Logicool G300 タクトスイッチをヒートガンで交換してみた!
投稿日:2025/6/22 更新:2025/6/22 コメント 0件 PC周辺機器 G300, スイッチ交換, タクトスイッチ, ヒートガン, マウス, ロジクールLogicoolのゲーミングマウス「G300」のG9ボタン(スクロールホイールのすぐ後ろのあるヤツ)が効かなくなったので交換しました。因みに前にも一度やっているので今回は白光のヒートガン(FV310-81)を使って取り外してみました。
下図はイメージです。
Logicool G300 ヒートガンでG9ボタン交換してみた!
SW8とSW9とシルク印刷されてるのがG8とG9ボタン(スクロールホイール直下にあるボタン)で表面実装タイプのタクトスイッチです。今回はSW9のタクトスイッチを取り外して新しいタクトスイッチに交換します。
タクトスイッチはアルプス電気の「SKQGAFE010」を使用。因みに千石電商(せんごく)にひとつ58円で購入。
他の部品が熱の影響で壊れないように養生します。あとで考えたらポリイミドテープを持っていたのでそちらでやった方が良かったかも…。
ヒートガンは白光の「FV310-81」を使用。
245℃の風量3でやってみました。
数十秒、温めて爪楊枝で軽く押していたらあっけなく取れました。
ランド剥がれもなくいい感じです。
新しいボタンの取り付け。位置がシビアなのでセルテープで固定しています。
作業完了して養生テープを剥がすとなんか底面に異変が…。
底面を見るとクレーターのようにボコって凹んでいました。
基板外してみると見事に溶けていました。
レーザー部のカバーを固定するネジのところもちょっと溶けていましたし、結構広範囲に影響が及んでいました。
下図のような感じで当てていたので熱風の逃げ場が基板の穴から抜けて底面に集中したみたいです。
上下カバーを合わせても隙間ができるようになったので完全に歪んでいますね。
ネジも締られなかったのでネジ穴付近を拡張したり、ところどころ削ったりして何とか定位置に収めることができました。
組み上げたら普通に動作していたので樹脂以外の部分は壊れてなかったみたいです。次回からはちゃんと底面を外して作業するか、熱風の逃げ道を考えて処理するようにしないといけませんね。