取替式パンチセット購入レビュー! 05554 FAMILY TOOL ファミリーツール
投稿日:2023/2/12 更新:2023/4/14 コメント 0件 工具 05554, イチネンミツトモ, シャープナー, ファミリーツール, 取替ポンチ, 工具, 皮パンチ主にゴム板の切り抜き用なんですがいずれは革細工でもやってみたいなぁ~と収納に便利そうな「イチネンミツトモ FAMILY TOOL 取替式パンチセット 14ピース 1.0~4.0 / 4.5~8.0mm 5554」を買ってみました。
余談ですが「DAISHIN工具箱 楽天市場店」というショップで取替式パンチセットのほか、アルミ板、皮パンチシャープナー、オートボンチを買ったんですが、箱を開けたらアルミ板しか入っていなくて何故かコンベックス(巻尺)の箱が入っていました。
箱の中のちゃんと商品が入っていましたがちょっと焦りました。ぼろぼろの箱ならまだ梱包に利用したんだと分かりますが割とキレイな箱だったので完全に騙されましたw。
取替式パンチセット 05554 購入レビュー
大径タイプ(4.5-8.0mm)と小径タイプ(1.0-4.0mm)のものに分かれた商品があるようです。
余談ですが4か所もホッチギスで固定されいたので開けるのが面倒でした。
パンチ刃は樹脂製のホルダーにセットされており、上と下のものでは穴径が異なっています。
ビックリしたんですがほぼすべてのパーツ(※右のシルバーのヤツを除く)が一つに合体していてました。
六角レンチ(対辺2mm) x 2本。
黒い樹脂はすべて繋がっており、どうやってシルバーのパーツを取り外すのか暫く分かりませんでした。
パッケージ裏にもなにも記載されていなかったのでマジで数分考えこんでしまったんですが、樹脂を挟んでネジが締められていただけでした。
付属品は六角レンチ2本、取替パンチ刃(14種)、ホルダー、打具A(左のローレット加工があるヤツ)、打具B(2個あるヤツ)です。
打具Aは共用で打具Bは取替パンチのサイズによって変えて利用します。左が外径10mmのポンチ用、右が外径8mmのポンチ用です。
反対側は同じ穴径で10mm用は両面同じ穴径になっています。
打具A・Bともに外径は約13mm。
パンチ刃にはネジ山が切られています。
1.0 – 4.0 mm までの小径タイプのものは外径 約 8 mm。
4.5 – 8.0 mm までの大径タイプのものは外径は 約 10 mm になっています。
普通は打具AとBを繋いで使います。
付属の六角レンチは下図のようにポンチ刃と打具Bに空いている穴に挿して増し締めするために利用します。
打具Bは貫通しているのでパンチカスはそこに溜まる感じです。
使ってみた
まずは2mm厚のゴムロールにトンカチで軽く打ってみましたが普通に穴あけできます。
ちょうど打ち具の外径が13mmだったので電動ドライバー(ハイコーキ DS18DD)に取り付けられる最大サイズだったのでこれに装着して回し切りで穴を開けてみましたがこれはめっちゃ便利ですね。なにより静かですし、取り付けや取り外しは正転・逆転を利用すれば迅速に付け替えられます。
打具Bだけでも取り付けらます。
下図はすべて電ドラで穴開けしたものですが小さくなるにつけて切り口が汚くなる印象です。1mmと1.5mmは2mm厚のゴム板にはちょっと使えない感じですね。
断面もキレイです。
抜きカスです。2mmより大きいものは付属の六角レンチで取り除けますがそれ以下のカスは取り外す道具が付属していないのでゼムクリップなどを伸ばしたものを用意する必要があります。
続いて和気産業の「NRスポンジゴム(NRS-5)」という10mm厚のちょっと固めのスポンジに穴開けしてみました。
ドライバーで押し込まずに自重だけで開けたんですが、刃先の長さが9mmほどしかないので段差に当たってちょっと型が付いてしまいました。
裏面はキレイに穴が開いています。
打具Bに取り付けるとちょっと斜めになっているものが1個、あと電動ドライバーの自重で穴が開いていかないものも一つありました。後者について一緒に購入したシャープナーで磨いたら開くようになりました。(後日レビュー予定)
パンチ用ケースを自作
付属フォルダーは収納するのには便利なんですが穴がキツキツでしかもネジ山があるので引っ張ってもなかなか抜けなくてイライラするので自作ケースを作ってみました。
ケースには以前、M.2 SSDのサーマルパッチ入れとして利用した「ダイソー Accessory Case – with Partition – 小物ケース (仕切り付) 収納TH No.36」を利用。
フタも閉まります。
このケースは仕切りを変えられるんですが、一番左だけは2個分のスペースになるので加工して取り付けています。
ただ、これだとちょっと深いので取り出しにくいですよね。
なので付属の六角レンチをマグネタイザー(青いヤツ)で磁化させて取り出せるようにしてみたりしたんですがそれでも使い勝手がイマイチ。
タテの長さがぴったりの30mm幅の隙間テープがあったのでカットして敷き詰めて底上げしてみました。
ちょっとケースから飛び出していますがふたを閉めると抑え込まれるのでガタつきません。
また、ほんと偶然なんですけどケースから出ているので非常に取り出しやすくなっています。
ケースは後日、作り直しました。
この手の製品ってサビていたり、油が付着したりするんですがそんなこともなく品質も良さげでイチネンアクセス(旧イチネンミツトモ)って安価な割にはいい製品を作っているみたいなのでこれからは積極的に買ってみようかと思います。