【自作PC】Ainex GH-04 [幅広タイプグリス用へら]を購入してみた
投稿日:2019/5/21 更新:2019/5/21 コメント 0件 自作パソコン CPU, グリス, パーツクリーナーアイネックス製の幅広タイプのCPUグリス用へら「GH-04」を見かけたので興味本位で購入してみました。
レビュー
仕様。
定番の国内保証6ヶ月間。
ついでで購入したのでほとんど調べずに購入したんですが思いのほかデカくてびっくりしました。仕様によると先端の幅は54mmだそうです。
先端は両面斜めに処理されています。
下図は左から一般的な形状のアイネックスの「GH-01」、akasaのカードタイプの「GH-02」というヘラとの比較です。
幅はGH-01の4個分って感じですかね。
akasaのカードタイプよりちょっと幅広です。
下図のCPUは Pentium E5200 なんですがほぼ2個分の幅がありハッキリ言ってデカいです。
インテルのcore-iシリーズCPUにはデカすぎるのでAMD Ryzen Threadripper 2950Xなどに使用するにはちょうどいい感じじゃないでしょうかね。どのCPUでも使えるようにこんな大きさにしたんじゃないかと思いますが、一般的に出回っているAMDのRYZEN 7 や core-iシリーズなどのCPUサイズに適したサイズのヘラってどうして作らないでしょうかね。
グリスを塗ってみた
図のように端にまっすぐグリスを塗って伸ばしてみました。
使用したグリスはfavoriというソフマップとバリューウェイブのコラボしたSG-01という安物グリスで熱伝導率は 0.92W/m.k です。右から2番目の短い注射器型のヤツです。
グリスにゴミかホコリが入っていたのかも知れませんが綺麗に線が入りました。
何度かやってたんですが柔らかいグリスだと力加減が難しく塗りにくかったです。
マスキングして塗ってところ、幅広なので塗りやすかったですがやはり力の入れ方で線ができたりするので慣れが必要かと思います。
ちょっと固めのサーマルグリズリー(Ainex GS-09)のグリスで試したらいい感じに伸ばせたので意外に硬いグリス向けの製品なのかも知れません。
ただサーマルグリズリーのグリスはティッシュで拭き取っても跡がくっきりと残りました。
先日、ホームセンターで見かけた時に買っておいた「KURE パーツクリーナー プラスチックセーフ」を吹きかけたら一瞬で綺麗になったんですがこれは良いですね。プラスチックセーフじゃない奴は樹脂を痛めることもあるようなのでもしCPUソケットに使うにしてもこちらのタイプの方が安心して使えると思います。あと、似た方な製品でエレクトロニッククリーナーというものもありますが違いはよく分かりません。
余談ですがマスキングテープの貼り方はテープが重なる四隅部分に段差ができてしまって若干塗りにくいシーンがあるので下図のように段差ができないように貼ると良いといいと思います。
ヘラがオレンジ色なのでグリスが付着していてもすぐに分かるというのはいいですね。
ヘラにどうしてもグリスが残って勿体ないので左官屋さんのようにセメントを乗せるコテ板のようなものとセットで販売するのも面白いかも…。
下記の動画は今回の製品とは全く関係ないんですが、過去にグリスの広がり具合を検証した動画です。