今回、初めてモニターアームというもの購入したんですがモニター本体よりも高いものばかりで
安価な4軸モニターアームだとサンコーサンコーのMARMGUS192Bとこの製品ぐらいしか選択肢がありませんでした。
実はサンコーのMARMGUS192Bの方が支柱の長さが45cm(本製品は30cm)もあってよかったんですが
ズレ落ちるというレビューがあったのとこちらの製品の方が楽天で安く買えたのでこちらにしました。
■作り
作りは一部(支柱の栓は樹脂製)を除きほとんどスチーム製で頑丈そうで良かったんですが
負荷の掛かるモニターを取り付けるVESAマウントとアームを繋ぐ部分だけが樹脂製でした。【画像3左上】
形が複雑な形状なので作りやすい樹脂製だったと思うんですが、
ただ、樹脂製といってもかなり固そうな感じなので暫くは問題ないとは思いますが
経年劣化による強度が落ちることだけが少し不安材料ですね。
アームのスチール厚 : 1.6mm
VESAマウントのスチール厚 : 2.4mm
■可動
開封したばかりの状態はボルトとナットがしっかりと固定されていてかなり固かったですが
少し緩めてやったらスムーズに稼働できるようになりました。
ただ、支柱から一番最初の軸を固定しているボルトとナットが一緒に回って空回りするので
片方をスパナやペンチで固定してから回す必要がありました。
緩めてからはスムーズに稼働できるようになりました。
因みに、下部のナットの大きさは12.5mm(付属品のレンチサイズ)と上部のボルトが11.7mmでした。
また、バネが付いた3つのネジを一番小さい六角レンチで調整すると
モニターに角度を付けたり、回転させることもできます。
フルHDの解像度だと文字が小さくて1360x768で使用してたんですが
このアームのおかげで簡単に手前に移動できるのでフルHDの解像度でも何とか使えそう大満足です。
■取り付け
1.8cmの板で奥行6.9cmのテレビ台の左側に取り付けたんですが
約1.0cmほど寸足らずな状態で取り付けています。
また、クランプ上部の長さ(奥行)は10.5cmと記載されてましたが
下部の長さは 寸法図 には記載されてなかったので記載しておきますが約8.5cmありました。
あと、クランプを取り付ける時にかなり固かったので
テコの原理で回す棒の長さがもう少し長いと締めやすいと思いました。
支柱のクランプ部分には取り付け部分が傷つかないように数ミリ厚のスポンジが張られているんですが
そのお蔭でモニターを取り付けた方が少し斜めになって浮き上がってしまいます。【画像5右上】
支柱の塗装は高さを変えようとグリグリすると簡単に剥がれてきますが、
その分、密着度が高いということの証にもなりますのでズレにくい印象を持ちました。
■ひとりでできるもん
モニターを抱えてネジ止めしたり、床に寝かして取付けたりするのが面倒な場合は
とりあえずモニターアームを固定し、取付けるモニターを裏返しにして
モニターのネジ止め部分とアームの高さが合うように調整してネジ止めします。
あとはモニターの台座を取り外せば一人で簡単かつ安全に作業できます。
ただ、自分のモニターは一度台座を取らないと取り外し難かったのでこの方法ではできませんでした。
■ケーブルガイド
ケーブルガイドをアームの3か所に取付けられるようになってますが
簡単に取れ付けられる代わりに簡単に取れてしまいます。
また、第一関節のアームと第二関節アームを折り畳むことができて、
その2本のアーム距離は約2.2cmほどあるんですが
アームを折り畳む時に通したケーブルと下になるアームに接触して外れることがよくありました。
■付属品
六角棒レンチ4mm 角度調整用
六角棒レンチ5mm 高さ調整用
六角棒レンチ6mm ?(画像6左上用) ※とても固くて回せませんでしたし、回す必要もないみたいです。
ケーブルガイド(アーム用) 3個
ケーブルガイド(支柱用) 1個
ディスプレイ取付けネジ 4個(M4×12mm)