アルゴファイル アルティマ7 購入レビュー ART107 電動研磨機
投稿日:2025/11/3 更新:2025/11/3 コメント 0件 工具 ART107, アルゴファイル, アルティマ7, ストロークサンダーアルゴファイル(Argofile)のフィードバック機能搭載ストロークサンダー「アルティマ7 ARTIMA7 ART107」を買ってみました。価格はアマゾンで10,973円。
アルゴファイル アルティマ7 購入レビュー ART107
プロクソンにも似たような製品がありますが、プロクソンの動きはワイパーのような横の動きに対し、この製品は前後に動きます。ハイコーキの電動のこぎり「セイバーソー(CR18DA)」をめっちゃ小さくした感じです。
内箱を取り出す際に取っ掛かりがなくかなり苦労しました。
購入する方は両方を開けて押した方が圧倒的に速くきれいに開けられると思います。
箱にはゴムスタンドなどの使用しないパーツを入れたままにしておきたいので捨てずに保管するんですが、兎に角、取り出しにくいのでテープを貼ったり、丸い穴を開けて持ち手を作るかした方がストレスが無くなります。
また、内箱をしまう時に反対側の閉じてからやると引っ掛かって最後まで入れられないのでテープで固定しておきました。
仕様
サイズ:(最大) 30Φ× (全長) 187(mm)
重量:89g (本体のみ)
入力:AC 100-240V 50/60 Hz
出力:12V 0.5A
振動数:1,000~5,000 往復/分 (無段変速)
ストローク:3mm
付属品は、アルティマ7本体、定規、ゴムスタンド、アタッチメント、ACアダプタ、紙やすり(10枚)、取扱説明書。
まずは付属品を紹介します。
各部名称。
保証期間はたったの3ヶ月しかありません。
紙やすり(240番)は両面テープが貼られているのでカットしてそのまま使えます。
アルティマ定規。
よく見ると樹脂が盛り上がっていたりして作りはあまりよくないです。
厚みは2mmほど。
定規に厚みがあるので線を引かずに直接カットするのはちょっとやり辛い感じです。
ゴム製スタンド。
本体を乗せた時にガタつきもなく収まりが良いです。
ACアダプターはプラグの形状が3.5mmモノラルプラグでかなり変わった仕様になっています。「型番:ARA1051」として単品でも売られているようです。
何故か差込口が外れます。なんか充電器のような感じですがここの設置するようなものはないので謎です。ただ、プラグを外して収納できるので地味に便利でした。
型番:6A-061WP12 出力:12V、0.5A
ACアダプターをコンセントを挿すと普通に電気が流れます。12V(0.5A)だから大したことはないんですが手が濡れていたりするとビリビリするかも知れません。
アルティマ用先端アタッチメント(9種)です。右の2つは軸経2.35φ、3.0φの工具が取り付けられるコレットチャックです。
アルティマ用先端アタッチメント(9種)は「ARB09ST」という型番で売られていますが2000円くらいします。
軸径はすべて 約 5 mm。
装着部には1mmほどの突起があり、その部分を含めると7mmほどになります。因みに突起部分の厚みは 約 1.5 mm。
コレットチャック。
取り出しやすいように背面に穴が開いています。
イメージしやすいようにカッターナイフの大と小を置いていますがかなり小さいで使いやすそうです。
プロクソン ハンディマルチルーター No.28473との比較です。
Panasonicの電動ドライバー「EZ1D11S-B」との比較。
スタイリッシュでカッコいいですね。
細長いスリットが開いていますが放熱用な通気口です。
イヤフォンとかと同じ 3.5 mm モノラルジャック。
オンオフスイッチを兼ねたスピードコントロールダイヤル。
フックに掛けられるような穴もあります。
謎の部品が付いていましたが多分、先端を保護する奴だと思います。
取り付けローレットの外径は 約 11 mm。
ローレットを付けるネジ山外径は 約 9 mm。
穴径は 約 5 mm。
スリットの幅は 約 1.5 mm。
アタッチメントの突起は回転系の工具じゃないのでなくてもいいような気がしますが、このスリットがあるお陰で常に一定の角度で固定できるので便利といえば便利です。
先端の黒い部分はラバー(ゴム素材)なので滑りにくいですし、細いので持ちやすいです。
テーブルにおいてもアタッチメントが付くことはないので個人的にはスタンドは必要ない感じです。
使ってみた感想
電動だとガンガンに削れる印象ですがしょせん紙ヤスリなので速くしてもそれなりにしか削れません。ただ、めっちゃ楽ですし、コーナーとかの正確なヤスリ掛けもできます。
何気に一番気に入っているのが手が汚れにくいところです。手でヤスリ掛けすると汚れた手で他の工具も一緒に汚れてしまうのが嫌だったんですがそれがほぼ無くなったのは本当にありがたいですね。
動作音は徐々に速度を上げていくほど高音になる感じです。最速にすると甲高い音がしますが、そんな速くしなくても削れるので静かに使えます。ただ、遅いと対象物と一緒に動いて削れにくいことがあるのでその時は速くする感じで使っています。
時々回転数が変わる音がするんですがそれがフィードバック機能が効いているんだと思います。安物のホビールーターとかだとトルクが掛かるとよく止まりますがでこの製品は圧を掛けるターボだ掛かる感じで削れるので気持ちいいです。先端パーツは個人的には狭い長方形(ARB02)だけで十分な感じですね。
個別スイッチのある電源タップに繋いで使っていますが、出力状態のままスイッチを入れてしまうことがあったんですが、電源を入れて1テンポ遅れて動き出す感じなのがちょっと気持ち悪いです。
感想をまとめる以下のような感じです。
- 思ったほどガンガンには削れない。
- ケーブルが細くて取り回しがいい。
- 手が汚れづらい。
- スイッチが後ろにあるのでオンオフがちょっとやり辛い。
- ACアダプターのプラグを分離したり、ケーブルを外せるので収納しやすい。
- かかとの角質処理などにも使える。
- 買って良かった。

































































