【ASSASSIN III レビュー1 外観や構造確認】DEEPCOOL アサシン3
投稿日:2019/9/26 更新:2019/9/28 コメント 2件 自作パソコン ASSASSIN3, core i9-9900K, CPUクーラー, deepcool, アサシン3, 空冷, 自作PC何となくCPUクーラーが欲しくなっていたので色々と物色していたんですが、デザインと冷えそうなガタイでDEEPCOOLのGAMER STORMブランドの空冷CPUクーラー「ASSASSIN(アサシン) III[DP-GS-MCH7-ASN-3]」を買ってみました。
今回は外観や構造の確認まで行い、次回に所有ケースのThermaltake A500 TG(メイン機)に取り付けとJonsbo U4S、Zalman Z9 Plus、Fractal Design Node 304に入るか確認し、さらに次の回にメイン機のcore i9-9900Kで冷却能力を確認する三部作の予定です。
箱を捨てると保証が切れる?!
とにかく箱がデカくて加湿器か何か入っているような大きさでちょっとビックリです。図はKABUTO(SCKBT-1000)との比較です。
箱の裏面に「Warranty Void if Removed(剥がすと保証なし)」と書かれたシールが貼られていました。
箱を捨てると剥がして捨てたのとほぼ同じ行為なのでたぶん保証が切れるんだと思います。因みに保証期間はアマゾンで3年保証と記載されていました。
アユートとアスクがDEEPCOOLの代理店のようですがシールがなかったのでどこのかよく分かりません。
外観
右下に見えているのは小さな箱にはドライバーに入っています。これを先に出しておくと引き出しやすいようです。
引き出す時にフィンを曲げてしまうとテンションが下がるのでいわゆる箱を逆さまにしてそのまま引き抜く「ショップ開け」で開けました。
この時に緩衝材に段差があるのでファンの箱などを下に敷いて段差をなくしてやりました。
GAMER STORMのロゴ入りドライバー(おそらく2番)も付属してました。
トップカバーがなんか寂しいなぁ~と思ったら付いている筈のロゴがなかったからでした。付属品にアルミ製のシールが入っていたので後から自身で貼るみたいです。
保護フィルムはグリスを塗った時にトップを下に向けて置いたりするので検証が終わってメイン機に取り付ける時に外します。
ステンレス製の定規2本を使って高さを測ってみました。
実測値で166mmほどあり、メーカー発表に数字とはちょっと異なってました。
※のちに原因判明
黒いのがトップカバーの固定部です。2mm角の六角レンチで取り付けられているだけなので簡単に着脱できます。
Nocturaの「NH-U12A」はヒートパイプとフィンの接合部をハンダ付けされていて、経年劣化で隙間が空いたりして冷却能力が劣化するのを防いでいるそうです。
銅ベースサイズは45mm。
43mm。
ヒートパイプ接合部。
ヒートパイプは実測値で6mmちょっい。
ベースの厚みは約15mmほど。
トップカバーを横から見たら2~3ミリの隙間があり、上から押さえたらちょっとヘコみました。
中央部でこのくらいの隙間が空いていました。
鏡面仕上げのの銅ベースです。
0.1mmの精度ということですがそもそも精密機器で0.1mmってそれほど精度が出てない気もしますが…。
マザーに固定するためのプレートとネジは一体型で外れないようになっています。
ネジ山が余り切られていないのである程度で締めたらそれ以上回せなくなってました。
2か所ほどフィンに傷が付いていまいした。
トップカバーを外してみました。メーカーサイトでは「Obsidian-like spoiler(黒曜石のようなスポイラー)」という表現になっていました。
裏側に加工がされていてヒートパイプがちょうど嵌るようになっています。
外装のトップカバーは樹脂製で厚みが約2mmほど。
鏡面仕上げで美しいです。
フィンの間隔は約2mmほど、またヒートシンクのトップフィンまでの高さは約157mmといったところです。
ヒートパイプの出っ張りは約6mmほど。
トップカバーはネジを緩めると2mmほど下にズラせるのでなんか詰め物をすれば高さを2mmほど下げられると思います。
トップカバーとヒートパイプ間に2~3ミリの隙間があったですが、それがだいぶ少なくなってました。この辺の作りの甘さがあるために高さに多少の誤差があるようです。
付属ファン Deepcool TF 140S
非常に分かり辛いんですが四隅にはラバーが装着されています。
サイドには風向きと回転方向と「GAMER STORM」のロゴが刻印されています。
付属品
どこかに記事ではファンクリップは4本入りとなっていましたが6本入っていました。本数のところにシールが貼られていたので修正されたみたいです。
サーマルグリス、グリスを伸びすヘラ、グリスクリーナーです。
型番が記載されていないので間違っているかもしれませんが、このグリスはG15かG40というサーマルグリスのいずれかみたいです。いずれの製品も熱伝導率が 5.2W/m・K なので熊グリス(Ainex Thermal Grizzly Hydronaut GS-09)の 11.8W/m・K の半分程度の性能みたいです。
金属製バッチ、バッチを貼る用の両面テープ、トップカバーに貼るロゴ(アルミっぽい)。
ロゴは位置がズレたら最悪なので最初から貼っておいて欲しかったですね。
ファン分岐ケーブル、ケーブルの間に噛ませて回転数を落とすためのケーブル(x2)です。
プレート類。
ネジ類。
片面にはワッシャーのような素材が付いていたのでおそらくそちらをマザー側にして取り付けるんだと思います。
これはプレート固定用のネジです。
ちょっと膨らんだ部分がバックプレートのネジ穴に嵌る感じです。
オモテっぽいのがAMD用。
裏面っぽいのがインテルCPU用。
LGA115xや1366用の六角ネジの取り付け部。
LGA115x系のCPUは頭が六角のネジをここに嵌めます。キツキツなので裏返したぐらいで脱落しないので作業しやすかったです。
ヒートシンクをマザーに取り付ける金具で取り付ける向きが刻印されています。
各パーツに刻印されているのでこの手のバックプレートを一度でも付けたことがあるなら説明書なしで作業できると思います。
ちょっと仮組みしてみたんですがネジを勢いよく回すとクルクルっと締まっていって気持ちいいです。
次回はJonsbo U4S、Zalman Z9 Plus、Fractal Design Node 304に取り付け可能か検証し、最終的にcore i9-9900Kのメイン機「Thermaltake A500 TG」に取り付けます。
2 件のコメント
初代Assassinを使っていましたが、最近AM4環境に移行した為、
Ⅲを検討していました。
スポイラー無しでの全高等、サイズに関して詳しく書いて下さっているので、
非常に参考になりました。(古いabeeのケースを使っているので、取り付け出来るか心配で (^^;; )
有用な情報有り難うございますm(_ _)m
コメント有難うございます。
自分自身が購入前に欲しかった情報を記載しただけですが、
お役に立てたようで良かったです。