DisplayPortケーブルのツメ(ラッチ)を切らずに引っ込める方法
投稿日:2022/2/20 更新:2022/2/27 コメント 2件 分解&修理 DisplayPort, ツメ, ラッチ, 修理, 結束バンドDisplayPortケーブルのコネクタにはツメ(ラッチ)が付いた製品がありますがそれが抜き差しするのがほんと嫌で以前はルーターで削っていましたがもっと簡単にできる方法があったので紹介します。
尚、ケーブルの形状によってはダメかもしれませんし、ディスプレイの端子部分やIOパネルのレイアウトによっては他のケーブルなどと干渉する恐れがあります。
結束バンドを利用する
アイネックスのAMC-DP1220という製品でDisplayPortケーブルでテストしました。
DisplayPortのコネクタは出っ張った部分を押し込むとツメが凹む仕組みになっています。
なので押しながらケーブルを引っこ抜く訳ですが、Dellのモニター(S2719HS)はコネクタの後ろに指を入れるスペースがないので力を掛けられなくて抜くのに手こずりますし、モノによってめっちゃ力を入れないと抜けないものとかもあったりして苦手です。
対策は結束バンドできつく縛ってやるだけです。
このようにきれいにツメがへっ込んでいます。
かなり前にアマゾンで購入していたDisplayPort → HDMI 変換コネクタ(esd3004_15_dp_hdmi)でも試してみました。
手締めではきつく締められないのでラジオペンチなどを利用するといいかと思います。また、締める時にはコネクタの角で行うと締めやすかったです。
こちらのDisplayPortでもうまくいきました。
ただ、結束バンドを掛ける部分が山型になっていてズレそうだったので黒いマスキングテープを巻いておきました。自作PCではケーブルをまとめたり、コネクタの抜け防止に使ったりと色々と重宝するので黒のマスキングテープを一つ持っておくと便利です。
結束バンドをしてもツメが下がりきらない場合はバンドの下に何か挟み込んだりすると上手くいくかもしれません。あとコネクタが収まるサイズの熱収縮チューブでもできると思いますし、跡が汚くなる可能性がありますが伸びないテープや輪ゴムなどでも代用できるかと思います。
AMC-DP1220 DisplayPort 1.2 ケーブル 2m ラッチ付き
ついでに「Ainex AMC-DP1220」のレビューもしておきます。
HDMIケーブル不良によるデバイスマネージャが頻繁に更新される問題が発生したんですが、DisplayPortケーブルの2mのものを持ってなかったのでついでに買いました。価格は1,078円でした。
ツメ(ラッチ)なしタイプが欲しかったんですが無かったのと予備品として買ったので妥協しました。
ラッチが出た状態。
コネクタの切り込みが入ったところを押し込むとラッチが下がります。ポートに挿していないところではできるんですがDellのモニター(S2719HS)だと後ろに指を差し込む隙間もないので抜くのに手間が掛かってホント面倒くさいくて仕方ないです。
外径は7.5mmほどとかなりデカくて取り回しし辛いです。自作PCやってる方なら分かると思いますがPCの電源ケーブル(約8mm)よりちょっと小さくくらいです。
2 件のコメント
モニター側のディスプレイポートにてモニター面と端子の間が狭く、ラッチスイッチを押しても力が入らなくて抜けずに困っていました。
本記事を見つけて忙しいで結束バンドを試したところ無事に抜けました!
命の恩人です!ありがとうございます!
命の恩人ってw。
でも、お役に立てたようで良かったです。