シンワ 隙間ゲージ 73780 購入&改造レビュー シックネスゲージ
投稿日:2024/12/2 更新:2024/12/2 コメント 0件 工具 73780, シンワ, 改造, 隙間ゲージ前々から欲しいとは思っていたんですがどうしても使いたいシーンが出たので「シンワ測定(Shinwa Sokutei) シックネスゲージ B 100mm 9枚組 73780」を買ってみました。価格はアマゾンで556円でした。
シンワ 隙間ゲージ 73780 購入レビュー
シクネスゲージ(thickness gauge)やシックネスゲージというみたいですが個人的に隙間ゲージという呼び方がしっくりきます。
中国製。
油まみれなので新聞紙やクッキングペーパーなどの厚手の紙を敷いてから取り出した方が良いです。
触る気がしなかったので取り敢えずパーツクリーナーで油分を洗浄。
洗浄してもなんか扱い辛かったのでシッカロールを塗布したら多少マシになりました。
実は幅が5mmとかのもっと細い奴が欲しかったんですがシンワや新潟精機ではそのような製品がなかったので妥協しました。
中央の一番膨らんでいる部分で 約 6 mm。
止め具がある方の厚みは 約 2.6 mm。
外装の板厚は 約 0.8 mm。
アマゾンのレビューにもありましたが最初7枚しか見つけられず不良品かと思いましたが何度も目を凝らして探していたらすべて見つかりました。
見つからない場合は多分、一番薄い0.04mm~0.07mm当たりのリーフがくっ付いていると思うので再度確認してみて下さい。
0.3mmや0.2mmの厚手のリーフが外側に配置され、薄手のリーフを挟み込んでいる構造になっています。薄手のリーフはテンションを掛けずに回そうとするとすぐに折れ曲がるので少し引っ張りながら動かします。そうすると折れ曲がらずに扱えます。
それでも薄いリーフはほんとペラペラなので取り扱い注意です。
改造 その1
ハトメ金具が固くてめちゃくちゃ使いにくかったので手持ちの道具でちょっと改造しました。
最初、5mm径の鉄鋼ドリルで穴あけして取り外そうとしたんですが削りカスが油分に付着して掃除が面倒臭そうだったのでこの方法は止めました。
ハトメ金具は真鍮製なのでラジオペンチでこねって簡単に外せます。
ちょっとキズが付きましたが気にしないことにしましょう。
因みに穴径は 5 mm のドリルが通りました。
油分が付いているとゴミが付着しますし、必要なリーフを探すのも手間ですし、なにより触る度に手を洗う必要があったりして面倒臭すぎるのでリーフは一旦、バラバラにしてバーツクリーナーなどで油分を完全に除去しました。錆びるかも知れませんがそうなったらそうなった時にまた対処します。
M5だとデカ過ぎるのでM4サイズの六角穴付ボルトを通し、振ったら出てくるくらいの強さになるよう調整してダブルナットで固定。
手持ちのパーツで改造したのでちょっと見た目はダサいですが使い勝手は格段に良くなりました。
改造 その2
ダブルナットがダサいのでM3の六角穴付ボルトとナットで固定する方法に変更。
5ミリの穴に3ミリのネジを通すとガバガバになるので外径5mmのアルミパイプをスペーサーとして利用しました。
使用したパイプは光製のアルミパイプ「AP395-5」。
ダイソーのパイプカッターで切断したんですが、2mmほどの長さにはカットし辛いのでまずは二か所に切り込みを入れます。
長い方を先に切り落とし、短い方はガイドがあるのでパイプの方を回しながら慎重にカット。
パイプカッターで切断するとバリが内側にできるので除去します。
ただ、短くて手で持てませんし、持てたとしても面取りカッターで指に穴が開きますし、どうしたものかと思考した結果、「トラスねじバイス(DS-130T)」でアルミパイプが凹まないくらいの絶妙な力加減で保持して電ドラ(Panasonic EZ1D11S-B)にセットしてやりました。
あとバイスに短いパイプを掴むにも苦労したんですが、テーブルに置いて掴むようにしたら意外に簡単に掴めました。
パイプの長さは、隙間ゲージの厚みが2.6mmほどなのでそれよりはちょっと厚めにしています。
M3のネジセット。
ネジサイズが一つ下がっただけですがダブルナットせずに固定できたのでかなりすっきりしました。