HiKOKI(ハイコーキ) DS18DD(2BG) コードレス電動ドリルドライバー購入レビュー

投稿日:2022/11/1 更新:2024/3/5 コメント 0件 工具 , , , , , , , ,


SK11のインパクトや電動ドライバー(外観がアルミの古いヤツ)は一応持っていますがトルク調整機能と全長400mで外径10.5mmのロングドリルをコードレスで使いたかったので HiKOKI(ハイコーキ)の「セーバーソー CR18DA(NN)」と「ドリルドライバー DS18DD(2BG)」のセット品をアマゾンで買ってみました。価格はセットで¥32,360 (DS18DD:19,644円、CR18DA:12,716円)でした。

DIYやっていない方だと「電動工具ブランド HiKOKI(ハイコーキ)」と聞くと馴染みがない方も多いと思いますが、日立工機の事業を継承した”工機ホールディングス“が使用する電動工具ブランドです。

日立工機が社名変更した理由、新ブランドHiKOKI誕生の背景

 

 

 

コードレスドリルドライバー FDS18DA vs DS18DD 仕様の比較

青ボディのFDS18DA(2BG)の方がバラで購入しても安かったでですが「カミヤ先生のDIY!チャンネル」の比較動画を見たらAmazon.co.jp限定版「DS18DD(2BG)」の方がブラシレスモーターで全長が短く、スペック上も良くて色が好みだったのでセット品を買ったんですが仕様の違いは以下のような感じです。

※寸法、質量はBSL 1820M 装着時

型名 FDS18DA DS18DD (購入品)
能力 穴あけ 鋼 材 : 直径 13 mm
アルミ : 直径 13 mm
木 材 : 直径 36 mm
同じ
ねじ締め 小ねじ:ねじ径 6 mm
木ねじ (下穴あり):呼径 6.0 mm × 長さ 75 mm
同じ
締付けトルク 1 約 0.6 N ・ m 同じ
5 約 1.0 N ・ m 約 1.3 N ・ m
10 約 1.9 N ・ m 約 2.2 N ・ m
15 約 3.0 N ・ m 約 3.1 N ・ m
20 約 4.0 N ・ m 同じ
直結 低速:約 40 N ・ m
高速:約 10 N ・ m
低速:約 48 N ・ m
高速:約 12 N ・ m
最大トルク
(剛性体締付けトルク)
低速 : 50 N・m
高速 : 35 N・m
低速 : 55 N・m
高速 : 42 N・m
無負荷回転数
[ 気 温 20 ℃ 満 充 電 時 ]
低速 : 0 ~ 350 min { 回 / 分 }
高速 : 0 ~ 1,400 min { 回 / 分 }
低速 : 0 ~ 440 min
高速 : 0 ~ 1,700 min
モーター 直流モーター 直流ブラシレスモーター
キーレスチャック容量
※取付可能なドリル外径
最大把握径 13 mm 同じ
使用可能蓄電池 リチウムイオン電池 マルチボルトタイプ蓄電池
または 18V (BSL18xxシリーズ)
同じ
電 池 電 圧 18 V 同じ
寸 法 全長×全高×全幅 173 × 221 × 81 mm 157 × 217 × 85 mm
質 量 1.3 kg 1.2 kg
LEDライト 白色 LED 同じ
本体カラー ブルー グリーン

 

 




ドリルドライバー DS18DD(2BG)

バッテリーを共用するためには10.8Vと18Vのどちらで運用していくかちょっと迷ったんですが18Vの方が対応している製品が多くちょっと高くなりますが18Vにした感じです。

なんて説明していいか分かりませんが開閉部の開け閉めがやり辛いです。

灰色のパーツの下の方にツメがあるのが分かると思いますがそれを力づくで引っ張って開けている感じです。

元々は海外モデルみたいで製品ページは英語ですが日本語マニュアルは付いています。

アマゾン限定品のドリルドライバーは初回修理保証(2年)が付いています。全く知らなかったんですが電動工具は基本的に保証は付いてそうです。

バッテリーを外すと自立しません。

取り付けられる最大のドリル径は 13.0 mm ですが、最小は 1.5 mm 径のドリルは取り付けられましたが 1.0 mm 径は不可能でした。

LEDは白色系でトリガーを押すと10秒ほど点灯し続けます。

ネジ穴間の距離は約80mm。バッテリーが共通なので勝手に同じサイズと思ってましたがセイバーソー(CR18DA)は約79mm、エアダスター(RA18DA)は約74.5mmとみんな違うんですね。

 

 

付属品 バッテリー&急速充電器

DS18DD(2BG)の付属品は、蓄電池(BSL1820M)×2個、急速充電器(UC18YKSL)、ケース、No.2プラスビット×1、電池カバー×2が付属。

No.2プラスビット×1、電池カバー×2

BSL1820M。

電池カバーは使用しないは端子にごみなどが入るのを防ぐために電池カバーを装着するか、本体に取り付けておくようにとのことです。

カバーを外すとこんな感じです。

電池マークを押すとバッテリー残量を確認できます。

急速充電器(UC18YKSL) 電源ケーブルは約1.2メートルとちょっと短め。

ラベルはピータッチキューブ(PT-P710BT)で作成したんですがこういった情報は異常があった時にマニュアル見ないと分からないので本体に記載していて欲しいですよね。

バッテリーはロック(灰色のところ)を引かなくても抜き差しできます。

充電中は点灯、終わると等間隔で点滅します。

マキタの充電器は壁掛け用の穴があるみたいですがこちらはありません。

 

 




フックの取り付けについて

フックは腰ベルトなどに引っ掛けて利用するもので基本的には聞き手の反対側に取りつけます。下図はエアダスター(RA18DA)のものです。

別売りのフックを取り付ける穴やくぼみです。穴は反対側まで見えます。

フックの折り目が入る部分の幅は14mmほど。

穴径は4mmほど。

この製品には六角ナットが装着されていないのでフックを取り結る場合には別途用意する必要があります。

内部はM4サイズの六角ナットが設置できるように六角になっています。

ネジの長さは10mmほどあれば取り付けられる構造にはなっていますが、この穴はM4のナットでは面一までしか挿入できないのである程度ネジに長さがないとナットまで届きませんでした。因みにM3のネジとナットだと10mmでも取りつけられると思います。

ネジの長さはネジ部が14mm以上あれば問題なく付けられると思います。

ネジのところはバッテリーを装着しても干渉しないので長い分には問題ないです。

強度的に問題あると思いますが、トブ川の上とかでも使う予定なのでハンドストラップ(松葉)があったので取り敢えず家にあるパーツを組み合わせて手に掛けられるようにはしておきました。

後で分かったんですがネジを閉めていくナットが埋まっていくのでも一度長めのネジで締めあげてやると10mm長のネジでも取りつけられるのかも知れません。※ねじを締めあげると図よりもっと奥まで入っていきます。

 

 

使ってみた感想

モーター音も静かでトリガーで微調整も簡単にできて使い勝手は全く問題ないです。

インパクトドライバーに慣れているとドリルチャットの装着にちょっと戸惑いますが、回転を利用して付け外しするとなんかプロっぽくてカッコいいですし、外す時は先端を下に向けてスリーブを持って逆転してたそのまま外せるたりするので慣れたら簡単です。下図はRA18DAとの比較画像

クラッチダイヤルを「1(0.6N.m))」にしたら自作PCでマザーボードなどを固定するのに使えるかも思っていたんですが、最弱でもかなり強かったので基板などで使うのはちょっと強過ぎな感じでした。

ドリルドライバー高トルクだと手首を持っていかれたり、対象物が回転したりして個人的にはインパクトドライバー(打撃)より使い慣れないと危ない印象なので気を付けて使おうと思います。

 

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