【DIY】紙ヤスリホルダーを自作してみた!その2
投稿日:2023/6/4 更新:2023/6/20 コメント 0件 工具 DIY, サンドペーパー, ホルダー, 工具, 紙ヤスリ, 自作紙ヤスリを固定するアイデアはたくさんYouTubeに上がっていてどれもとても参考になっているんですが、卓上で細かいパーツを工作する程度なので個人的には大き過ぎますし、セットするのに手間が掛かるのは嫌だったので先人の方々のアイデアから良いとこどりしたものを自作しました。
【DIY】紙ヤスリホルダーを自作!キューブ型編
下図はダイソーで買った30mm角のキューブ型の木材(桐)なんですが、作り方は紙ヤスリをセットした材に刃厚が薄いノコギリで切り込みを入れるだけです。垂直に切り込みを入れないと紙ヤスリをセットする時にズレていきますがテンションを掛けて巻けばいけるのでそれほど重要ではありませんし、センターである必要もないので角に斜めに切れ込みを入れてもOKです。
因みに筆者は刃の厚みが0.4mmと薄い「Z ライフソークラフト 145」を利用しています。この鋸はアサリが無いので刃の厚みで切れますが、ほぞのカットによく使われる銅付鋸(銅突鋸)でもいいと思います。
紙ヤスリを材の4面の長さ+10mmくらいでカットします。作例でいうと 3×4+10=130mmになりますがただ長過ぎるとブカブカになるので良い感じになるように調整して下さい。
テンションを掛けてきっちりと折り目を付けていきます。
最後の押し込む部分に目印を付けますが長過ぎる場合はここでカットしておきます。
折り目は定規などを使ってキレイに折ります。
あとは紙ヤスリの切り込みに押し込むんですが、何度もやると紙がヨレてきて難しくなるのでその場合は一旦外してヨレた法を最初に差し込んでからやるとやりやすいです。
最後にフラットになるようにきっちり押し込んでやれば完成です。
貼り方によっては木材との密着が甘くて浮いてしまうことがあるかと思いますが、それが気になる場合は木材に接着力を落とした両面テープを貼れば解消すると思います。
外す時には差し金などを差し込んで切り込みの方を浮かしてやると外せます。
これを応用して6面すべてをヤスリにすることもできます。
狭い隙間で紙ヤスリ同士がこすれ合うのでこれだけでほとんど外れません。角棒や丸棒などでも応用できますが、切り込むを入れる向き(木の目)によって紙ヤスリを入れやすかったり、入れにくかったりするみたいですし、使用する紙ヤスリの厚みによっては切り込みを入れる厚みも異なってくると思うので色々と試してみて下さい。
より強固に保持させたい場合は爪楊枝を薄く削って楔を打ち込みのもアリです。
このほかに平面に削りたい時などには差し金(曲尺)やアルミアングルなどの金属に紙ヤスリを貼り付けて削っています。
固めのI字金具なんかも削りやすいです。
L字のアルミアングル(図は1mm厚)に貼って角を削ったりもできますし、コの字のアルミチャンネルに貼ると溝の3面を削ったりもできます。