E-Value タップダイスセット EV-20TD 20PCS 購入レビュー!

投稿日:2023/3/18 更新:2023/7/14 コメント 3件 工具 , , , , ,


M3のダイスが欲しかったんですがねじ切りタップ&ダイスのセット品がコメリで2千円ほどで売られていたので買ってみました。

 

E-Value タップダイスセット EV-20TD 20PCS 購入レビュー!

壁に掛けられるように持ち手付きです。

樹脂パネルをスライドさせて開けるケースなんて最初は使いにくいなぁ~とか思ったんですが、使ってみたらそんなこともなく、厚みが約22mmと薄い割にはしっかりとしているので立てても収納できるので意外に使い勝手がいいです。ただ、あとテープで両端を止められていたんですが剥がしにくかったです。

さび止めの為だと思いますが油まみれです。

ぱっと見はサビているようには見えませんでしたが、一部油が茶色く変色していたのでちょっとサビているのかも知れません。

 

アサヒペンのパーツクリーナーで洗浄してKURE 3-36を塗布して拭き上げ、ケースは食器用洗剤できれいに洗っておきました。

アマゾンのレビューには電話番号の下に「MADE IN JAPAN」と記載されていたんですがそれがないので原作国は中国かどこかなんでしょうね。

M10タップのネジ山の一部が潰れていましたがそれ以外は問題ない感じでした。

 

 




ダイスでM4のネジ山を作ってみた

タップは使ったことあったんですがダイスでちゃんとネジ山は作ったことなかったと思います。

最初はバイスで手持ちで作業しようとしていたんですが片手だと難しいですね。

それでアストロプロダクツのリードバイスを買った訳です。

3/4回して1/4戻るって感じで切っていくようです。あと油を指しながらやった方がいいみたいなので「エーゼットオイル」を使用。

ダイスハンドルにダイスをセット。

向きによって刃の付き方が異なっていますがどっち向きで使用するとか記載されていなかったのでまずはこちら側に銅丸棒の先端をセットしてやってみました。

先端を面取りしていなかったというのもありますが、この向きだと食い付くまでハンドルからズレ落ちやすいのでやり辛いですね。

反対面からだと刃が無い部分があるためにハンドルからズレ落ちずにやりやすかったです。

思いのほかきれいにネジ山が切れました。

M4ナットも問題なく付けられました。

 

 

タップでM3のネジ穴を開けてみた

モノタロウでM3の下穴用に2.7mm径ドリルをゲットしたのでそれで開けます。

右のはんだ付けする時に補助する土台に開けました。

材質はよく分かりませんが鉄よりは柔らく鉛よりは硬い感じのものです。

タップをハンドルセットしてネジ山を作ります。

こちらもキレイにネジ山を切ることが出来ました。

DIYで使用するには十分だと思います。

 

3 件のコメント

  • 下穴ドリルですが、M3だとちょっと大きいですね。「ネジサイズからピッチを引く」と下穴サイズになります。

    (スパイラルタップとポイントタップの場合)
    ネジサイズ-並ピッチ→下穴径

    標準(並目)ネジ
    M3×0.5 → 3 – 0.5→ Φ2.5
    M4×0.7 → 4 – 0.7→ Φ4.2

    ちなみにダイスの目安外径は
    ネジサイズ-0.1です。

    画像の材質は「ダイカスト(鋳物)」ですね。加工のしやすさ的には

    非鉄金属(アルミ、銅)<ダイカスト<鉄、ステン

    といった感じです。

    • 流石にお詳しいですね。

      なるほど。
      ネジのピッチさえ分かっていれば
      下穴径は分かるんですね。

      全く知りませんでしたので
      とても参考になりました。(o^-^o)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です