旧PC環境でブルースクリーンを連発するようになったので
メモリ交換や再インストール、BIOS更新などをやっても原因究明できずに
ついに諦めてこのH67マザーとCore i5-2500Kとセットで交換することにしました。
■このマザーボードを選んだ理由
H67・・・・・・・オーバークロックしないから
PCIスロット・・・地デジチューナーがPCI接続だから
eSATA・・・・・・外付けHDDがeSATA接続だから
HDMI端子・・・・テレビと併用しているから
SATA3.0・・・・・SSDにシステムをインストールしているから
MicroATX・・・・別のケースに移植しやすいから
LED・・・・・・・ボードにLED(グリーン)が付いているから
■付属品
オール日本語マニュアル
DVD-ROM
ASUSのロゴシール
SATA6.0Gb/s 2本(片方L型)
SATA3.0Gb/s 2本(片方L型)
I/Oパネル
ultra DMA 133/100/66ケーブル
2ポートUSB2.0/ 1ポートeSATAモジュール
Q-Connectorキット
■BIOS
BIOSのバージョンは 2103 でしたがバージョン 2302 にアップデートしました。
それと時刻が数分ズレてましたので修正しました。
初期設定のEZ-Modeは分かりにくかったのでAdvance-Modeで利用してます。
使い勝手は従来のBIOSと同じように感じで使いやすいです。
特に気に入ったのはUSBメモリーを指してファンクションキーのF12を押すと
画面を保存できるのはとても良かったです。
■不具合?
HDMI接続のテレビ AQUOSLC-26GH5のスピーカーでは一部のシステム音が鳴らないまたは途切れたり
音が小さい等の不具合?がありました。尚、映像や音楽の音声についてはまったく問題ないです。
テレビのヘッドフォン端子につないで場合にもまったく問題ないです。
鳴らないシステム音のファイルを直接再生させても同様の不具合が出ました。
■その他
暫く使ってみないと分からないので安定性などについてまたレビューしたいと思います。
■旧PC環境
CPU:Athlon II X4 640(3.0GHz)
M/B:MSI890GXM-G65
MEM:CorsairCMX4GX3M2A1333C8(DDR3 PC3-10600 2GBx2)
SSD(OS):Crucial m4CT064M4SSD2(64GB)
HDD1(data):WD Caviar Green 2TB (WD20EARX)
HDD2(data):WD Caviar Green 1TB (WD10EADS)
cooler:KABUTO(SCKBT-1000)
OS:Windows7 Pro(32bit)
PCI:GV-MVP/HX2
CASE:ZALMAN Z-9 Plus初期不良編改造編
電源:ENERMAX ECO80+EES350AWT
■新PC環境
CPU:Core i5-2500K
M/B:P8H67-M EVO REV3.0
MEM:CorsairCMX4GX3M2A1333C8(DDR3 PC3-10600 2GBx2)
SSD(OS):Crucial m4CT064M4SSD2(64GB)
HDD1(data):WD Caviar Green 2TB (WD20EARX)
HDD2(data):WD Caviar Green 1TB (WD10EADS)
cooler:KABUTO(SCKBT-1000)
OS:Windows7 Pro(32bit)
PCI:GV-MVP/HX2
CASE:ZALMAN Z-9 Plus初期不良編改造編
電源:ENERMAX ECO80+EES350AWT
【追記 2012.03.16】
システム音の不具合で新しい情報です。
どうもiTunesやGOM Playerを起動させて再生させているとシステム音は問題なく鳴るみたいです。
ソフトを終了させるとまた鳴らなくなりますので。
【追記 2012.4.10】
■システム音の不具合について
メーカーに問い合わせしたところ以下のような回答がありました。
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本製品のHDMI Audio出力を利用した場合にシステム音
(おそらくクリック音などの短い音でしょうか?)が鳴らないあるいは途切れるとのことですが、
状況から不具合ではなく、ご利用の機器側との接続方法に起因する問題であるものと存じます。
一般にWindows側の持つシステム音(クリック・ナビゲーション等)は
その性質上極めて再生時間の短い音声ファイルとなっておりますが、
こうした音声の再生をHDMI AudioやS/PDIFといったデジタル接続で再生させる場合、
受け取り側の機器の再生開始が信号の解釈完了までの遅延時間の影響で
音声の先頭部分が途切れる場合や音声の再生を遅延させる動作となる場合には
再生完了後Windowsが音声再生の停止命令を即時に発効するため
再生途中の音声の終端部分が途切れてしまうといった結果となります。(一部抜粋)
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以前使っていたギガバイトのGA-MA785GM-US2H(Rev.1.0)やmsi890GXM-G65では
まったく同じ接続方法で問題なかったのでメーカーに改善して欲しいです。
■一ヶ月ほど使用してみての感想
ブルーバックスクリーン等のエラーは一度も無くとても安定してますが
細かいトラブルは以下の通りです。
(1)スリープから復帰後に大きく開いていたウィンドウが小さくなっていた(画面サイズの8割位のウィンドが6割程度に)。
(2)スリープから復帰後にサイドバーガジェットのソフト(3つ)が左上隅に集まっていた。
(3)スリープからの復帰に5~30秒ほど掛かる。
(4)起動してすぐのアクションセンターの表示がおかしい。(画像あり)
(5)起動するとネットに繋がらなくなることが五回に一回ほどあった。
(※WindowsのFireWallが自動で有効にならないし、手動でも有効にならない。画像あり)
(5)の不具合はセキュリティソフトのアバスト!7との相性みたいです。
アバスト!7の設定→トラブルシューティングの「他のシステムサービスをロードしてから
アバスト!のサービスをロードする」にチェックを入れてから起こっていません。(4/1から設定)
--------------------------------------【追記 2012.05.05】--------------------------------------
新しいBIOSのバージョン3207が出ていたのでシステム音の不具合が解消されているか
試すために更新してみましたが結果的にはシステム音の不具合の解消には至りません。
ところが使用可能メモリが2.91GBから3.41GBに上がってました。
おかげでエクスペリエンスインデックスのメモリに数値が良くなってました。
ただ同時期にチップセットドライバ(ver.9.3.0.1019)も更新したのでどちらが原因かは不明。
[エクスペリエンス・インデックス比較]
プロセッサ 7.5
メモリ 5.5 → 7.6 ※BIOS3207に更新後
グラフィックス 6.3
ゲーム用グラフィックス 6.3
ハードディスク 7.9
備忘録としての EZ Flash2 によるBIOSの設定手順
【1】
最新のBIOSファイル(P8H67-M-EVO-ASUS-3207.ROMなど)をダウンロードしてフォルダ内の
ファイルのみをUSBメモリに保存しておく。
EZ Flash2はFAT16かFAT32でフォーマットしかサポートしないのでファイルシステムを確認しておく。
またUSBはマザーに直接挿す(おまじない)。
【2】
再起動してDeleteキーを押してBIOS設定画面に入る。
EZ Modeの場合は「Exit」を押してAdvanced Modeにする。
【3】
「Load Optimized Defaults」を選択してロードします (おまじない) 。
設定を変更しているときはメモしておくといい。
【4】
Toolメニューの「ASUS EZ Flash2 Utility」を選択し起動する。
【5】
更新するBIOSファイルを選択し「Do you want to read this file?」と聞かれるので
「OK」を押してUSBメモリからの読み込みを開始させます。
尚、この読み込みに約10秒ほど掛かるのでじっと待つ。
【6】
読み込むと「Do you really want to update BIOS?」と念を押されるので
「OK」を押すと更新が開始されます。
更新時間は約1分ほど掛かりました。
【7】
無事に更新されると「Update successfully! System will be reset?」と
表示されるで「OK」を押す。
【8】
再起動してPOST画面からBIOSに入る
or reset the system to prevent system boot up failure.」と表示される。
「OK」を押すとまたBIOS更新のプログレスバーが表示されて更新している模様?
その後、BIOS画面がバージョンを確認すると3207になっていたので問題ないようです。
【9】
「Load Optimized Defaults」を選択してロードして好みの設定に戻して完了。
BIOSのアップデートにはリスクが伴いますので自己責任で行って下さい。