ロジクール「G512r-LN」購入レビュー!メカニカルキーボード Logicool
投稿日:2021/3/27 更新:2023/6/19 コメント 0件 PC周辺機器 G-HUB, G300, G512, g512-ln, LIGHTSYNC, PC周辺機器, キーボード, ロジクール, ロジクールゲーミングソフトウェアロジクールのゲーミングキーボード「G105」を2014年2月に購入してずっと愛用してきたんですが、最近、キーを押し込んだ時に引っ掛かるような感覚がありストレスを感じるようになってきたので新しくキーボードを買ってみました。因みに「G105」は3600円ほどで購入していたんですがこの価格で7年も持ったというのはコスパが良かったんですよね。
キーボード選定
今度購入する時は、メカニカル式か静電容量無接点方式のものにしようと思っていたんですが、色々と条件を付けていたらメカニカルキーボードしかありませんでしたw。
個人的な条件は以下のような感じです。★は必須
- ★日本語配列
- ★109キーボード
- ★テンキーあり
- ★LED点灯
- ★有線
- メカニカル or 静電容量無接点
- なるべく静かなもの(赤軸タイプ?)
- 印字が消えない
- ブラック
キーの配列が異なると滅茶苦茶ストレスが掛かるので日本語配列の109キーボードでテンキーもよく使うので必須ですし、LEDはギラギラ光らせたい訳ではないんですが部屋を暗くして使用することもあるので個人的には必須です。
無線は電池交換が面倒なので除外ですし、かな入力なのでキートップに「かな」の印字はあった方がベターですがなくても構いません。
東プレのLEDがないタブのものは右上のデザインが嫌いなのとブラックのレーザー印刷のものは印字が消えるというレビューも気になりますし、そんな感じで選んでいくとゲームはしないのにゲーミングキーボードしか選択肢がないんですが、赤軸のメカニカルか、東プレ(RealForce)の静電容量無接点のものになります。
一番欲しかったのは3万オーバーの東プレ「REALFORCE RGB R2A-JP4G-BK」です。ただ、青軸並みの五月蠅さというレビューと高い割には1年保証、しかもどこも在庫切れで売っていなかったので最終的にロジクールの「G512」にしました。(ヨドバシ.comにはありました)
開封レビュー
実店舗で確認して買いたかったんですが近所のショップになかったのでヤマダウェブコム(値下げ交渉)を11673円(税込)で買いました。
ふと思ったんですが掃除する時にはキートップを取り外したりするので空き箱に仕切りとかがあってキー外したキートップを置けるようになっていると便利ですよね。
箱を開けると真っ黒な箱が出てきます。
その箱を開けると本体のお出ましです。
付属品は保証書・取扱説明書などの紙片とどこに貼るのか分からない丸いステッカーだけでキー引き抜き工具は付属してません。ただ、工具がなくてもキーを上に引っ張ればスッと取れます。というかキートップの外装が引き抜き工具だとキーが傷付きそうな感じなので使う気にもなりません。
ヘアライン仕上げがホント美しく高級感があります。ただ、重たいので持ち運びには向かないです。
このようにキートップがベースプレートの上に飛びだしているキーボードをフローティングデザインとか言うみたいです。
右側面からの画像。
カナがないのでスッキリしていますし、肌触りはG105と似ていてサラサラしている感じです。ただ、マット(つや消し)長なので脂ぎった手で触ると跡が残ると思います。
USB2.0パススルーポートです。「パススルーポート」とか言われてもよく分からないんですが、このポートに挿せばデータ通信と給電を行えるそうです。要は普通のUSBハブが一体になったということなんでしょうかねぇ。
「CapsLock」を示す「A」のLEDは固定ではないので設定した色に点灯するようです。「G」はゲームモードを示す?LEDだと思います。
ただ、パススルーポートのせいでケーブルは極太(外径 約 6 mm)です。
コネクタにキーボードとUSBのイメージが刻印されて分かりやすくなっています。
どうもこのキーボードは違う型番のキーボードと同じパーツを使っているようで意味不明な部分があります。
徐背面にM6のネジがちょうどハマるような謎のネジ穴があります。因みに穴は途中で塞がっています。
底面。
スタンドは角度調整とかはできません。
キートップの表面はマット(つや消し)仕上げです。おそらく文字の部分だけ養生して透明の樹脂に黒く塗装した感じなので外装が取れない限り文字が消えることはないと思います。
キートップの質感はこの画像が一番伝わるかも知れません。
GX RED (Kailh) キー。
キートップの内部にナンバーらしい「R4 B01」などの刻印がされています。
正方形型のキーキャップのサイズは 約 13 mm x 13 mm 。
嵌める部分の外径は 約 5 mm。
LEDはスイッチの下にある緑の基板に実装されているのでスイッチの上部が光って左右から少し光が漏れます。
スイッチの奥に見えているのが基板実装タイプのLEDです。
「Shift」と「CTRL」キーを外したところです。
ボタン間の横の間隔は 約 7 mm。
縦の間隔は 約 4 mm。
キートップの間隔は1mmほど空いています。
キートップの上部の文字だけが発光し、下部の印字されている文字は発光しません。たとえば、下図の「カタカタ」は光りますが、「ひらがな」は光りません。
LEDの光量は「FN+F7」で5段階(最後は消灯)で調整できるんですが、複数のボタンを押しなければならないのですぐに変更したい時にちょっと面倒です。
真上から見ると大して気にならないんですがちょっと暗いところだと結構、LEDの光がキートップの下から漏れてくるのでちょっと気になるかなぁ~という感じです。
「Logicool G HUB」ではゲーミングマウス「G300」は認識されないので「Logicool ゲーミングソフトウェア」とを同時に利用する必要があったり、マニュアル(PDF)が完全に英語で訳分からんですし、40MBほどの「G Hub(lghub_installer.exe)」のダウンロードしてインストールしようとしたらアプリ本体(約400MB)のダウンロードが開始されたりします。
Logicool G HUB ~LIGHTSYNC
キー単位でLEDの色や発光パターンを変えられます。
ファンクションキーにマクロキーなどの色々な操作を割り当てることもできますがデフォルトな状態で使っています。
プロファイルを作成すればソフトウェア単位でLEDの発光パターンを切り替えることができるのでMPC-BEとかで動画を見ている時には再生・一時停止・音量などに割り当てているボタンだけ光らせておくこともできます。この機能は「Logicool ゲーミングソフトウェア(LGS)」でもありましたがほんと優れものですでこれがあるからロジクールから離れなれないですよね。
EDIUSをアクティブ(ウィンドウをクリック)にするとEDIUSキーボードの配色になるようにもできます。
ただ、アマゾンのレビューにもありましたがなんか動作がおかしいところがあり完成度はイマイチです。尚、キー入力におかしな挙動は一切ないので入力デバイスとしては問題なく動作しています。
再起動したら直ったんですがLEDの設定画面に表示されるキーボードの配列がどうみても英語配列のものだったりしましたし、「FN」キーと「:」キーのLEDの色が「モディファイア」を押さないと設定できなかったりしてと不具合があります。
後日、ロジクールゲームソフトウェアでもLEDやプロファイルを割り当てられたのでLogicool G HUBはアンインストールして今は使っていません。
製品登録
なんかロジクールで交換保証を受けられなかったブログを拝見したのですぐさま製品登録しておきました。
Logicool G300sを交換依頼したかったのに出来なかった件
実際に使ってみた感想
G105がメンブレン式でちょっとキーボード自体が薄めのものだったのもありますが、一番最初に打った時は重たくとうるさいという印象でした。ただそれについては1日で慣れました。キーの引っ掛かりがないのがこんなにも心地いいのか、スコスコと入力できるのでホント文字を打っていて気持ちいいというが分かります。
ただ、マイナス面も結構ありました。例えば、キーが今までのものより軽いのでホームポジションに手を置いた時に「は(F)」とか「ま(J)」が打たれることがたまにありましたし、ちょっと斜めからホームポジションに手を置いたりしてタイピングするとタイプミスすることが増えました。
あとキーによって音が異なるものがありました。例えば矢印キーの「↑」は結構うるさかったったので個体差があるのかも知れません。