「コメリ 2×4用マイターボックス 鋸ガイド」購入レビュー&カスタマイズ K+

投稿日:2023/5/7 更新:2023/5/7 コメント 0件 工具 , , , , ,


木材を手ノコで真っすぐに切れないので「2×4用マイターボックス 鋸ガイド」なるものを買ってみました。

 

「コメリ 2×4用マイターボックス 鋸ガイド」購入レビュー

マイターボックスは何社からか販売されていますがどこの製品もまったく同じような形状なのでOEM製品なんでしょうねぇ。ブラック(黒色)が欲しい場合はコメリブランド(K+)のものを選択するといいかしもれません。材質はポリスチレン樹脂だそうです。

テーブルの角に引っ掛けて利用することを想定しているのかL字になっていて水平じゃないありません。

10 mm ほど片方の足が高くなっています。

片側の上部に角度(22.5°、45°、90°など)が刻印されています。

縁の部分は一番厚いところで 19 mm ほどあります。

画像じゃ分かり辛いですが木材を設置するところの幅は 約 91 mm ほどあります。

取扱説明書はテープで固定されていたので簡単に剥がせました。

ネジ穴径は 約 5.5 mm。

1 mm 厚の曲尺が2枚ちょうど収まったのでスリット(鋸が通る道)の厚みは 約 2 mm ですね 。

斜め切りは 刃渡り 260 mm くらいあった方がやりやすいですし、刃が曲がらないように上部に補強金具がついているノコはガイドに接触する可能性があります。

 

 




Z ライフソークラフト 145 で使用してみる

刃渡り145mmの「Z ライフソークラフト 145」で使おうと買ったので早速使ってみましたが角度 90° では 15 mm ほど刃が出るので一応使えます。

ただ、ガイドから外れないように切るにはボックスの幅を加えても可動幅が 35 mm くらいしかないので小刻みに切る必要があり、ちょっとストレスがあります。(マスキングテープで変なものを付けていますが後述します)

22.5°は刃が10mmもできないので更に切りにくくなります。

45°に関しては届きません。

0.4 mm 厚のライフソークラフト145だと 1.5 mm ほど隙間が出来るます。これではあまり精度のあるカットは難しいですね。

刃幅が 0.4 mm と薄いのでほぼ線の上をきれいにカットできますが直角には切れませんでした。

切り終わりなどにボックスを削ってしまうので黒い樹脂のカスが出ることがありますがそれが気になる場合は薄いプラ板(約2mm)を敷いてやれば防げると思います。

この時、プラ板の長さに遊びを持たせて両面テープで固定せずに敷いておくだけにすると刃がプラ板に触れた時に一緒に動くので全く削りカスが出なくなるかと思います。ただ、マイターボックスを動かすと外れるので一長一短があります。

 

 

カスタマイズ 1

手鋸だけ切るよりははるかにきれいに切れますが縦方向には 1.5 mm ほどの隙間が出来るので垂直方向にまっすぐ切れないことがあります。

そこでダイソーの 0.75 mm のプラ板を片側だけに2枚挟んでほぼ隙間の無いようにして切断してみました。尚、このカスタムはアサリがない鋸用なので有るノコで切るとブラ板が削れます。

鋸を引く時にちょっとだけ抵抗は増えますがブレがなくいい感じです。固い時は潤滑油などを塗布するといいかも知れません。

腕が悪いのかこれでも直角に切れませんね。

片側だけだときれいにカットできないので両サイドにプラ板をセットしてガイドから刃が外れないように注意してカットしてみました。

ここまでやったらかなり直角に切断することが出来ました。

 

30mm角の桐の角棒(ダイソー製)をカットしてみました。画像では同じくダイソーのクランプで固定しているんですがかなり安定して切りやすいです。クランプのサイズは奥行き(深さ)が60mmほどあるとどんな細かい材でも固定できるのでお勧めです。

このくらいまできれいに直角が出せれば大満足です。

バリもほとんど出ずに切断面もキレイです。

 

 




カスタマイズ2

隙間の遊びを無くしてやればかなり正確にカットできることが分かったのでマイターボックスのスリット部分にマジックシートを貼り付けてノコがブレないようにしてみました。

厚みが1.5mmと磁力もそこそこあるダイソーの「マグネットシートH No.1」を使用。

ダイソーのマグネットの磁力検証動画はリンク先の記事内にあります。

スリットよりちょっと大きめに適当にカット。

スリットに貼り付けたらはみ出した部分をカッターでそぎ落としたら完成です。

隙間がほとんどないうえに刃が磁石に吸い付くのでブレがほとんどありません。ただ、マグネットを貼り付けたスリットをアサリのある普通の鋸で使用するとマグネットシートが削れるので完全に「Z ライフソークラフト 145」専用です。

2×4材(89mm)をセットすると2mm(ボックス幅:91mm)ほど隙間があくので楔(くさび)のようなものを挟んで木材が動かないようして作業しないと作業し辛いですが、それにしても切断面はともてキレイです。

直角も問題ない感じです。

鋸をスリットに差し込む時に刃が付いたところから入れると入れにくいので刃の先端か根元の刃付けされていないところから入れるとスムーズに入挿入できると思います。

マジックシートの縁を斜めに面取りしておくといいかも知れません。

「Z ライフソークラフト 145」は刃渡り 149.5 mm と短くてちょっと使いにくいので色々とアサリの無い鋸を探してみたんですが「シルキー ウッドボーイ 導突目」というのが刃渡りが 240 mm でいいかも知れません。

 

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