ハイコーキ 急速充電器「UC18YKSL」を有孔ボード(壁)に固定してみた!
投稿日:2023/2/24 更新:2023/2/24 コメント 0件 工具 HiKOKI, ハイコーキ, 充電器, 固定, 壁, 工具所有しているハイコーキの急速充電器(バッテリーチャージャー)は壁に固定できないんですが、本体にネジ穴等を開けずに有孔ボード(パンチングボード、穴開きボード)を介して壁に固定してみたのでその方法を紹介します。
HiKOKI 急速充電器「UC18YKSL」を固定する方法
DS18DD(2BG)に付属していた急速充電器「UC18YKSL」を利用します。
裏面にはネジ穴が開いているだけなので充電器本体に加工をしないとこのままでは壁にしっかりと固定することは難しいです。
裏面のネジ穴は、内径 約 7.3 mm、深さ 約 8.0 mm (右下のみ 約 18.0 mm)ほどあり、この穴を利用すると分解しなくてもかなりの強度で固定できます。尚、内径には誤差があるようでワッシャーの外径7.8mmのものまで利用できたので8mmも行けるかも知れません。
因みにネジにはT20のトルクスドライバー(星形)で開けられます。
固定には下図のようなゴムにネジとナット(ワッシャー)をセットしたパーツを使います。
ネジを締めていくナットがネジ頭の方に移動してゴムが押し潰され、行き場を無くしたゴムが横に広がります。この広がる現象をネジ穴の中で起こして固定します。
ゴムは取替式のパンチ(8mmと3mm)を電動ドリルにセットして自作したもので、使用したゴム板は「光 ゴムシート KGR10-10」というものです。
実際のやり方とは異なりますが、膨らむところを見せたいので穴にセットする際には下図のように2つのナットを使用し、片側のナットはネジの一番下のところで止めます。
穴に差し込んでネジを締めるのではなく、上のナットだけを締めていきます。
ネジはM3(長さ:20mm、ワッシャー外径7.5mm以下)を利用。
ナットを締めれば締めるほど下のナットが上に上がっていき、結果的にゴムが横に広がって取れなくなります。尚、実際にはゴムが穴からはみ出ないように面一でカットしておく必要がありますし、ネジは逆向きに入れて固定します。あとゴムは結構な力で広がるので締めすぎるとネジ穴が割れるのでご注意ください。
パンチングボードに固定
有孔ボードはダイソーの「インテリアボード No.43」を利用。
有孔ボードの穴ピッチと合わなかったので3mmくらいの穴を開けて固定しました。
穴位置はマスキングテープで印をつけてそれをボードに貼り付けると簡単ですし、何か所も穴を開ける時に再利用もできるのでお勧めです。
ドリルで穴開けする際には捨て板をしていないと裏面が割れたり盛り上がったりします。
ネジの頭を穴の中のほうに入れてセットします。
あとはワッシャーとネジを付けて固定するだけですが充電器が抜け落ちないか引っ張って確認しておいてください。2点留めでも問題ない感じだったんですが安全を期するなら4点留めがいいと思います。
電動ドライバー(DS18DD)の最弱トルクで締めたらネジ穴が割れたので手締めした方がいいですね。
あとはボードを壁にネジ止めしたり、フックに掛けたりして固定するだけです。
ボードの厚みによって変わるとは思いますが、使用したパンチングボードの厚みは5mmだったのでネジの長さは15mmくらいで良かったですね。
上下に設置する場合は下のバッテリーの着脱時に上のバッテリーと干渉していたのでもう少し間隔を開けた方が良いです。
配線がウザいので穴を開けて裏に通しておくのもいいかも知れません。
充電中の発火する恐れもあるのでカーテンのそばなどの燃えやすいもののそばに設置せず、また木材ではなく燃えにくい石膏ボードなどの壁材を利用るするのもアリかも知れません。
パンチングボードに固定する方法のほかに下図のような圧着端子やステー金具などをパーツを作って固定することもできると思います。
O型の圧着端子を利用した例。