スリーブケーブル「CableMod PRO ModMesh 延長ケーブルキット」を購入!
投稿日:2019/3/13 更新:2020/6/10 コメント 0件 自作パソコン asrock, ASRock Z390 Phantom Gaming 6, MOD, Thermaltake A500, ケーブルコーム, スリーブケーブル, 延長「CableMod PRO ModMesh延長ケーブルキット – ブラック/ブラッドレッド(CM-PCAB-BKIT-NKKBR-3PK-R)」のレビューです。
目次
選定理由
スリーブケーブルは一時期ハマって玄人志向の24pin延長ケーブル「ATX-EXT」を購入してBitspowerのスリーブケーブルでスリーブ化したり、自作のケーブルを作成したりしてましたが今はそこまでやる根性がないのとアマゾンなどでもスリーブケーブルが販売されて入手性がよくなったので購入してみました。
アマゾンではNovonestのスリーブセットをよく見かけますが今回はCableModというメーカーのものにしました。因みに価格は5,500円でした。
この製品を選んだ利用は、core i9-9900Kを取り付けているASRock Z390 Phantom Gaming 6はEPS(CPU補助電源)が 8pin + 4pin の構成になっているですが、他社のものではEPSが2本入っているものが意外になくてこのメーカーのものは2セット入っていたのが大きかったですね。あとなんといっても黒が混じったような赤が気に入りました。
- 1 x 24-ピンATXエクステンション (300mm)
- 1 x 8-ピンEPSエクステンション(450mm)
- 1 x 4+4ピンEPSエクステンション(450mm)
- 2 x 8-ピンPCI-eエクステンション(450mm)
- 1 x 6-ピンPCI-eエクステンション(450mm)
- 2 x 8-ピンハイブリッドケーブルコーム
- 2 x 4-ピンハイブリッドケーブルコーム
内容物
パッケージはチャック付き袋に入っていました。
アマゾンの画像では光沢感がないように見えましたがやはり樹脂製なのでありました。
下図がコームです。コームとはケーブルの途中にある櫛(くし)のようなパーツでその役割もほんとに櫛のようにケーブルがよじれたりせずにきれいにまっすぐ配線できます。このコームは4+4pinのESP延長ケーブルに使います。
イメージしてたものよりはちょっと明るめの赤で光沢感も想像以上にありましたが色褪せた感じはいいですね。
24-ピンATXエクステンション (300mm)
これ以上垂れないくらい硬いです。
コーム(3個)は製作段階で取り付けられているので継ぎ目がなく破壊しない限り取り外すことは不可能です。
「Cooler Master ATX 24PIN 90度 Adapter 90度変換アダプタ CMA-CEMB01XXBK1-GL」に取り付けてみたらいい感じです。
8-ピンEPSエクステンション(450mm)
CPU補助電源。
4+4ピンEPSエクステンション(450mm)
4pinだけ使う場合などがあるためにこれには最初からコームは取り付けられていません。4pinしか使わない時には付属に4pin用コームを取り付けて余った4pinは裏配線側に収納できますし、4+4pinで使う場合は8pin用コームを取り付けて利用します。
溝に嵌め込んで合体するタイプなのでコネクタに挿す時によく分裂して挿しづらいということが起きにくい構造になっています。
8-ピンPCI-eエクステンション(450mm)
6 + 2pinのものがよくありますが6pinしか使わない場合は2pinのコネクタが余りますよね。意外にそれの処理が面倒なんですがこの製品には別途6pin用のものが付属するのでそう言った心配はありません。
6-ピンPCI-eエクステンション(450mm)
6pinだけ使いたい場合はこちらの6pin用のケーブルを使います。
ケーブルコーム
長さは約21mm。
内径約4mm。
高さ約11mm。
厚み約3.8mm。
スリーブケーブルの外径は約37mm。
コームは完全に成型前に通されているので外れる心配もないですし、テンションが掛かってケーブル間が広がるといった心配は皆無のようです。
配線
配線する前にこの手のスリーブケーブルを使ったことある方なら分かりますが、スリーブケーブルはただでさえ太いAW16(ケーブルの規格)に編み込んだ樹脂製のカバーを付けるので基本的めっちゃ硬いです。このようなパッケージに降り曲がった状態で梱包されていると癖がついているので曲がり癖をある程度取ってから作業した方がかなり作業はやり易いと思います。
実際に設置してみると曲げがキツくてコームをこれ以上動かすことができませんでした。
グロメットが何度も剥がれ落ちましたw。
反発力が強くて上から2つ目のマジックテープが切れました。
上のマジックテープ(ネジで固定)はどうせ使ってなかったので下に付け直して利用しました。
マジックテープだけでは頼りないので結束バンドで3か所固定してようやく落ち着いた感じです。
電源の24pinケーブルの全てを束ねられる結束バンドがなかったので図のように一部だけ固定。
4pinのCPU補助電源にコームを取り付けます。
収まりが悪いのでSSD取付場所に詰め込んでおきました。
グラボの電源は最初はこんな感じにしてたんですがなんかダサいですよね。
なので奥の方のケーブルホールに通してみました。
CPU補助電源(EPS)。
互いのケーブルが離れて見栄えが良くなかったので余っていた2×8のケーブルコームを4pinの線と8pinの線の一部に通して広がらないようにしました。
ただ、後付けのケーブルコームは既存のものよりケーブルの間隔が広がります。
横から見ると逆に既存のものが隙間が大きく、後付けの方が隙間が少なくなっています。
USB3.0のL字変換ケーブルは取り外しました。黄色いのはホコリの堆積テストをしていますw。
裏配線は最終的にこんな感じになりました。
評価
この手の製品は初期不良≒配線(ピンアサイン)ミスなのでもし初期不良を食らったら接続パーツが一瞬でダメになる可能性があるので信頼できるメーカーを選ぶということはかなり重要なことだと思いますが、今回は使ったことないメーカーでちょっと不安はあったんですが見た目は最高ですしそのようなこともなくて良かったです。
またコネクタが余らないように非常によく考えられたケーブル構成で素晴らしいですね。欲を言えばコームを予備が何個かあってもいいかなぁ~とはちょっと思いましたw。
リンク先の記事でこのケーブルのピンが抜けた際の修理方法を紹介しています。