Fire 7 タブレットのカバーが閉じてもスリープ移行しないので分解して原因を調べて修理!
投稿日:2019/4/27 更新:2020/7/1 コメント 2件 タブレット fireHD, スリープ, タブレット, モバイル, 修理Fire 7 タブレットのスリープ対応の専用カバーが閉じてもスリープ移行しないので分解して原因を調べて修理しました。因みに嘉年華というヤフーショップで760円で買った「Kindle Fire HD(2012モデル) Kindle Fire7(2017) Kindle Fire HD8(2017) PUレザースタンドケース カバー スリープ機能」という製品名のものなんですがショップ名からして100%中華製だと思います。
ケースの分解
ケースの不良だと思って代替品を送ってもらったんですが、その製品に取り付けてもスリープに移行しないので糸を解いてみました。
糸を解くと厚紙の切り込みに磁石が装着されていました。左隅のある長方形の磁石が開閉用、中央にある丸い磁石が磁気センサー用、その右にあるのが磁気センサー用の台座?となる鉄板です。
あとはすべて動画にまとめたので動画を見て下さい。動画にはケースがスリープに移行しない時の確認方法や本体の不良を確認する方法などもあります。
ケースを閉じてもスリープに移行しない時の確認方法
動画にも撮影していますが文字としても記載しておきます。
緑丸のところに磁石、青丸のところに磁気センサーがあり、Fireタブレットは磁気センサーに磁石のN極を向けるとスリープに移行または解除される仕組みになっています。
なので磁石がS極とN極が逆向きに取り付けられているとスリープに移行しませんし、実際に筆者が手に入れた2つのケースは両方とも逆向きに取り付けられていました。
第七世代のFire 7 タブレットには簡単にスリープを無効にすることはできないようなので購入したケースを閉じてもスリープに移行しない場合は本体が壊れているか、ケース不良が考えられます。
下図のように磁気センサーの位置(インカメラの左)に磁石が逆向きになるように近付けてスリープに移行する場合は確実に磁石の向きが逆に取り付けられています。
方位磁石を持っている場合はケースと方位磁石を図のように配置して針が南(S)を指す場合は正常で北(N)を指す場合は逆に取り付けられていると思います。
因みに所有しているケースがスリープに対応しているかを確認するには磁石の入っている位置を触わったり、鉄製のネジやクリップなどを近付けるとすぐに分かると思います。
本体の不良を確認する方法
こちらの方法も動画に撮影しているんですが、先に書いたように磁気センサーにN極を向けるとスリープに移行または解除されるので本体のスリープ機能が壊れているかどうかを確認するには棒磁石などがあれば簡単に調べることができます。ただ、強力な磁石を使用するとデータが破損する恐れがあるのでご注意下さい。
解いた糸を元に戻す(おまけ)
バラした糸が余っていたのでそれを使って縫製しました。
指ぬきがなかったのでペンチで針を通しました。
はみ出した糸は目打ちで中に押し込んでやればきれいに隠せます。
2 件のコメント
最初は光の問題かと思ってましたが、本で塞いでもスリープに入らず、純正カバーで何度か試すうちに、磁石が関連してるなぁとまでは絞ることはできました。しかし、糸を解いて中まで調べるとまでは。。(^^)
お陰様でスッキリしました。ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
機械の仕組みを調べることは好きなので
実はこのような不具合に遭遇して
嬉しがっている自分もいるですよねw。