「ルートアール RT-PCPST1 簡易PC電源チェッカー」購入レビュー&「SSR-750FX」動作検証

投稿日:2023/9/24 更新:2023/9/24 コメント 0件 自作パソコン , , , , ,


ATX電源「Seasonic SSR-750FX」の動作が怪しかったので「ルートアール 簡易PC電源チェッカー (日本語説明書付き) RT-PCPST1」を買って検証してみました。

 

ルートアール「RT-PCPST1」簡易PC電源チェッカー「Power Supply Tester」

似たような製品が色んなメーカーから販売されていますがおなじみのルートアールの販売しているものを購入。価格はアマゾンで¥1,790円でした。

詳しい情報はルートアール公式サイトの商品情報を確認してくれとのことですが「RT-PCPST1」で検索してもページを見つけることができませんでした。

保証は90日間。

製品ページがないのでこの取扱説明書だけが数少ない情報です。※クリックすると大きな画像で見れるようにしています。

細かい傷がついていたり、樹脂が歪んでいたりして新品感がなく安っぽい作りです。

思いのほか大きくてびっくりしたんですが2.5インチSSDを2個重ねたくらいの大きさをイメージすると分かりやすいかと思います。

24pinコネクタ接続部。このコネクタだけは必須で挿さないと電源すらが入りません。

SATAコネクタ接続部。

SATAコネクタは挿し間違えを防ぐL字構造になっていないので逆向きにも挿さります。ただ、物理的に接点と繋がっていないようなので挿し間違えても12Vの検証ができないだけですぐに壊れることはないと思いますが接点が擦れたりして壊れる恐れはあります。

左からCPU補助電源(4+4pin)、GPU用(6pin)、FDD(4pin)のコネクタ接続部。

ペリフェラル(4pin)用コネクタ接続部。

樹脂がちょっと歪んでいたりして仕上がりはよくないです。

 

 




電源チェック Seasoni SSR-750FX 

「Seasonic SSR-750FX」の動作が怪しかったのでこの電源のチェックをしてみます。尚、コネクタに接続をする時は必ず電源を落として抜き差しするようにとのことです。

メイン電源(24pin)、CPU補助電源(4+4pin)、GPU電源(6pin)、SATA電源ケーブルを挿してみました。24pinのコネクタがちょっと固くて挿しにくかったですがこの辺は電源との兼ね合いなので何とも言えません。

縦に3個並んだLEDはSATA、FDD、ペリフェラルの状態を表示するものです。なのでそれらのケーブルをすべて接続するとどこに問題があるか分からないので1本ずつ繋いで検証した方が良いかも知れません。ディスプレイの色はもっと濃い青ですが写真では撮れませんでした。

ペリフェラルは+3.3Vは来ていないので+12Vと+5Vが点灯していれば問題ないようですが、SATAを接続して3.3Vが点灯していない場合は問題があると思います。

FDD用の端子も+3.3Vは来ていないので+12Vと+5Vが点灯していればOKです。

SATA、ファン、ペリフェラルを接続していない場合は、LEDはすべて消灯します。

CPU補助電源ケーブルかGPU用ケーブルを接続しないと「ピー、ピー」と長音のアラームが鳴り続けます。

ディスプレイでは「+12V2」ところが「L.L」と表示され、点灯します。

SSR-750FXはフルプラグインなので各ケーブル単位、また各ケーブルを繋がっているコネクタもすべて動作確認してみましたが異常は確認できませんでした。

あくまでも簡易的な電源チェッカーなので負荷を掛けての動作確認とかはできないんですが各コネクタの電圧チェックできるのでどこかに異常があれば確認できるので一つ持っておくともしもの時に役に立つかも知れません。

PCの電源はとあるピンとピンをショートさせると起動させることができますが、この機器に接続すればそんなことせずに起動できるのでファンなどの動作確認にも利用できます。PDS-ATXのようなPCなしで電源を使えるパーツを買うならこちらの方が汎用性が高いのでおススメですね。

 

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