半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編

マウスの右クリックボタンに割り当てているマウスジェスチャーでの「進む・戻る」の動作がなんかおかしいのでもしかしてチャタリングかも知れないとMouseTestで動作確認したら1クリックの操作で2クリックしているような動作をしていました。左ボタンならまだしも使用頻度が少ない右ボタンでチャタリングって思いましたがよく考えたらマウスジェスチャーする時に頻繁に右クリックボタンを押していたからかも知れません。

created by Rinker
Logicool(ロジクール)
¥7,980 (2026/03/15 15:48:40時点 Amazon調べ-詳細)

 

半田ゴテを使わない修理方法

マウスのボタン不良はほとんどが接点不良によるチャタリングなので接点復活剤を噴霧してやれば接点部に付着したカーボンなどの汚れを除去して復活することが多いです。

そもそもチャタリングとは、出力信号が短時間に「ハイ」と「ロー」との間を行き来することで電子機器が誤作動したり、制御が利かなくなる状態のことを言うそうです。

B2B用の電子機器などはチャタリング防止のためのコンパレータが組み込まれていますが、家庭用のマウスなどはチャタリング防止部品を搭載しているのもが少ないため、このような現象が起こることがあるようです。

※コンパレータをオンラインで購入する場合はアールエスコンポーネンツが便利です。規格ごとに検索ソートがかけられ商品選択がしやすく、業者価格での部品購入が可能です。

ただ、実はマイクロスイッチの交換しかやったことがなかったのと知り合いのぶっちさんのブログでランドが剥がれてお気の毒な状態になられていたので接点復活剤の噴霧で直らなかったらスイッチ交換という流れで作業することにしました。

ロジクール ゲーミングマウス G300s チャタリング発生!

尚、マイクロスイッチのボタンの隙間から接点復活剤を噴霧するやり方もありますが接点はそこにはありませんし、スイッチ内に残った接点復活剤にホコリやゴミなどが付着して動作がおかしくなることも考えられるのでここではマイクロスイッチのカバーを外して患部に直接噴霧するやり方を紹介します。

上部カバーを外します。詳しい分解方法はリンク先に記載しています。

ロジクール マウス「G300s」分解&マイクロスイッチ交換!

半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編

底カバーから基板を取り外します。

半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編

基板裏のパーツがぶらぶらするのでマスキングテープなどで固定しておきます。

半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編

こちらが修理するオムロンのマイクロスイッチ「D2FC-F-7N(10M)」です。白い出っ張りがマスクをクリックしたときに実際に押されるボタンになります。このボタンは中の板バネとカバーによって保持されているだけなのでマイクロスイッチのカバーを外すとバラけて元に戻す時に面倒なんですよね。

半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編

なのでカバーから外れないようにテープでしっかりと止めておきます。

半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編

ケーブルが邪魔な時はコネクタから外します。

半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編

半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編

マイクロスイッチのカバーは両サイドにあるツメで固定されています。

半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編

ツメの部分にカッターなどで差し込んで広げてやれば簡単に外れます。

半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編

白いボタンがカバーから外れないように保管しておきます。

半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編

赤丸の部分が接点なんですがクリックすると中央にある板バネが押され下部の接点に接触し、クリックをやめると上部の接点に接触するといった仕組みです。マスクをクリックしたときにカチッと音がするのはこの接点に当たっている時の音です。

半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編

半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編

ボタンと接点に位置関係です。板バネの細い部分がちょうどボタンが押し込んだ時に押される部分になります。

半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編

接点復活剤スプレーには「KURE 接点復活スプレー #1424 220ml」を使用しました。

created by Rinker
KURE(呉工業)
¥445 (2026/03/15 20:47:45時点 Amazon調べ-詳細)

半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編

周りに飛び散らないように軽~く噴霧しただけでも溶剤でペッチョリです。ボタンの隙間からスプレーを噴霧したらこの中がどんなことになるか容易に想像できると思います。

半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編

コヨリをよって余分な溶剤を吸い取ります。

半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編

あとはカバーをカチッというまでしっかりと嵌めてマウスを元に戻せば完了です。一応、チャタリングは直ってましたがすべてのマウスでうまく行くとは限りませんし、分解すると保証が無くなりますのですべて自己責任でお願いします。

 


6 件のコメント

  • 今までチャタリングで4代目くらい買い換えてましたが、この記事見て試したら治りました!
    廃版になってしまったので、治ったおかげで現役で使えそうで助かりました!有難うございます。

    • お役に立てたみたいで良かったです。
      長年使い慣れたマウスはなかなか別の機種に移行できないですもんね。

  • 参考にしてスプレーで掃除してみたところ白いボタンが行方不明になりかけましたが無事治りました
    ありがとうございました

  • G203でも同様の手段で修理ができました。
    ありがとうございます。

    スイッチの役目をする金属を外してしまい(外れてた?)、再装着するのに30分ほど奮闘する羽目になりました。
    同じ過ちを繰り返してしまった方の為に書いておくと、縦方向からいれると固定しやすいです。
    ①┃ ┃ ┓②←横から見るとこうなってると思うので①方向からスライドするように入れて、
    最後に真ん中のバネの役目をするたわみの部分を絶妙な力で上から押してセットしてやると上手くいハマります。
    ストレスで髪の毛が1000本くらい抜けたので注意してください。

    • お役に立てたみたいで良かったです。

      それにしてもよく戻せましたね。
      自分もやったことありますが板バネを曲げてしまって壊した記憶がありますw。

コメントはお気軽にどうぞ

メールアドレスは公開されません。

尚、スパムコメント対策として海外のIPアドレスからのコメントは受け付けないようにしています。そのような場合にはお問い合わせフォームよりご連絡下さい。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。
* が付いている欄は必須項目です。