Windowsの起動やスリープなどの履歴を調べてみた!
投稿日:2017/7/19 更新:2020/10/4 コメント 0件 Windows Windows 10, イベントビューアー, イベントビューワー発端
夜寝る前にTMPGEnc Video Mastering Works 6(以下、TVMW6)のバッチエンコードツールでH.265にエンコードしていたんですが4時間程度で終わる予定だったのに朝起きても終わってないのでおかしいなあ~とイベントビューワー(イベントビューアー)でスリープに関するシステムのログ(Power-troubleshooter)をみても過去12時間にスリープ移行した形跡がなかったのでちょっと詳しく知べてみました。
Windowsの起動履歴を調べる方法
Windowsの起動やスリープなどのログ(記録)はイベントビューワーに残っているんですが、それがどこにあるかがよく分からないのでクグッたら下記のサイトに知りたい情報が詳しくありました。イベントビューワーでイベントIDのところに「6005,6006,6008,6009,42,1,12,13」の数値を打ち込むとログ(結果)が表示されます。
参考サイト:Windowsの起動と終了の履歴を確認する方法
イベントソースのところに「Power-Troubleshooter」だけ指定するとスリープ状態になった時のイベントが表示されないので「Kernel-Power」や「Kernel-General」も選択しておくといいかも知れません。
数値の意味は表にある通りだそうです。
イベントID | ソース | 概要 |
6005(7001) | EventLog | 起動時 |
6006(7002) | EventLog | 正常にシャットダウン |
6008 | EventLog | 正常にシャットダウンせずに終了 |
6009 | EventLog | 起動時にブート情報を記録 |
42 | Kernel-Power | スリープ状態になったとき |
1 | Power-Troubleshooter | スリープ状態から復帰したとき |
12 | Kernel-General | OS起動時 |
13 | Kernel-General | OSシャットダウン時 |
参考サイト:【Windows10,8,7】PC起動とシャットダウンの時刻ログを調べる方法
参考サイト:Windows イベントログ ID 一覧
ただ、Windows10の電源オプションで「高速スタートアップを有効にする(推奨)」にチェックが入っている場合は高速スタートアップがスリープ扱いになるためにカッコ内の数値になるそうです。
原因判明
開始して一時間くらいでアプリケーションによりスリープ移行していました。完全に忘れていたんですがピクセラの地デジチューナー(PIX-DT460)を導入してから「SleepTool (Ver 6.1.2)」というソフトで録画後にスリープ移行するように設定していたんですがそのソフトの設定が原因でした。
録画後にスリープ以降する設定のほかに、45分間、マウスやキーボードの操作がない場合にもスリープに移行するように設定していたのでバッチエンコード中にスリープに移行してしまったということです。ただ、バッチエンコード中にはスリープ移行しないようにスリープ抑止プロセスに指定していたつもりだったんですがそれは体験版のTVMW6であって製品版のTVMW6ではなかったのがこのような事に陥った理由でした。そして朝になって録画予約で起動したPCとともにエンコードが再スタートしていたということです。