不良HDD(WD30EZRZ)をDLGDIAGでEXTENDED TEST&ERASEしてみた!

投稿日:2019/3/17 更新:2019/3/21 コメント 0件 自作パソコン , , , , , ,


先日、WDの3TB HDD(WD30EZRZ)の「Windows用Data Lifeguard Diagnostic(DLGDIAG)」のQUICK TESTをしたんですがエラーで途中で止まるので今回は「EXTENDED TEST」をして結果によってはRMAの申請しようと思っています。尚、不良HDDの症状やDLGDIAGの使い方については前回の記事を参照して下さい。

 

 

EXTENDED TEST

「EXTENDED TEST」は不良セクタを検知するためにフルメディアスキャンを実施されるのでドライブのサイズによっては試験完了まで数時間を要する場合もあります。実際以前に4TBのHDDをやった時には10時間近く掛かりました。

10:45スタート

タスクマネージャでは見るとフルロードって感じです。

数十分したら「Too many bad sectors detected.」と表示されテストが止まりました。

開始22分24秒でストップ。

テストエラーコード「08-Too many bad sectors detected.」

 

 




ERASE

RMAをしたことないので勉強を兼ねて申請しようと思ってたんですが、RMAするにしても中のデータは消しておきたいのでやっぱり「ERASE」をしてみました。

「ERASE」とは「Write Zeros(ゼロフィル)」、「ローレベルフォーマット」などよばれるものでHDDに「0(ゼロ)」を書き込むことで既存のデータを上書きして消してしまうというものです。

WDハードドライブまたはSSHDのローレベルフォーマットまたはゼロ書き込み(消去)方法

警告メッセージ3連発。

Please close any other open programs and 
any open files in the drive (M:) to prevent data loss.

データの損失を防ぐために、
他の開いているプログラムおよびドライブMの
開いているファイルをすべて閉じてください。

One or more partitions may exist in the drive,
do you really want to erase them?

ドライブに1つ以上のパーティションが存在する可能性があります。
本当にそれらを消去しますか?

Erasing the drive will render existing data on the selected device
inaccessible. Backup all data to other media before proceeding.
Are you sure you wish to proceed?

ドライブを消去すると、
選択したデバイス上の既存のデータにアクセスできなくなります。
先に進む前に、すべてのデータを他のメディアにバックアップしてください。
続行しますか?

「FULL ERASE」を選択して「OK」をクリックするとスタートします。

QUICK ERASE erases the first and last million sectors of the drive.
ドライブの最初と最後の100万セクタを消去します。

FULL ERASE erases the entire drive. 
完全に消去すると、ドライブ全体が消去されます。

ERASEスタート。

テスト中はドライブ文字が消えて「ディスク1」になり、エクスプローラーからも見えなくなりました。

約7時間で完全に消去(上書き)できたようです。

「COMPETE」

「VEIW TEST RESULT」

 

 

ディスクの初期化

再テストするにしてもテスト完了後はHDDが購入時のようにフォーマットしないとエクスプローラでは見えないのでディスク管理にアクセスしてディスクの初期化を行います。Windows10ではフォーマットの必要なドライブが接続されている場合は自動的に「ディスクの初期化」のウィンドウが立ち上がるようです。

MBR(マスターブートレコード)は2TBのHDDまでしか認識できないので3TBのHDDだと必然的にGPT(GUID パーティションテーブル)になると思います。

取り敢えずキャンセルしてみるとフォーマットが必要なドライブ名の横に×マークがついてました。

×のところで右メニューを開くと「ディスクの初期化」とあるのでそちらから行いました。

無事にフォーマットされると「未割当領域」になります。

「新しいシンプルボリューム」を作成。

完了するとドライブとして使えるようになります。

エクスプローラーでも認識。

 

 




再検証

右のがEARSEしたヤツなんですが同じ容量のHDDと比較すると微妙に容量が増えてました。

「代替処理保留中のセクタ数」が0になって黄色から青になっていました。代替処理保留中のセクタは実際に書込処理が行われると不良セクタとして処理されてそれ以降使用されなくなるようですがERASEはゼロデータがディスク全体に書き込まれるので結果として代替処理保留中のセクタ数が0になるんだと思います。

QUICK TESTを再度してみました。前回はすぐに停止していたんですが今回は完走しそうと思ったんですが…。

途中で止まりました。

CrystalDiskMark(CDM)のバージョンが異なるので単純に比較はできませんが新品時はシーケンシャルで130MB/s位出ていたのが半分くらいまで落ち込んでいました。手続きが面倒なので出来ればやりたくなかったんですがこの結果をもってRMA申請することにしました。

 

 

テストは計画的に!

DLGDIAGでテストを行って暫くして気付いたんですが信頼性モニターを見たら常駐ソフトなどがめっちゃフリーズして止まってました。先日の記事でかざぐるマウスが停止していたと書いてたんですがそれだけじゃなかったんですね。

地デジチューナー PIX-DT460のソフト(StationTV_X)も落ちていたのでここ何日かの録画にも失敗してました。「データの損失を防ぐために、 他の開いているプログラムおよびドライブMの開いているファイルをすべて閉じてください。」と警告してくれていたのにそこにはデータは保存していないので甘く見ていました。

 

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