USB扇風機のスイッチが壊れたので修理してみた!
投稿日:2016/7/25 更新:2019/3/22 コメント 0件 分解&修理 スイッチ交換サンワサプライ(SANWA SUPPLY)の首ふり扇風機 USB-TOY56BK (ブラック)が、
壊れたので分解してみました。
尚、定番ですが真似される方は自己責任でお願いします。
トイレで熱中症になる人が多いと言うので
数年前からトイレ用に設置しているんですが
一番右の「強」のスイッチが全く反応しなくなりました。
底面のゴムパットの裏に隠しネジがありますのでそちらを外すと分解できます。
分解してみるとスイッチには家電などに良く使われてる
四本足で6ミリ角のタクトスイッチが取り付けられていました。
因みスイッチの種類は押している時だけ通電するモーメンタリタイプだと思います。
一番右が強のタクトスイッチになります。
基板裏です。
返し方によっては逆になるのでご注意下さい、というか
実際に間違えてオフスイッチを取り外してしまいましたw。
基板裏に取り外すスイッチを間違わないように記載しておきましょう。(o^-^o)
下図は間違って外した方の画像です。
gootの半田ごて(KS-30R)と吸取線(CP-3015)を使って
半田を除去してタクトスイッチを取り外しました。
取り外したタクトスイッチを計測してみましたが、
本体は6ミリ角でピンピッチは約4.5ミリだと思います。
おそらく、秋月電子通商で売られているP-03647と言うタクトスイッチが
同じサイズだと思われますが確証はありません。
厚みは約3ミリ。
ステムの高さは約3ミリ。
尚、ステムとはスイッチの高さのことみたいです。
テスターで調べたらスイッチを押し込んだ状態で通電しなくなっていたので
明らかにタクトスイッチの不良みたいです。
最近はあまりやってませんが、
VHSデッキやDVDプレーヤーなど家電が壊れると
分解して基板から使えそうなパーツを取るのが趣味だったので
中古のタクトスイッチも多数在庫を抱えています~w。
その中に四本足で6ミリ角のタクトスイッチがありました。
ただ、既存品のステムの高さは約3ミリほどでしたが、
こちらのスイッチのステム高は6ミリほどありました。
カッターだと切りにくいし、あまり負荷を掛けると壊れる恐れもあるので
図のようにラジオペンチで持ったままで
オルファ H型鋸(213B)用の鋸刃(HSWB-1)でカットしました。
余談ですが、
この鋸刃(HSWB-1)は刃厚が0.5 mmしかないので材料をあまり無駄にせずにカットできますし、
刃の長さを変えられるので狭いところでの作業にとても重宝します。
(先端が欠けたので新しいのを買わなきゃですw)
あとは切断面を紙やすりで削って半田付けして元に戻すだけですが、
タクトスイッチには取り付ける向きがあるのでテスターで確認してから取り付けます。
動作確認したら直ってました。ヽ(´▽`)/
ただ、スイッチの頭をすこし削り過ぎたみたいで
かなり下まで押し込まないカチッとスイッチが入らないので
ちょっとミスったみたいですw。