4pin電源コネクタをスムーズに挿すコツ
投稿日:2014/11/24 更新:2021/2/9 コメント 0件 自作パソコン コネクタ, 固い正式名称はなんというでしょうかね。
個人的には4pin電源コネクタ(以下4Pin)というのがシックリきてますが、
ほかにもペリフェラル4pin電源、4ピンペリフェラルコネクタ、
4Pin大とか色々と言います。
旧規格のIDE規格の電源ケーブルなんですが
現在もまだ無くては困るコネクタですが、
このコネクタは組み合わせによっては非常に挿しにくいことがありますよね。
原因のほとんどはピンの向きが綺麗に並んでいないからなんですが、
挿しにくいコネクタもちょっとしたコツで比較簡単に挿すことができ、
それはコネクタを持って挿すんじゃなくてケーブルの方を持って挿すことです。
一応、動画にもしてます。
このようにケーブルの方を持つとピンの向きをダイレクトで操れるので
ケーブルをグリグリと動かしながら挿し込むと、
オスピンとメスピンがうまく噛み合いやすくなります。
すべてのピンが噛み合うとスッと奥に入り込みポイントがあるので、
あとはコネクタを持ってしっかりと差し込むだけです。
尚、このテクニックはケーブルとピンの圧着部分に
負担が掛かるので注意が必要です。
そんな感じなのでもし断線しても修復可能なスキルを
持ってる方だけにお勧めしますw。
■ピンを抜く
毎回、グリグリやってるといずれは断線すると思いますし、
コネクタの中のピンが根元からひん曲がってるみたいな時は
ピンを外して修正したほうがいいです。
ピンの外し方はピンの形状を見ればおのずと分かると思いますが、
ピンには釣り用の針のように返しがあり、その部分で一度挿すと抜けなくなります。

オスピン(先端の外径 約 2.0 mm) 返しが一つのものと二つのものがあるみたいです
中央部分の膨らみとコネクタの穴径との隙間が大きいと
ピンがグラグラする原因になるのでこの部分をペンチなどで変形させたり、
テープを貼ったり、半田を盛ったりして遊びの部分がなくせれば
ピンのぐらつきは多少は無くせると思います。
また荒業ですがピンを真っ直ぐにした状態にして
グルーガンで固定するのもアリかもw。

オスメス兼用コネクタのピン ※国内で販売しているところを知ってる人は教えて下さい。
この返しを百均などに売っている精密ドライバー(マイナス)などで
凹っこましてやると簡単に取り外すことができますし、
またコネクタの戻す時は返しを起こしてから取り付けます。
この作業は個人的にはカッターの刃が一番やりやすいですね。
(自己責任でお願いしますっ!)
ピンを抜くための専用工具も売ってますが、
使用頻度が少ないですし、精密ドライデーで簡単に外せるので
必要性は感じてません。ただ、24Pin電源ケーブルなどのコネクタは
隙間がほとんど無いのでこの方法ではほぼ無理です。
精密ドライバーの代わりに先の細い安全ピンを使用してもできますが、
安全ピンを挿すポイントがシビアなんで結構面倒ですし、
ピンを引き抜く時に力が入れるので怪我しやすくて危険です。
もし電源ケーブルをスリーブ化するのが目的なら
専用工具を買ったほうがいいと思います。
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CoolingLab PSU Modding Tool Kit ※電源用なので4Pinに使えるかは不明
余談ですが、4Pin電源コネクタには小さな数字が
1~4まで刻印されていることが多いんですが、
1=黄色、2=黒、3=黒、4=赤 となっているので覚えておくと便利です。
尚、例外のものもあるみたいなので間違ったピンを装着すると
一発で接続機器を壊しかねないのでその辺は細心の注意を払って下さい。









