ドリルチャック式のヤスリハンドルを作ってみた!

投稿日:2025/12/14 更新:2025/12/14 コメント 0件 工具 , , , , ,


3mm径と5mm径などの複数の径に対応したヤスリの柄(ハンドル、グリップ、持ち手)が欲しいので色々と探してみたら、手持ちの使っていない工具で作れそうだったので作ってみました。

 

ドリルチャック式のヤスリハンドルを作ってみた!

六角軸のビットを装着できるドライバーグリップは色々と販売されていますが、ほとんどの製品が差し込むだけです。

ドライバーやドリル等の回転系のビットならそれでも問題ないんですが、今回はヤスリを取り付けて使用するのがメインなので引いた時に抜ける機構はダメなので差し込みがスリーブ式のものかドリルチャックのような形状が好ましいんですよね。

それで作ったんですが、使用した工具はスリーブチャック式のビットホルダー「サンフラッグ ワンタッチホルダー No.WH-635」と「E-Value 小型ドリルチャック 6.5mm用 EDCK-02BP」、あと柄には「ヤマグチ ヤスリ柄小108MM E-S」を使用しました。

柄だけは「ヤマグチ ヤスリ柄小108MM E-S」を買いました。価格はDIY FACTORY ONLINE SHOP(楽天)で139円。

全長は108mm。

穴径は4.5mmほど。

先端の金具は凹みで固定されているだけなので凹みの部分を削ってフラットにすると簡単に外せますし、力づくで引っ張っても外せると思います。

穴を対辺6.35mmのビットがいい感じに保持できるように大きさに拡張します。

ドリルは5.5mmから徐々に大きくしていき、最後は6.5mmのドリルを斜めにいれて拡張しました。

口金は高儀の面取りカッターで処理。

このままで回ってしまうことがあるので接着剤で固定してもいいんですが、外せるようにネジで固定するようにしました。ただ、最初はネジ1個で固定していたんですがそれだとネジに押されてビットフォルダーの角度が微妙に変わってしまって見た目が悪いので両方から固定しました。

丁度凹みの部分でネジ止めすれば完全に抜けなくなりますし、回転もしないのでこれだけで十分なようです。

最初は奥まで差し込んだ状態で柄の方に穴を開けて固定しようと思っていたんですが、木部にネジ穴を開けて固定すると何度も開け閉めししている内にバカになりそうだったので先端金具を噛ませて固定しました。因みに凹みで固定しなくても問題なく使えました。

ちょっと頭デッカチですが、ドリルチャックを装着すれば1.5~6.35mmまで丸軸のヤスリを固定できます。

総重量140gほどと結構重たいんですが逆に重さがある方が思いのほか作業しやすいです。

軸径5mmの「ツボサン ブライト900スーパーソーヤスリ平 117 x 22 x 6 mm HI105B2」なども装着可能です。

当然、六角軸のドリルやビットも装着できますが回転を止める機能が貧弱なので高トルクな作業は無理だと思います。

ドリルチャックは使い回すのでビットホルダーを介して取り付けますが、この用途でしか使わない場合は直接、ドリルチェックを取り付けても構いません。

ドリルチャックに六角ビットを取り付けることも可能です。

以下のような商品なら自作しなくても希望に沿った使い方が出来そうです。

 

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