BEEPスピーカーの極性の調べ方と分解!

投稿日:2019/3/31 更新:2020/2/28 コメント 2件 自作パソコン ,


マザーボードに接続するビープスピーカー(Beep Speaker)は必ず接続する派の人なんですがそのビープスピーカーの極性が分からなくなったので調べてみました。

 

 

極性の確認

ビープスピーカーって赤黒のケーブルのものしか見たことがないので仕様でどちらかが赤とかに決まっているものだと思っていましたが下図のものはケーブルの色が左右逆になっていたので特に決まってもいないんですかね。

こうなるとどちらかプラスなのかということになりますが筆者の場合はコネクタ先端にある▼マークがプラスだと思っていつも作業してました。

ただ、このビープスピーカーは▼マークがある方がマイナス(-)と印字されていたので▼マークやケーブルの色は全く当てになりませんね。

ASRock Z390 Phantom Gaming 6に付属していたものは黒いケーブル(▼マーク)の方がプラスになっていました。

ここでとんでもないことに気付きました。手元にあるものを全て調べてみたら正面に全部プラスの記号が印字されていることにこの時に初めて気付きましたw。

基板の方にも全部極性が印字されていました。左のヤツはちょっと分かり辛いですがちゃんと印字されています。

そもそもBEEPスピーカーって極性があるので逆に付けると鳴ならないかと思っていたんですがよく考えたら単発のスピーカーの場合はどちらに繋いでも音は鳴っていたのでどっちでも鳴ることは鳴るんですよね。実際に逆に挿してもちゃんと音は鳴ってました。

ただ、極性があるということはそれなりに意味があることなので正しい極性で接続しましょう。

スピーカーに電気が流れた時にコイルが巻かれたコーンが引っ張られて音が鳴るか、反発して音が鳴るかの違いなんでしょうかねぇ。ただ、複数のスピーカーを接続する時は音量が違ったりするみたいなのでちゃんと極性を確認したほうがいいようです。

ここまでのをまとめると以下のような感じです。

  • ビープスピーカーには極性はあるもののどちらに接続しても音は鳴った
  • ▼マークやケーブルの色は当てにならなかった
  • 正面にプラス(+)マークが印字されていた

 

 




分解

構造を確認するために接着部分にカッターの刃を刺して分解してみました。

薄い鉄板が入っていました。

鉄板の上にさらに小さな円形の鉄板が重しのように接着されていました。

厚みは0.05mm程度。

コイルが山のように巻かれています。

 

2 件のコメント

  •  スピーカとは電気信号を音波に変換する装置(仕組み・部品…)の事で、複数を組み合わせて音量を増加させるか立体音響として少なくとも左右2組として区分する物でもあります。いずれの組み合わせでも極性を無視すると、音量が減少し周波数特性が狂い立体音も狂います。
    従って各スピーカには少なくとも+と-を判別可能な印が有るはずです。
     だから原理原則的には、乾電池類の+をスピーカの+へ接続したとき、スピーカの音響版が外側に跳び出る事が必須で、内側に引き下がっては間違いです。如何でしょうか。

    • コメント有難うございます。

      >内側に引き下がっては間違いです。如何でしょうか。

      どのような仕組みで音が鳴るのか分からずに
      憶測で適当なことを書いてしまいました。

      誤解のないように
      該当箇所は加筆・修正しました。

厚揚公太 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です