パナソニック充電ミニドライバー EZ1D11S-B 購入レビュー EXENA(エグゼナ)

投稿日:2023/5/11 更新:2023/5/16 コメント 2件 工具 , , , , , ,


2023年3月に発売された「パナソニック充電ミニドライバー EZ1D11S-B」を購入したのでレビューします。

 

パナソニック充電ミニドライバー EZ1D11S-B 購入レビュー EXENA(エグゼナ)

価格はアマゾンで6,264円。ブランド名は「EXENA(エグゼナ)」と読むみたいです。

“EXENA(エグゼナ)”とは「EXPERT(熟練者)」、
「ENERGY(エネルギー)」、「ENABLER(支援する者)」の3つの言葉の造語で
「この世界に元気を灯すプロフェッショナルのために。」がブランドコンセプトです。

仕様は下記の通りです。参考までに似たようなスペックの電ドラボールハイスピード(No.220USB-S1)のものも記載しています。

パナソニック充電ミニドライバー EZ1D11S 電ドラボールハイスピードNo.220USB-S1
使用可能ビット 6.35mm 六角軸ビット 6.35mm 六角軸ビット
電圧 3.7V 3.6V
定格容量 850mAh 800mAh
最大締付トルク 0.4N.m (M3まで) 0.4N.m
最大耐久トルク(手締め時) 8.0N.m (M6まで) 10.0N.m
回転数(回転/分) 850  1200
重量 170g 160g
充電時間 約60分 (5V1A充電器使用時)
約45分 (5V2A充電器使用時)
 約60分
充電回数 500回
サイズ 131 x 42 140 x 45
充電ポート USB-C (カバーなし) microUSB Type-B (カバーあり)
スイッチ 独立押しボタン スライドスイッチ
LED スイッチを押している時だけ点灯 (半押しでLEDのみ点灯) スイッチを外しても5秒間点灯
ブレーキ あり
保証期間 6か月 6か月

小さめな電動ドライバーが各社からたくさん販売されていますが、個人的にはインパクトやドリルドライバーは別途所有しているのでトルクの強さは求めておらず、自作PCや家電の分解などに安心して利用できる低トルクな電ドラが前々から欲しかったんですよね。

ただ、低トルクなるとボッシュの「Bosch GO Professional」が「最小トルク:0.2Nm」と良さそうなんですがビットの装着が磁石式なのと押すと動く仕組みがどうも好きじゃないですし、「ベッセル 電ドラボール ハイスピード No.220USB-S1」はトルクが同じ0.4Nmと良さげなんですが、ベタ過ぎて今更買う気がしなかったんですよね。

因みに性能的にはパナソニックの「EZ7421X」がトリガーで速度調整もできてダントツで欲しかったんですがデスク上で使うにはデカいし高いしで躊躇していた時にこの製品が販売されたのでついつい買ってしまった感じです。

付属ビットは+2(PH2)の片頭の段付きビットで長さは100mmと45mmです。※磁力あり

テカテカして安っぽい塗装であまり使う気にならない感じです。

USBケーブルは USBType-A to USBType-C 50cm。型番:EZ1D11L7601

製品保証は6か月。

同梱された紙片にはリサイクル時の分解方法まで記載されていました。

EZ1D11S バッテリーの取り外し方

1.裏ブタを外す
2.「Panasonic」のシールを剥がしてネジを外す
3.基板からリード線を切断

テカテカしているところは金属?みたいに固く、それ以外はラバー若しくは樹脂です。スリーブチャックは磁石に付いたので鉄、それ以外は磁石に付かなかったのでアルミかも知れません。

前モデルはボタンが筐体から出ていたそうですが誤動作を防ぐためにボタンの高さをフラットにされたそうです。本体をしっかり持って手締めしするとLEDが点灯することはありますがビットが回ることは無かったです。

ボタンはテレビのリモコンなどと同じようなシリコンのような柔らかい素材です。

中国製。

尻部のキャップは樹脂みたいです。

ストラップホールは広くて丸くなっているので松葉紐のような細い紐でなくても余裕で取り付けられます。

フィンガーストラップ(DG-ST370R)装着例。

ストラップは手回しする際に邪魔になったので外していたんですが後日、落としたのでストラップを付けていた方がいいかもれません。

ビットの取り付けとはスリーブ式(ワンタッチビットロック)。

アマゾンのレビューにもありましたが振るとシャカシャカと音がします。スリープ部分を持って振るとなんか当たっている指に当たっている感触があるのでその辺のパーツが鳴っているようでビットを装着してスリープとビットを一緒押さえつけるとあまり鳴らなくなります。

タイプCコネクタはカバーはありません。あと試してはいないんですがレビューによるとC端子同士のケーブルでは充電できないみたいです。

室内で使用するだけなので個人的にはカバーない方が煩わしくなくて良かったんですがホコリ等が気になる方は別途カバーを用意する必要があります。

コネクタカバーはたまたまPC用で所有していたんですが見た目はスッキリしていいんですが充電する度にいちいち取りつけたり外しするのはやっぱり煩わしいですね。

充電中はオレンジ、終わると緑に変わります。バッテリー残量が分からないのが残念ポイントですね。尚、充電中はボタンを押しても動作しません。

LEDは上部に1灯ついていて正転・逆転のいずれかのボタンを反押しすると点灯し、ボタンから手を離すとすぐに消灯します。

一応、前を向いているんですが上からも丸見えなので暗闇だとちょっと眩しいです。

変な位置にあるので下図のような扇形に照らされます。

ボタンの反押しで使えるので懐中電灯としても普通に使えるので地味にありがたいです。

100mmのビットだとビットの先端をどうにか照らせます。

ただ、45mmなどの短いビットだとうまく先端を照らせないのが残念ポイントですね。

ビットなしでも170gあるので結構、重量感があります。

「ベッセル ボールグリップ ビット差替グリップ 220W」が61gなのでこれと同じ感覚で持つと落としてしまいそうです。

上から「ベッセル クッションスタビー 270BW」、「ベッセル ボールグリップ差替貫通グリップ 230W」、本機、「ボールグリップ ビット差替グリップ 220W」なんですが、ボールグリップより一回り大きいイメージです。

 

 




使ってみた ※動画あり

電機工事で使用することを想定して作られた製品みたいなのでもっとトルクが弱いと思っていたんですが手でビットを止められないのでそれなりにトルクはあります。ボタンから手を離すとすぐに止まりますが自転車でブレーキを掛けた時のように進行方向(回転方向)にほんのちょっとだけ反動を感じます。

MAXの力で締め込んだ場合に外す時は最初だけ手締めでちょっと緩めてやらないと回せませんが、ブレーキの効きがとても良くボタンのレスポンスも良くで細かく操作できて使いやすいです。ただ、0.4Nmとは言え、軽い材の場合は抑えておかないと材ごと回ることもあります。因みに反動は打ち込む素材によってかなり違います。例えが合ってるかどうか分かりませんが、ゴムが忍ばせてあるネジだと気持ちいい感じで止まってくれますが金属同士だとガツーンと止まるイメージですね。

下穴無しでネジを打ち込もうとしても数ミリで止まるので木工のネジ締めなどにはほとんど使えない感じですが、2mm径のドリルぐらいまでなら穴開け作業も可能でした。また、三段ボックスのネジも無理でした。鬼目ナットとか装着された家具であればある程度は使えると思いますが、木に打ち込みタイプのネジが使用された組立家具にはほぼ使えないと思います。

簡単な動画にしてみました。

 

 

手締め

220USB-S1は手締めする時にロックが掛からないで空回りすることがあるらしいですが、この製品は手締めの時にちょっと廻すだけでギアに引っ掛かって回せるのでその辺のストレスは今のところないです。

 

軸ブレ

軸ブレは長いビットほどひどくなりますがスリーブチャックなのでこんなものだと思います。

キーレスチャック式などの電動ドリルドライバーにドリルを付けて作業する際に軸ブレする場合は致命的ですが、そもそもネジもドリルも先端を押さえつけて回すものなので軸ブレが問題になることは個人的にはないです。軸ブレが気になる場合はベッセルがクッションビット(DC142110など)というものを販売しているのでそちらを使用するといいかも知れません。

 

自作PCに最適かも…

自作PCでネジ締めに使うにはちょっと強いかなぁ~という印象だったんですが、0.4Nmという強さはマザーボードの固定ネジをちょっと強めに締めたくらいの強さだったので締め付けトルク的はベストな感じもします。ただマザーボードを固定する際にカムアウトして基板をグリグリするのだけは避けたいので小刻みに回して使用しようしようかと思います。

自作PCのファンの固定に使用されるテーパーネジは新品のファンに取り付ける際にはネジ山を作りながらネジ止めするので結構トルクが必要なんですがこの電ドラでは最後まで回しきることが出来ませんでした。ただ、一度ネジ山が切られたファンであれば容易に付け外しが出来ました。

自作用には20cm、もしくは30cmの「+2」のロングビットとM.2用に「+1(+0)」のビットがあると便利です。ただ、アタッチメントで延長する方法はヒートシンクなどと干渉する恐れがあるのでなるべく細い奴がおススメですね。

YouTubeのコメントなんですが、回転数もそこそこあるので精密タイプのドリルチャック(6.35mm軸)のものをセットして使えばホビールーターのビットも使えたりするかも知れません。

 

残念ポイント

前述しましたがやはりLEDライトがビットの先端をちゃんと照らせないところにちょっとストレスを感じます。そうそう暗い所での作業はないですが折角ライトがあるのにちゃんと先端を照らせないていないのはなんか寂しいですよね。

あとは購入して2度ほど満充電にしたんですがそれから軽作業にちょくちょく使っているんですがまだ充電していないのでそこそこ持つみたいです。ただ、欲を言えばバッテリー残量が分かると有り難いですけどねぇ。

ボタンの半押しはとても軽い力で出来るんですがそこからさらに押し込むのにはちょっと力が要るので頻繁に使う場合は疲れるかもしれません。

取扱説明書を見て知ったんですがリチウムイオン電池の使用温度は10~40℃で10℃以下の状況では正常に動作しないことがあるようです。あと溝のないこういったビットは下にすると落ちるので使えません。

2 件のコメント

  • 私は個人でVESSELの電ドラボールプラスを持っているのですがトルク調整と回転速度調整は電動ドライバーには必須だと個人的には感じるので、ぜひレビューしてみて欲しいです、、、(あとVESSELの方も手回し時はスピンドルがロックされギアの空回りはしません・12N/mまで) 個人的には電子工作などの端子台目的は低速、穴あけは高速、といった感じです。回転速度もトルクも絶妙でいい感じなので、、、(語彙力崩壊すみません)

    • この分野の製品開発は激しそうなので近い将来、
      0.1~2.0N/mくらいの幅で使える電動ドライバーが発売されるといいですね。

      EZ1D11Sではトルク不足なシーンも多々あったのでその内、
      電ドラボールプラスは買うかも知れないので
      その時には必ずレビュー記事を書きますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です