ファン延長ケーブルのコネクタが抜けやすい原因が判明?!
投稿日:2014/12/18 更新:2019/3/22 コメント 0件 自作パソコン コネクタ接触保護のガード付いているファン延長ケーブルのコネクタって、
軽く引っ張っただけでも簡単に外れたりしてめっちゃ抜けやすいものが多いとは思いませんか?
前々からこの部分が気になってたんでコネクタのガード部分を削ってみました。
そしたら抜けやすい原因がやっと分かりました!(・_・)エッ….?
上からガード付きコネクタ、そのガードを取り外したコネクタ、基板用コネクタなんですが、
ガード付きのものは一番下の基板用コネクタのものとは明らかにピンの長さが異なっていて短いんですね。
具体的な数値はガード付きのものが 約 4.8 mm で基板用のものが 約 7.8 mm でした。
一応、コネクタにはオス側とメス側に抜け防止の突起物があるんですが、
これが余り意味を成していないのも原因のひとつですが、
同じメスピンコネクタ(コネクタ目線ではオス)を挿せるのに
これだけピンの長さが異なるとなると抜けやすいのも納得ですね。( ̄ー ̄)ナルホド
色々なメーカーのものを使ってきましたが、どこのものも大差なく規格に問題があるんだと思いますね。
■予防策
万が一、コネクタが外れていたらシステムに重大な問題をきたすこともあるので対策しておいた方がいいですね。
そこでやり方なんですが、テープなどで固定してもいいんですが剥がした跡がベタ付きますし、
頻繁に取り外さないのであれば下図のように熱収縮チューブ(ヒートシュリンク)がお勧めですね。
このようにしておけば引っ張って外そうとしてもケーブルとピンの圧着部分の方が耐えられないと思います。
3pinのコネクタだと 10 mm の熱収縮チューブをラジオペンチで広げたらなんとか取り付けられましたが、
コネクタの外周は約 38 mm なので 12 mm (2x6x3=36) 程あれば楽に取り付けられると思います。
また、4Pin用のコネクタの場合は外周が約 45 mm なので 14~15 mm くらいあればいいと思います。
尚、この数値はあくまで計算上の話なので参考程度にして置いて下さいw。
熱収縮チューブを剥がす時は百均などで売っている鼻毛切りのハサミが先端が細くて使いやすいです
(o^-^o)