タカチ電機工業 導電性銅箔テープ CUT8-2S 購入レビュー

投稿日:2023/6/14 更新:2023/6/14 コメント 0件 工具 , , , ,


銅箔テープはアマゾンでも正体がよく分からないものが多数売られていますが、以前、ボタン電池ホルダーを買ったことがあるタカチ電機工業の「導電性銅箔テープ CUT8-2S」がモノタロウで売られていたので買ってみました。あとで調べたらヨドバシ.comや共立エレショップなどでも売られていました。

低価格型 導電性銅箔テープ CUTシリーズ

 

タカチ電機工業 導電性銅箔テープ CUT8-2S 購入レビュー

QRコードでは商品ページに移行するのかと思ったんですが、ただ単に「CUT8-2S」で検索されるだけでした。

ラップのような薄い透明なビニールが巻かれていました。

更に厚めのビニールでシュリンプされています。

緑の芯は樹脂製。

結構厚めの剥離紙が貼られています。因みに接着力はセロテープとマスキングテープの間くらいでそれほど強くないです。

剥離紙の厚みは 約 0.2 mm。

導電性銅箔テープの厚みは 約 0.05 mm 前後。※ノギスでは0.05mmまでしか計測できません。

カタログ値によると厚みは 0.06 mm だそうです。

銅箔にははんだ付けもできますし、色々と使いどころが多そうです。

導電性の粘着剤が使用されているそうなので粘着剤が付いた面も導通するんですが下図のようにテスター棒に貼り付けてもアラームが途切れ途切れになることがありました。

単三電池では貼り付ける面積が広いので問題なく利用できました。

あと、接点が数ミリの小さい充電池(下図はDMW-BLG10のニセモノ)だとテスター棒の押し当てる力によって導通したりしなかったりして安定して電圧を測れませんでした。

貼り方によってはちゃんと電圧を測れるときもあるんですが、このテープの購入目的はこのようなワニグチクリップで接続できないランドなどに貼り付けたり、剥がれたパターンに貼り付けて利用したかったのでちょっと残念な結果となりました。

因みに接点の一部にだけ銅箔テープを貼り、導通テストしても同じような感じでした。点や線で接着するとこのようなことになりやすいようなので大きな面でしっかりと接着させないと接着面での導通は難しいようです。

最後にはんだ付けをしてみたんですが、さすがに銅なのでは抜群につきますし、伸びもいいのでステンドグラス製作とかにも使えるかも知れません。

半田付けしたところの裏面は接着材が一部溶けてなくなっていました。

接着面へのハンダ付けは最初は弾いてできませんがしばらく半田ゴテを当てていると接着材が溶けて出来るようになりました。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です