コタツの脚を高くしてみた!
投稿日:2015/11/24 更新:2019/3/22 コメント 2件 DIY コタツの脚の延長9月頃に使ってない 60 x 60 cmサイズの小型の古いコタツを
ソファで使えるように脚を長くして欲しいという依頼が家族からきました。
まずは完成図からどうぞ。
こちらは脚の取り付け部分の画像です。
脚は8Mサイズのボルトで固定されていて、
ネジ穴部分には打ち込みタイプの鬼目ナットが埋め込まれてました。
取り敢えずホームセンターに行ってアイデアを練ること…。
最近は座椅子でコタツを利用することも多くなり、
それに伴いコタツの脚を高くする数のようなグッズがたくさん販売されてますね。
ただ、それらのグッズは良くて数センチほどしか高くできないし、
脚を継ぎ足して延長する方法は難しいし強度的にも安定しないし、
かといってホームセンターで強度があるそうな脚は1本分でも1500円とかして
四本揃えるとなると新品のコタツを買えそうな価格になるし、
古いものをリペアするという本来の趣旨とは異なるので色々と思考した結果、
45 x 45 mm の角材(杉)とM8サイズ用の鬼目ナットを4個用意すれば
何とかなりそうなのでその方法でやることにしました。
鬼目ナットには打ち込みタイプと六角レンチで取り付けるタイプのものなどがありますが、
取付後もやり直しができる六角レンチタイプのものを購入。
因みに価格は2個入りで2~300円だったと思います。
ねじ穴のサイズが分からない場合はボルトをホームセンターに持っていけば
売り場にサイズを測る道具もあると思いますし、店員さんに見せれば調べてくれると思いますよ。
鬼目ナットを埋め込むための下穴径。
M8サイズの鬼目ナットを埋め込むためには 11.2 – 11.5 mm の下穴を開ける必要が
あったんですがちょうどいいドリルが売ってなかったので一回り小さめ 10.5 mm の
木工ドリルを購入して斜めにグリグリして入り口部分を少し大きめに開けました。
電動ドライバーにドリルを取り付けて下穴あけ。
8Mの六角レンチも持って無かったので購入。
鬼目ナットの埋め込みはあまり抵抗がなく入っていったので穴径を広げすぎた感じがしましたね。
あまり緩いとボルトを締めた時に鬼目ナットが引っ張られて抜ける可能性があるので
鬼目ナットの先端が先細りの形状になっているのでもうひとサイズ小さい 9 mm のドリルを
使用してグリグリした方が取付強度的には良かったかもしれません。
埋め込み完了。
尚、角材のトップ部分の穴は天板を乗せた時に安定するように
元々の脚に付いていたゴムの台座を取り付けるための穴です。
仮ネジ締め。
コタツに取り付け。
ヒーターは別のコタツのものだったので穴位置が合わなかったので修正。
実際に使った見たところ、ものを書いたりする時に揺れが気になるので補強しました。
ただ、すべての面を補強すると足を入れる時に邪魔になったりするので
トップから10cm程の赤枠のところの位置に角材で横2面だけ補強したらかなり安定するようになりました。
木材による補強をしたくない場合は金具などで補強するのもいいと思います。
あと、取り付け後に思ったことは杉の角材は柔らかいので
六角ネジを強く締めると金具に埋まりこんでいくので予算が許すなら
もう少し硬い材質の木材を使った方ががベターだと思いましたね。
尚、角材を磨くのにリョービのミニサンダー (S-5000)を買ったりしたので
新品のコタツを買った方が安かったかも…w。
2 件のコメント
お陰様で真似をさせていただきました。
90歳になる母が先日転んで大腿骨を骨折し入院し近々退院することから、
今まで使っていた炬燵を椅子でも座りやすいようにと思い買い替えを考えて
家具店に行きましたが、結構なお値段のためインターネットでいい案はないかと
見ていましたところ貴殿のサイトに出会いました。
スカッと収まりませんが、これから改良を加え安定したものにしたく考えて
いる次第です。この度は大変参考になりました。有難うございました。
コメントありがとうございます。
多少なりともお役に立てたようで良かったです。
コタツを高くするとそれに合うコタツ布団も必要になりますし、
椅子の出し入れをスムーズに行えるように布団に切り込みやヒダをつけたりと
色々と改造に伴う修正作業も必要になり大変ですが
お母様が気に入ってくれるといいですね。
ではでは。