Quadro 2000をスリム化してみた!
投稿日:2016/8/10 更新:2019/3/22 コメント 0件 自作パソコン GPU, Quadro 2000前回の記事にある通り、
CPUクーラーをENERMAX ETS-T40-TBに変えたらQuadro 2000と接触しそう、
と言うかDEEPCOOL V200の取り付けネジとほぼ接触してましたw。
また、ファンを固定するクリップもほぼ基板の上に載っかった状態という有様でした。(・_・)エッ….?
これではちょっとまずいなぁ~とということで急遽、
改造することになりました。((o(´∀`)o))ワクワク
■ネジを変更
V200のネジはM2規格のネジなんですが、
ネジ頭が約 6 ミリとデカいのでまずは小さいものに変更してみました。
こちらがQuadro 2000とそれに付けてるGPUクーラーV200です。
冷却能力は純正ファンより30℃ほど冷却できるので最高ですが
GPUクーラーとしてはとにかくデカいので3スロットほど占有します。
尚、V200は純正部品でQuadro 2000に取り付けることはできません。
詳しくはリンク先の記事をご覧ください。
Quadro 2000のVGAクーラーをDEEPCOOL V200に交換!
問題の手回しネジです。
手回しネジなので取り付けは簡単なんですが、
それ故にCPUクーラーとの間隔が犠牲になっています。
約 6 ミリほど突出しています。
バラします。
GPUコア GF106-875-KA-A1。
手前のネジ頭が低いネジ(M2)に交換します。
グリス MX-4を使用。
グリスはちょっと盛り過ぎたのであとで少し削り取りましたw。
違いは歴然っ!
チップの高さとほぼ変わらない感じです。
当初はバネがなくても大丈夫かなぁ~とか思ってましたが、
均一にネジを締めればコアに変な負荷は掛からないので大丈夫だと思います。
■ファンクリップの絶縁化
ファンクリップの材質は鉄みたいなので電気を通さないように絶縁する必要があるんですが
テープなどを巻くとあとがベタベタになったりするので今回は熱収縮チューブ(2mm径)を被せてみました。
熱収縮チューブ(ヒートシュリンク)はもう少し長くてもいいような気がしますが、
ここまで移動させてくるのに一苦労だったので止めますw。
■スリムファンに交換
気分転換にファンも KAZE-JYU Slim SY1012SL12L に交換しました。
V200の付属ファンは9センチ角で25ミリ厚のなんですが
KAZE-JYU Slim は10センチ角で12ミリ厚なので純正ファンの半分の厚みになります。
サイズ的にはピッタリです。
ただ、マザーから遠い方のファンクリップを止めると…。
マザーに近い方のファンクリップは半分ほどはみ出します。(・_・)エッ….?
ただ、ギリギリでなんとか固定することはできました。ε- (´ー`*)フッ
ビフォー。
アフター。
■スリーブ化
ケーブルがカラフルでダサかったので久しぶりのスリーブ化です。
ピンが付いているとスリーブを通しにくいので切断し、
あとはスリーブの端末を熱収縮チューブで処理して
エンジニアの圧着ペンチ PA-21 でピンを圧着します。
完成図。