ハンダ吸い取り線を同軸ケーブルで自作してみた!
投稿日:2019/4/12 更新:2022/5/4 コメント 3件 DIY ケーブル, ハンダ, 吸い取り器, 自作アンテナ線の同軸ケーブルが余っていたのでハンダ吸い取り線を自作してみました。
goot はんだ吸取り線 CP-3015(吸取線幅3.0mm長1.5m)
ハンダ吸い取り線の作り方
アンテナ線の同軸ケーブルの被覆を剥がします。因みに使用したケーブルは外径5.4mmほどだったので3C-FV同軸ケーブルだと思います。尚、ケーブルによってはコーティングされていてハンダを吸い込まないものがあるかも知れません。
中の編線を切らないようにカッターで縦に切れ目を入れます。
同軸ケーブルのオンライン販売はRSコンポーネンツが便利です。コネクタ、同軸タイプ、外径など用途に合わせて検索ソートで商品選択ができ、業者向け価格での購入が可能です。
白い絶縁体と芯線の部分を引き抜いて編線組を分離します。
編線は筒状になっているのでペンチを二つ使用して平らに均します。この時、下図のようにしてラジオペンチを横にズラして行うと銅線がちぎれることがあったので割りばしなどの木製のもので挟んでやると断線せずにいいかもしません。
結構強めに握ってやるとフラットな感じになり使いやすくなります。
3C-FV同軸ケーブルだとちょうど5mm幅くらいの吸い取り線になりました。
こんな簡単にできると思いませんでしたし、もともと使い道のなかったケーブルだったので有効利用できて良かったです。使用する前にフラックスを塗ってからやるとより吸い込みがいいのでお勧めです。
ついでに調味料入れで容器を作ってみました。
自分の場合は5mm幅でも使い勝手はそれほど変わらないですし、同軸ケーブルは腐るほどあるのでハンダ吸い取り線は当分は買わなくて良くなりましたw。
3 件のコメント
コメントを失礼致します。
電子部品の製品販売をしている者です。
興味深く記事を拝見させていただきました。同軸ケーブルに関してぜひタイアップをご相談願えればと思うのですが、同内容について問い合わせをお送りしております。
念の為、こちらにもコメントをさせていただきましたが、もし問い合わせが届いていないようでしたら申しつけください。
何卒、よろしくお願い致します。
とてもGOODなアイデアで実用的です。素晴らしい。
手元にあるテレビの同軸が吸い取り線に化けますね。
実際の吸い取り線との差はフラックスの有無だけですね。
通常チップ部品やICなど半田付けするときにはフラックスも必要なのでとくには困らないですね。
コメント有難うございます。
個人的にもいいことを思い付いたと思っていますw。
吸取線にはフラックスが塗られているんですね。
それであんなにハンダの吸い込みが良いいんですね。
知らなかったです。