【自作PC】ASROCK POLYCHROME SYNCを使ってみた!
投稿日:2019/9/18 更新:2019/9/18 コメント 0件 自作パソコン 120mm, ASL120FAN, asrock, ASRock Z390 Phantom Gaming 6, INWIN, LED, Polychrome, RGB, SiriusLoop, アドレッサブルLED, ファン, 同期, 自作PCIN WINのアドレッサブルRGB LED搭載ファン「Sirius Loop ASL120(ASL120FAN-1PK)」を購入したのでASROCKのLED制御ソフト「ASROCK POLYCHROME SYNC」で制御してみました。
目次
ASROCK POLYCHROME SYNC のインストール
「ASROCK POLYCHROME SYNC」はマザーボードの付属メディアに入っていますが、恐らくバージョンが古いのでサポートページから最新版をダウンロードします。使用しているマザーボードはASRock Z390 Phantom Gaming 6なのでそちらで説明します。尚、マザーボードによって表示内容はだいぶ異なるようですし、設定項目も違う可能性が大いにあります。
製品ページに移行して「サポート」メニューの「ダウンロード」ページを開きます。
「ASRock Polychrome RGB」とあるのがLED制御ソフトです。バージョンは時期により異なると思いますが、「グローバル」または「中国」のいずれかをクリックしてダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを解凍すると「AsrPolychromeRGBSetup(v1.0.57).exe」があるのでダブルクリックしてインストールします。
旧バージョンがインストールされている状態で上書きインストールしようとしたら「An error occurred while trying to replace the existing file: DeleteFile faled; code 5. アクセスが拒否されました。」などと表示されてできなかったんですが再起動したらできました。
ASROCK POLYCHROME SYNCの使い方
v1.0.57にしたら左に「COMPONENT SYNC」という項目が表示されるようになっていました。
「DRAM」、「GRAPHICS CARD」、「SSD」の文字が見えるのでそれらの対応機器のLEDを制御したり、同期させたり出来るんだと思いますが、当環境ではそれらの機器を所有していないので選択することもできません。
歯車のアイコンをクリックするとバージョンの確認のほか、「Auto run when Windows start」を有効にするとスタートアップに登録してソフトを常駐させることもできるようです。
一度設定するとソフトを起動させていなくても設定が保持されるのでソフトを起動させておく必要はありません。
ただ、UEFI BIOSでLED関係の設定を弄ると設定を保存しなくても色がリセットされるみたいですし、何かの拍子にリセットされることも何度かありました。尚、表示内容はBIOSのバージョン(図はVer 4.00)で異なることがあります。
余談ですが以下のように「Turn On Onboard LED in S5」を無効、「RGB LED」をONにするとスリープや電源オフの時に消灯させることが出来ました。ただ、「RGB LED」をOFFにするとLEDはまったく点灯しなくなるようです。
各設定項目
使い方自体は黄枠1で囲ったところでLEDの色を変更したい箇所を選択して右の項目で色を変更するだけなので特に難しいところはないかと思います。
- 設定箇所
- 同期設定
- LEDのオンオフ切り替え(消灯)
- 発光パターン
- 発光スピード
- スタートアップ登録やバージョン確認
4pinの「RGB LED」を接続しても設定項目も特に違いはないようです。
3Pinの「ADDRESSABLE RGB LED」はかなり設定項目が異なります。(後述)
発光パターン
アドレッサブルRGB LED以外の基本発光パターンは以下のような7種類あります。
また、アドレッサブルRGB LEDでは8種類追加されて15種類の発光パターンが用意されています。
発光パターンは公式?動画を参考にして下さい。
同期設定(APPLY ALL)
「APPLY ALL」でLEDの色を一括に設定して色や発光パターンを同期させることが出来ます。ただ、制御LEDによって発光パターンが異なるので下図のような基本発光パターンのみになるようです。
また、アドレッサブルRGB LEDを同期させる場合は「Addressable RGB LED」にある「Addressable RGSwap」を有効にしておく必要があるようです。
Addressable RGSwap
この「Addressable RGSwap」を有効にすると色の入れ替えができるようですが意味が分からないですし、無効にすると反転したような色(赤→緑など)になって設定しづらいので基本的には有効のままで良いみたいです。
Addressable LED Number
「Addressable LED Number」では、LEDごとのONとOFFを制御できます。「0-100」まで設定できるのでおそらく100個まで制御できるでしょうね。
例えば、先日購入した、IN WIN「Sirius Loop ASL120」には12個のLEDが付いています。
この値を「12」より少なくすると一つずつと消灯していき「0」にするLEDが点灯しなくなったりします。動画は「Addressable LED Number」でLEDを制御している様子(0:00-0:20)です。
なのでファン1個の場合は12以上に設定しても意味がないんだと思いますが、アドレッサブルRGB対応のLEDを数珠繋ぎした場合はおそらく追加したLEDにもアドレスが割り振られるんだと思うのでLEDの数だけ設定する必要があるでしょうね。因みにデフォルトでは80になっていました。