このファンは厚みが15.8mmと一般的なものより9mmほど薄いのでサイドフロータイプのCPUクーラー
ETS-T40-TBの右側に取り付けてメモリとの干渉を少しでも減らす目的で購入しました。
また、CPU付属のファンは左側に取り付けてツインファンで運用です。
■付属品
本体
ネジ 4本
シール 入って無かった?
シールは製品ページには付いてたんですが付属してないので問い合わせしたら
ヤッパリ入っているのが正解みたいです。
パッケージ裏には英語で3 Year Warrantyとか書いてましたが
日本国内での保証は1年だそうです。
■ケーブル
ケーブルの長さは約50cmで自分の使用目的であるCPUクーラーのファンとして使うには
ちょっと長過ぎますので初期不良の返品期間が過ぎたら短くカットする予定です。
あと、スリーブ加工されているので自分でスリーブ加工する手間が掛からなくていいですね。
■ネジ穴
裏と表でネジ穴が違う構造になっていて、
吸い込み側(ファンの中央にシールが無い方)だけがネジが埋まるようになっています。
■ブレード(羽根)
ブルーのクリアーなブレードですが、
裏と表で加工が違ってつやありとつや無しという感じですかねw。
ブレードに触ると比較的柔らかい素材でできていて、柔軟性がありました。
■フレーム
フレームはリブなし構造でノペッとした印象ですw。
また、大概のファンにはどこかしこに風向きの記載がありますがこのファンには無かったですね。
モーターを支えるフレームがある方が排気の向きです。
■LED
姉妹品に光らないものはあるんですが、
スイッチ付きと言うのでノーマルのよりちょっと高めになるんですがこちらにしました。
スイッチとは手も小さいので深爪の人は操作しづらいかもしれません。
明るさは見た通り結構明るめだと思いますが好みがあるので参考程度にして下さい…。
■音
GELIDファンと同じくらいに静かだと思います。
■風量
静かですが微風という感じでもなくそれなりにあるみたいです。
詳しくは動画で確認を!
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ここからは本来の目的である、ケースファンとしての使い方ではないので役に立たないかも…w。
■エアフロー
ケースはZ9 Plusを使ってるんですが、
今のエアフローがリアから吸気していて天板の中央から排気するという変な感じになっているんです。
勿論、CPUクーラーも通常とは違う逆向きに取り付けているので左から吸気するように設置してます。
この辺のネタはブログに書いて升野でよかったら見てください。→ ブログはこちら
そんな感じなので夏場を乗り越えるために、フロント吸気→リア排気という
分かりやすいエアフローに変更しました。
■CPUクーラーに取り付け!
CPUファンに付属しているファンクリップ(材質はピアノ線?)では取り付けられないので
ホームセンターにファンクリップと同じ直径のピアノ線を買いに行ったんですが売ってなかったので
仕方がないのでステンレス製の0.9mmのものを買って自作しようとしてたんですが
すぐに曲がってダメでしたw。
なのでとりあえず、一次しのぎとして輪ゴムで固定したんですが割といい感じですw。
ファンとヒートシンクが接触するところに小さなゴムシートを貼り付けて防振対策をしました。(画像7左下)
■ツインファンの効果は?
ツインファン状態の時と、今回取り付けたフロン側のファンを停止させて
リア側に取り付けたCPU付属のファン(風の流れは←です)だけの場合の
CPUコア温度をそれぞれ計測しました。
(※室温28℃)
ツインファン状態 36℃前後
リア側ファンのみ 38℃前後
CPU付属ファンをリア側だけに取り付けて吸気として利用しようと思ってたんですが
リア側のファン1つでは心許ないのでフロント側に薄型ファンを増設したというのが本音なんです。
なので冷却効果は1~2度下がればいい程度しか思ってませんでしたが、
ツインファンだと2℃程下がりましたのでそれなりに効果はあるみたいですね。
----------------【追記レビュー 2013.07.13】----------------
ファンを輪ゴムで取り付けていましたが一本切れました。
熱で切れたのかフィンで切れたのかは不明ですが真似される方はご注意ください。
----------------【追記レビュー 2013.07.18】----------------
これ用のファンクリップを自作しました。
「ETS-T40-TBに取り付けた薄型ファン(SLIM12PL)用のファンクリップを自作するの巻」