WD Black SN750 NVMe-M.2 SSD 購入レビュー![WDS250G3X0C-EC]
投稿日:2020/12/11 更新:2023/1/27 コメント 0件 自作パソコン m.2, NVMe, sn750, SSD, SSDPEKKW256G8XT, WDS250G3X0C, WesternDigital, 自作PCアマゾンで「Western Digital WD Black 内蔵SSD M.2-2280 SN750 250GB NVMe 5年保証 WDS250G3X0C-EC」を買ってみました。価格は6,180円。
購入理由
Windows 10 Pro(1909)からバージョン 20H2にアップグレードの利用可能になったんですが、トラブった時にNVMe-SSDを取り換えるだけですぐに旧環境(Intel 760p SSDPEKKW256G8XTを使用)に戻せるようにクローンを作成してやってみようと思ったので購入しました。
「WD Black」はちょっと割高なんですが、個人的には信頼性高いメーカーですし、低発熱(※そうでもなかった)で評判もそう悪くなさそうということと過去にWDのHDDをRMAしたことがあるというのがおおきいですね。あとデザインとネーミングにも惚れました。
ヒートシンク付きの「WD BLACK SN750」の場合は、マザーボードに適合するかどうかテスト済みのマザーボードリストがあるので事前に確認しておくといいかも知れません。何がどう適合しないのかはよく分かりませんが、下記のマザーボードは適合しないようです。
- ASUS H370 –I GAMING
- ASUS Maximus XI Extreme
- ASUS Maximus XI Formula
- ASUS Maximus XI Hero
- ASUS TUF X299 Mark I
- Gigabyte X299 Aorus Gaming 3 Pro
マザーボード互換性リスト(PDF)
購入したのはヒートシンク無しのヤツなので関係ないんですけど、一応筆者が利用しているASRock Z390 Phantom Gaming 6は適合(Fix)していました。
外観レビュー
全く興味ないんですが「SSD Dashboard」をインストールすると「Gaming Mode」とか使えるみたいです。
パッケージに開けられた穴からシリアルナンバーが丸見えです。シリアルナンバーをネットに晒すデメリットは勝手に製品登録されたり、ネットオークションなどで売る時に身バレ(ブログ特定など)する可能性、あとはソフトウェアをダウンロードするのに必要だったりすることもあって今まで隠してきましたが、公開しても問題ないものについてはもう面倒くさいので隠さないようにしようかと思います。余談ですがいつもの癖でついついシリアル番号を隠しているところがありますw。
メモリのブリスターパック(透明のパッケージ)などではたまに結構外れにくくて稀に折れたりすることあるんじゃないかと思うくらい固いものとかあるんですが、このブリスターパックは溶着や固定されていないので簡単に取り出せるのでいいですね。
シールには「Warranty Void if Removed(剥がしたら保証切れ)」みたいな記載がないのでヒートシンクへ熱伝導を上げるために剥がしても問題ないんでしょうねぇ。
裏面には実装部品は一切ない感じです。
フルフォーマット
4TBのHDDのフルフォーマットだと10時間近く掛かった記憶があるんですが、PCIeのNVMe-SSDで容量が250GBと少ないのでそう掛からないだろうとフルフォーマットしたところ、10分ほどで完了していました。「Win-20H2(W:)」というのがWD Blackなんですが、Windows的には232GBと表示されていました。
ベンチ計測
「CrystalDiskMark6.0.2」で読書速度を計測しました。
1GiB(5回)での計測結果です。4KiB IOPSがどれを挿すかよく分かりませんが、シーケンシャル(Seq)はほぼ公称値と同じくらいの値になっていました。
発熱
前章の「CrystalDiskMark」でベンチ中の温度を「CrystalDiskInfo(8.2.0)」で調べました。PCへの取付方法は、Inateck M.2 PCIe アダプター(SC05001)に付属のヒートシンクを取り付けずに計測しました。ヒートシンクを付けた詳しい冷却テストの様子は下記URLに記載しています。
室温13℃の中でテストしたんですが、「CrystalDiskMark」で計測を開始して数秒で60℃まで達しました。因みにCrystalDiskMarkは最短で1分単位でしか自動更新できないのでF5キーを押しながら最新の温度を調べています。
下図は他のMVMe.SSD「F:ドライブ WDS100T2B0C(※ヒートシンクのとファンで冷却)」と「C:ドライブ Intel SSDPEKKW256G8XT(※ヒートシンクで冷却)」との温度比較です。
赤いグラフがWD Blackのもので50℃を超えているところはちょうど「CrystalDiskMark」を走らせたタイミングなんです。他の熱対策済みのMNVe-SSDと比べると10℃以上高くなっています。
このSSDの動作時の許容温度は「0℃ to 70℃」ということなんですが、室温13℃で60℃ということは+20℃の夏場では80℃を超えることも考えられるのでヒートシンクやファンで冷却する必要がありますね。
製品登録
ウェスタンデジタルのサポートサイトにログインして「WD Black SN750」を製品登録しておきました。
製品登録の場所が分かり辛かったのでメモです。
以前は無かったんですが製品登録に購入証明が必要になったようです。ヘルプもなく何をアップすればいいのかよく分からなかったのでアマゾンの購入履歴のページをキャプチャしてアップしておきました。「送信」ボタンを押すとすぐに登録メールアドレスに登録完了のメールが届いていたので確認作業はされていないと思います。
登録完了。