使い掛けのシリコンシーラントが再利用できるか確認してみた!
投稿日:2023/3/23 更新:2023/3/23 コメント 0件 工具 シリコン, シリコンシーラント, シリコーン, 保存方法, 固まる, 工具2年以上前に使用して放置していたシリコーンシーラントがあったのでまだ使えるかどうかを調べてみました。尚、手持ちにあるもので試しただけなのですべての環境で同じ状況になるかは分かりません。
1本目 「コメリ」ブランドのシリコンシーラント (コニシ製)
2年ほど前に使用したものと思いますが、中身は1/3ほど使用しており、マイナスドライバーを挿してどこまで固まっているか調べたところ、5cmほどのところにまだ固化していないシーラントが残っているみたいです。因みに先端ノズルの付ける部分は破損して行方不明です。
穴径は約15mmほどあるんですが、シーラントが固まっていないところまで穴を開けて溜まったシーラントをその穴を通してやる作戦なんですがドリルを使いたくはなかったのでなにかいいものはないかと探したら、以前、NZXT H440に筋交いを付けた時に利用した「株式会社マコト No.8675 伸縮ツッパリ棒 XL/白」がちょうど外径13mmとぴったりだったのでこれを使ってみました。
パイプカッターで使いやすい長さにカットして利用したんですが、つっぱり棒にはエンドキャップが付いているので押し込む時に痛くないというメリットもありました。
深さが分からないと作業し辛いので目盛りを付けておきました。
あっという間に5cmほど挿入。
一度、引き出してみると固体化していないシーラントを確認。
道が出来たのでコーキングガンに装着して中身を押し出してみました。
ちょっとだけ出てきましたがあまり残っていなかったみたいでこれ以上押し出すことは出来ませんでした。ただ、この方法を使えばある程度残っていれば使えるテクかも知れません。
2本目 4年物
コニシのボンドシリコンコークという使い掛けのシーリング材もあったのでそちらでも試してみました。
2018年製なのでたぶん4年近く前のものなると思います。
底はマジックで記したところにあったので半分ほど残っていました。
先端ノズルにウエスを付けたまま放置していたのでそれごと付いていました。
ノズルが固着しているみたいでプライヤーで外しました。
穴径はコメリブランドのものと同じ 約 15 mm。
ネジ穴径は 約 21 mm。
ノズル外径は 約 25 mm。
取り敢えず引っ張ってみました。
完全に固化していますね。
ドライバーをいくら奥まで差し込んでもカラカラに固まっているみたいで無理っぽいです。
手の力は入っていかないので電動ドライバー(DS18DD)に装着してやってみました。
少しずつ掘り出し中。
なんか北極かどこかの地層を調べているような感覚ですw。
結果的には中身がすべてが固化していて再利用は無理でした。さすがに4年も放置すると完全に中身まで固まるようです。