度が高いと思います。
■-30℃~!!! :(;゙゚'ω゚'):サムィヨー
純正ファンの時のQuadro 2000(HP製)のGPU温度は最高75℃だったんですが
これに変えたら-30℃の45℃まで劇下がりです~(゚д゚)!
この結果からも分かる通り、
62Wと低消費電力のQuadro 2000がどんだけひ弱な冷却能力だったのかが分かると思います。
そんな感じなのでほかのグラフィックボードではここまでの結果は望めないと思います。