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inateck ua1001

[その他PCパーツ]
Inateck

UA1001 [Inateck HDD/SSD用SATA変換アダプタ]

購入価格:¥0 購入日:2014年12月22日 購入店:提供品
閲覧者(660) 2014/12/23

満足度:5 star rating

価格 星

使い捨てライターサイズのSATA変換アダプタ

コンパクト

軽過ぎてケーブルに持っていかれる

この製品はレビューをすることを条件にInateck社から無償提供されたものです。


【付属品】
本体 大きさ 2.0 x 7.0 x 1.3(厚み) cm
USB3.0ケーブル 長さ 120 cm、外径 6 mm
ACアダプター 大きさ 5.0 x 8.0 x 3.5 cm 、ケーブル長 150 cm 、12V 、2000mA



多岐に渡る接続機器

接続できる機器が多岐に渡るので手持ちのSATA接続の機器、SSD、2.5インチHDD、3.5インチHDD、
DVDドライブ、ブルーレイ(BD)ドライブを接続してみました。
接続方法は最初にUSB3.0ケーブルのみで接続し、その後、ACアダプターを接続するという方法です。
※スリムドライブはコネクタの形状(slimline SATA)が異なるので取付できません。

ACアダプターのみを接続した状態でHDDを接続したらLEDは点灯せずに
更にUSB3.0ケーブルを接続したらLEDが点灯しHDDが起動しました。
次にUSB3.0ケーブルのみを接続するとHDDなどを接続していなくてもLEDは点灯しました。
ということでUSB3.0を接続すると電源オンになる仕組みみたいです。
※ 先にレビューされていた、ぶっちさんのレビューをヒントに確認しました。m(_ _)m

SSD、2.5インチHDD

SSD(2.5インチHDD)をUSB3.0ケーブルのみの接続してみたんですが、
1秒ほどで”ピコッ”と鳴ってすぐに認識されて読み書きも特に問題ない感じでした。

3.5インチHDD

3.5インチHDD(HDS721032CLA362)もUSB3.0ケーブルのみの接続してみたんですが、
デバイスマネージャでは認識されていましたがエクスプローラーでは表示されませんでした。
なのでその状態のままでACアダプタを接続してみたんですが状況に変化は無く、
本体を繋ぎ直したらすぐに認識して読み書きできるようになりました。

DVDドライブ

DVDドライブもUSB3.0ケーブルのみの接続してみたんですが、
トレイに開閉までは行えましたがデバイスマネージャ、エクスプローラー共に認識しませんでした。
ACアダプターを接続して本体を繋ぎ直したらすぐ認識して読み書きできるようになりました。

BDドライブ

BDドライブもUSB3.0ケーブルのみの接続してみたんですが、
本体のLEDすら付かない状況でトレイの開閉すらできませんでしたが
ACアダプターを接続して本体を繋ぎ直したらすぐ認識して読み書きできるようになりました。
上記のような感じだったのでACアダプターは接続できる状況なら接続していた方が良さそうですね。


ちょっと気になったこと

大きさは使い捨てライターを1 cmほど短くした感じの大きさでこの手の製品にしてはとても小さくて
軽い(約15g)ので何も取り付けていないとUSB3.0ケーブル(約57g)に引っ張られて動いてしまいます。

また、本体に何も挿さずにコネクタ部分を手で折ろうとしてもなかなか折れないと思いますが、
SSD等を取り付けて””の字に曲げると”テコの原理”で折れやすいと思うのでその点だけは取扱注意ですね。

あと、コネクタの位置が接続機器(光学ドライブを除く)のコネクタの位置より
若干(約1mm)ほど高いので底面がどうしても面一(ツライチ)=真っ平らにはなりませんね。


SSD M4 ベンチ計測

Windows 7

まず、SSD(M4)をWindows 7 に USB3.0ケーブルのみで接続して
ベンチマークソフト CrystalDiskMark (version.3.0.2)で計測してみたんですが、
シーケンシャル・リードは 30MB/s台の速度しか出ずに
本来のポテンシャルの10分の1以下の速度しか出ませんでした。
なのでマザー(BIOSTAR TZ77XE4)付属のUSB3.0のドライバを削除してインテルのサイトから
適当にドライバー(USB_3.0_Win7_1.0.9.254)をダウンロードして
インストールしたらそれなりにスピードが出るようなりました。

Windows 8.1

Windows 8.1では標準でUSB3.0のドライバーが入っているらしいので
接続したら最初からそれなりのスピードが出てました。

あと、接続しただけではCrystalDiskInfoで認識されなかったですが、
CrystalDiskInfoを再起動させたら認識されました。


基板温度

分解するつもりはまったくなかったんですが、
SATAコネクタの横のところを押し込んだら思いのほか簡単に”カパっ”と開いたので
ついでに基板の温度を計測してみました。(o^-^o)
尚、分解すると保証がなくなりますし、危険なので絶対にマネしないで下さい。

計測には「赤外線放射温度計AD-5617を利用したんですが、
裏面のよく分からない半導体が一番高温で31℃(室温11℃)ほどありました。
単純に室温プラス20℃とはならないでしょうが、夏場にどのくらいまで熱くなるのか気になるところです。


総評

まず、ホットスワップ対応ということで抜き差しが簡単なのがいいですね。
小さくて軽いが故にUSBケーブルに引っ張られるという残念なところもありますが、
小さいのでケース内に設置してオリジナルのホットスワップベイなんかも作れそうですし、
自分が持ってる、5インチベイの無いNZXT H440などのケースにはもってこいの製品ですね。