単管パイプとジャッキベースで安価に屋根をジャッキアップ!
投稿日:2015/10/21 更新:2021/2/9 コメント 2件 DIY 単管パイプ先月、軒先を支える丸太柱の根元が経年劣化で腐ってきて、
軒先が10センチほど下がって崩落の恐れが出てきたので、急遽、
新しい柱を立てるための補助と傾いた軒先をジャッキアップするために
単管パイプ(2m)とジャッキベース(380mm)を購入しました。
尚、ご近所さんにバレると嫌なので軒先の画像はなしですw…。
ジャッキベースのハンドルの寸法などが書かれたページを
見つけられなかったのでそれらの情報をメインにレビューしたいと思います。
尚、瓦50枚ほどが乗った屋根のジャッキアップ方法なのにパイプの耐加重なども
調べずに何とかなるだろうと気楽にはじめた作業ですので全く参考にしないで下さいw。
因みにコメリの実店舗で購入したのでKOMERI.COMで売られているものと
同じ信和株式会社の製品だと思いますが確証はないです。
■単管パイプ(48.6φ)
単管パイプとは建築現場の足場用資材によく使われている鉄パイプ(厚み 1.8 mm )のことで
直径はJIS G 3444規格によって 48.6 mm と規定されているそうです。
厚みが自分が購入した 1.8 mm の硬質パイプの他に 2.4 mm の軟質パイプなどもあるそうです。
今回、2本購入(1本800円位)しました。
単管パイプについてはコメリの単管パイプ特集等をご覧下さい。
■垂木止め自在クランプ
単管パイプ同士はクランプと呼ばれる金具で接続し、17 mm の六角ボルトナットで固定します。
クランプには直交クランプ、自在クランプ、垂木止め直交クランプ、垂木止め自在クランプなどがありますが、
今回は垂木止め自在クランプを2個(1個 200円位)買ったんですが結果的に使いませんでしたw。
ネジ部が長く飛び出ているのでソケットレンチはロングタイプのじゃないと使えないみたいです。
■ジャッキベース(380 mm)
ジャッキベースは単管パイプを垂直(縦)に立てる際のベースに使用されるもので
ハンドルを回すことで高さを調整することが出来るので傾斜地などで足場を立てる際に使用されるものです。
長さが 600 mm のものや角度を付けられる自在ジャッキベースなどがあるみたいです。
今回は(380 mm のジャッキベース2本購入(1本800円位)しました。
支柱の直径は約 33 ミリです。
全く分からないですが枠組み足場(42.7φ)というものにも使用できるみたいです。
ベースは 14 cm 角、底板の厚みは 6 mm、ベースに開けられた穴径は 12 mm ほど。
ハンドルの長さは約 6 cm でハンドルの下側には軽量化のためか溝がありました。
ジャッキペースのトップから 12 cm 程のところでねじ山が潰されていて、
安全のためにそれ以上は上げられないようになっています。
よって高さを変えられる稼動範囲は 23 cm ほどになります。
ハンドルの直径は約 18 mm ほどあり、
今回の作業では加重が掛かった状態でハンドルを回すにかなり抵抗があったので
直径 30 mm くらいのパイプをハンドルに挿して回しました。
そんでもって今回、単管パイプのことを調べているうちに初めて知ったんですが、
単管パイプを使ったユニークなD.I.Y作品がたくさんあるんですね。
「単管パイプ DIY」や「単管パイプ 作品」などで検索するといろいろと面白い作品が見れると思いますよ。
以上、単管パイプとジャッキベースのレビューでしたw。
備忘録メモ
束・・・床組みで根太を支える垂直な柱で現在は乾燥・収縮による床鳴りを防ぐ為、
高さ調整が簡単にできる既製のプラ束、鋼製束が多く使われている。
鋼製束はジャッキベース同様にジャッキ的な使い方もできるのでメモとして記録しておく。
足場の高さが10m以上で組立から解体までが60日以上の場合は、設置工事開始のの30日前までに所轄の労働基準監督署長に届けなければならない。
※Wikiより
(o^-^o)
2 件のコメント
古い記事にコメントするのもなんですが
クランプを締めるときはソケットレンチを使用せず
必ずめがねレンチで締めるようにしてください。
ソケットレンチはトルク測定機能がついいるもの以外は
正しく締め付けられないで規定トルク以下になることが多いので危険です。
貴重なご意見有難うございます。
結局、クランプは使わずジャッキベースと単管のみで屋根を支えたんですが、
このコメントは必要としている人の目に触れて役に立つと思います。