UGREEN PC切替器の購入レビュー USB2.0タイプ KVM
投稿日:2023/11/19 更新:2023/11/19 コメント 0件 PC周辺機器 KVM, ugreen, usb2.0, パソコン, 切替器アマゾンでUGREEN PC切替器(KVM)を購入してみました。価格は2,466円の10%引き。
UGREEN PC切替器の購入レビュー USB2.0タイプ
USB3.0タイプと500円ほどしか変わらないので最初はそちらを買おうか思っていたんですが、USB3.0は規格上のケーブルの総延長が3.0mなのに対してUSB2.0は5.0mですし、マウスとキーボードの切り替えにしか使わないので安定して使えるそうな2.0タイプを敢えて選んでみました。
因みにどちらの製品にも出力と入力側の間に接続されたUSB線長が4.5m以内という制限があるとの記載はありました。
余談ですがPC切替器はよく「KVM」とかで表記されていますがKeyboard、Video、Mouseの頭文字の略だと今回初めて知りました。
中身を引き出しやすいように取っ手が付いています。
多言語マニュアルですが日本語もあります。
筐体は樹脂製の光沢仕様でとても軽いです。ボタンはカチッカチっとしっかり押さないと切り替わらないので誤操作で切り替わることは少ないかと思います。
4ポートある方にUSB機器を接続します。
安定しない時(給電が足らない)にはmicroUSBポートから電源供給するといいらしいです。因みにケーブルは付属してませんし、PCと繋いで給電するのか、コンセントから給電するのがいいのかとかその辺のことが一切分かりません。
上の画像では分かりにくいですが背面のポートにはナンバリングされており、最初はポート1に接続して使うようです。
販売ページでは分かりませんでしたがめっちゃ光沢のあるデザインでほこりやチリが目立つのでちょっとガッカリポイントです。
各ポート間の間隔は 約 10 mm。
A-AタイプのUSB2.0ケーブル。USB2.0のこの手のケーブルってあまり選択肢がないので助かります。
片面にだけUGREENのロゴがあります。
コネクタ内部がブラックのものってあまり見たことがないんですがなんかカッコいいです。
USBケーブルを接続すると15cmは場所をとる感じです。どこの製品もこのような構造ですがもうちょっと大きくてもいいので全ケーブルを背面に接続できるようにしてほしいですね。USBメモリ等を抜き差しして使う場合はこの形状でもいいですが、繋ぎっぱなしで使う場合はケーブルがごちゃ付きます。
背面のポート1が右側にあるのでトップパネルのナンバリングとは逆になっていてこのことをアマゾンのレビューでよく書かれてて実際にそうなんですが、正面からは前面のポートしか見えない位置に設置して手探りで切り替えているので個人的には問題にはなっていません。
背面のポートにUSBケーブルを接続すると数字のところが青く点灯します。LEDはとても暗くて目障りにならないのでいい感じなんですが、数字が小さくてほぼ見えないのでどちらをなっているかもよく分からないです。(画像のようには明るくないです)
スリープ時の操作について
USBポート1にメインPC、USBポート2にサブPCを接続してスリープ時の挙動について調べてみました。
PC1(USBポート1) | PC2(USBポート2) | |
---|---|---|
起動中 | 起動中 | 安定して切り替わる。 右手でボタンを押してマウスを掴んだ時にはほぼ切り替わっているのでほぼノーストレス。 |
スリープに移行 | 起動中 | PC1をスリープに移行した後でもボタンを押すとPC2に切り替わります。 ただ、この状態で再度PC1に切り替えようとしても変わらないのでデバイスによるスリープ解除はできない。 |
2か月ほど使用した感想
一番初めに背面ポートに2台のPCに接続してキーボードとマウスを繋いだんですが最初はサブPCの方にしかカーソルが表示されずにボタンを押しても全く切り替わりず焦りました。取扱説明書を読むと正面から見て右側の「USBポート1」がデフォルトの入力ポートみたいで挿し替えたら正常に使えるようになりました。
ボタンを押すと1秒ほどですぐに切り替わるのでほぼストレスフリーで使えています。LEDライトは見えない位置に設置しているので利用してませんが、正常に切り替わるとマウス(G300)やキーボード(G512r-LN)のLEDが一旦消えて再点灯し、もし切り替わらなかったらLEDが付かないのですぐに分かりますし、キーボードのLEDがPCごとに違うのでどちらに接続しているかはすぐに分かります。LEDが付いていないデバイスの場合はUSBタイプのLEDライトなどを付ける手もあるかと思います。
最近はコツが分かったのでなりませんが使い始めた頃はたまに全く切り替わらないことがありました。このような時には再度ボタンを押すと切り替わることもありますし、それでもダメな場合はケーブルを抜き挿しすると切り替わるようになっていました。
PC間のデバイスの共有は、今までリンクケーブルを使っていたんですが、LGS(ロジクールゲームソフトウェア)と相性が悪いみたいでコピペの時に正常に動作しないことあり、安定性を重視してディスプレイにクランプ式のUSBハブを2台並べてデバイスを切り替えていました。ただ、USBポートの耐久性を調べたら1000回とかだったのでこれだとそう長くは持たないような気がしたので今回切替器を買った感じです。
この手の製品は100%安定して動作することをほとんどないイメージなのでそこそこ安定して使えればOKとは思っていたんですが、LGSもちゃんと動いていますし、思いのほか安定して気に入りました。