ロジクール マウス「G300s」分解&マイクロスイッチ交換!
投稿日:2017/8/15 更新:2024/2/5 コメント 5件 PC周辺機器 G300, スイッチ交換, チャタリング, ハンダ, マウス, 修理, 吸い取り器ロジクール ゲーミングマウス「G300s」がチャタリングするようになったので新しいマイクロスイッチに交換してみました。マウスのマイクロスイッチを交換するのはG300rに続いて今回が2回目になります。G300rの方にはスイッチを取り外すところから取り付けるまでの作業動画があります。尚、スイッチ交換せずにやる方法は下記に記載しています。
半田ゴテなしでマウスのチャタリングを修理する方法 G300s編
分解
底面のマウスソール(ツルツルするヤツ)を剥がすと隠しネジが4つあるので外します。爪で雑に外すと端の方にちょっと型が付くのでそれが嫌な場合はヘラなどを接着面に滑り込ませて折り目を付けないように慎重に剥がす必要があります。
隠しネジ。
ネジがかなり細かいのでNo.00などのドライバーが必要かと思います。因みにダイソーなどに売られている精密ドライバーセットなどでも大丈夫だと思います。
上下のパーツはツメなどで固定されていないので簡単に分離できます。
こちらの「CHINA D2FC-F-7N(10M)」というオムロン製のマイクロスイッチがチャタリングが起こっているスイッチです。
G4~G7のマイクロスイッチ(底部が白)は「HiMAKE」というメーカーのスイッチが取り付けられています。D2FC-F-7N(10M)とスイッチの位置がほとんど同じようなのでこちらのボタンが壊れた場合はD2FC-F-7N(10M)を代替品として使用することもできると思います。
三か所のネジを外して基板を分離します。この時、右下にある白い平行線が少し邪魔になるので少しズラすんですが断線させないように注意して下さい。
基板裏。
センサー「A3055 N1447A」
センサー「A3055 N1447A」受信部
下記は画像はG300rのものなんですが型番は同じ「210-001034 Rev.007」でした。
コネクタはたぶんPHコネクタだと思います。
マイクロスイッチ交換
以前、基板を裏返して作業したら取り外すスイッチを間違ったことがあったのでそれからは「×」の目印を付けるようにしてます。図ではハンダの量が少くて作業しずらかったので事前に追いハンダをしています。
ハンダの除去にはハンダ吸取器を使用しました。ダイソーのヤツも持っていますが比べ物にならないくらい吸引力が違うので一つ持っておくといいですよ。以前は助手の「ヘルピングハンズ・三爪・レンズなし」を使って作業したんですがセッティングが面倒だったので図のように重めのペンチを載せてやりました。
ハンダ除去。
摘出完了。正常品と区別がつかなくなることがあるので×印を付けます。
新しいスイッチを取り付けたらちゃんと水平に取り付けられているか、また、隙間が空いてないかを確認します。
サイドから確認します。
あとはスクロールホイールなどの清掃をして元に戻して完了です。下記の動画は前モデル「G300r」のスイッチ交換の様子です。
5 件のコメント
ネジの位置が知りたかったので、大変参考になりました。
お役に立てたようで良かったです。( ^ω^ )
無事にスイッチ交換できました。ありがとうございました。
本記事のアマゾンのリンクとして貼られている、ちょっと安い方のスイッチですと、カッコ内の数字が違い(元のは10M,こちらは20Mでした)、若干重たい感じになりましたw
コメント有難うございます。
お役に立てたようで良かったです。
20Mの方がちょっと重たいんですね。
このような情報ってとても重要なので
こちらそこありがとうございます。