PAVIKE 卓上ミニバイス 購入レビュー

投稿日:2025/12/1 更新:2025/12/1 コメント 0件 工具 , , ,


アマゾンで「PAVIKE 卓上ミニバイス クランプ式卓上万力 作業台用小型万力 クイックリリース式/2-in-1機能 金属加工 木工 宝飾製作 ワークショップ ガレージ用」を買ってみました。価格は2,899円(これより5%引)。

 

PAVIKE 卓上ミニバイス 購入レビュー

ビニールでシュリンクされている商品だと中古品でない可能性が高いのでいいですよね。

ぎちぎちに詰まっていて反対側から押さないと出せませんでした。

梱包がやけにオシャレで丁寧なんですが壊れない程度にしてもうちょっと安くしてほしいですね。

金属製のピン(14本)とカバー。ピンの材質は不明ですが磁石には付かなかったのでステンレスじゃないかと思います。

ピンの長さは 約 25 mm。

外径 約 3 mm。

固定するパーツを傷をつけたくない場合に樹脂ラバーをセットして使う感じです。

ずっしりと重いので材質はアルミだと思います。

土台の軸は全ネジになっており、軸はナットが無くても固く止まっていたのでこのナットの意味がよく分からなかったんですが、おそらく土台に締め付けることでより強固に固定されるんじゃないでしょうかねぇ。

ネジ山にはネチッとしたものが付着していました。もしかしたらそれで軸が固く止まっていたのかも知れません。

上部パーツの固定金具を付けてL字に曲げてから回したら土台から外せました。それくらい固く止まっていました。

固定の仕組みがよく分からないと思いますが、ネジを締めることで右の丸いパーツが左のパーツの凹みに押し付けられて固定されます。

 

どこを保護する目的なものか分かりませんがコの字型(樹脂製)の養生パーツが付いていました。

土台のネジをしっかり固定してから上のパーツを逆に回すと土台と分離できます。

外せない時は下図のようにL字に曲げてやると外せると思います。

土台のネジ径はカメラ等で使われている1/4インチ(6.25mm)のネジ穴かと思っていたんですが 約 8 mm だったので違っていました。

1/4のネジが使えれば三脚とかにもセットできたのに残念です。

両端にある丸いパイプだけが磁石が付いていました。それ以外の部分はたぶんアルミかそれ以外の材質だと思います。

向きを変えて取り付けてみたんですが何かに使えそう。

キズ防止だと思いますがローレット加工のつまみには樹脂製のワッシャーのようなものが付いています。

つまみの外径(約8mm)が細いので結構回さないと開閉できないのが地味に面倒ですし、ツマミがちょっと重たいので素早く回せないので使いにくいです。

ツマミがある方には十字にスリットが入っており、丸いものを保持しやすくなっていますがかなり浅いので径が大きいものはあまり意味を成しません。

ネジが外れる寸前まで開くとこのくらいまで開けます。

変わった使い方を一つ紹介しますが、下図は4点芯棒を立てて中央に細径ドリルを挟んでいます。

ドリルを基板の穴に挿して乗せたりもできます。因みに下図はランド型のシール基板を貼り付けている作業をしているんですが穴がズレないようにするためにこのように使ってみました。

底面に貼るゴムシート(4枚)。

重さは上部パーツが54g。

土台を含めると138g。

 

 




感想

全体的な作りは価格に見合ったシッカリした製品だと思います。

残念なポイントは、土台の固定ネジが力を入れにくい構造なのでしっかりと固定したつもりでもすぐに動きますし、あと水平にきっちり固定できないのでなんか使いにくいです。

あとネジが重たいのでスルスルスルッと回せないのが地味にストレスです。

バイス・オン・バイスで使う方法は出っ張りがあるので固定向きに制約があるように思ったんですが、底面のL字になっている部分を固定するようにすればこの問題は解消しそうですね。

木製の洗濯ばさみを穴に差し込めるように加工して取り付けてみたんですが、距離を微調整できるのでケーブルの半田付けするには便利な気がします。

最初は買って失敗したと思っていたんですが細かいパーツを作業する際はこれに挟んで手に持ってやると便利なシーンもあるので出てきたのでまぁ買って良かったとは思っています。ただ、土台なしのものが1500円くらいであったのでそちらでよかったです。

 

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