応答しない2.5インチHDD(WD5000BEVT)を分解!

2018年3月9日 2018年3月10日 0件のコメント 自作パソコン , , , , ,


知人のノートPC(NEC PC-LL650WG6W)がBIOS画面までは起動するんですがOS(Windows7)が全く起動しないという状況で色々と調べた結果、2.5インチHDD(Western Digital WD5000BEVT-26ZAT0)が完全に逝っていました。

ノートPC自体はSSDに交換してリカバリーディスク経由でOS(ついでにメモリの認識容量を増価させる意味合いから32bitから64bitに変更)を入れ直したら復活できたんですが、その際に使えなくなった不良HDDを直せるかどうか色々と調べてみました。

 

 

状況詳細

HDDを摘出してInateck FD1006を介して別のPCに接続してみるとHDDアクセスランプは点滅し、プラッタが回転している動作音も確認できました。

エクスプローラーでHDDを確認しようにもいつまで経ってもプログレスバーが先に進まずに読み込みが完了しない状態に。※不良HDDは2つのパーティションに分けられたローカルディスク(D:)と(E:)です。

「コンピュータの管理」→「ディスクの管理」から中を覗こうとしても真っ白のままで、不良HDDの不具合に引っ張られて接続したPCもフリーズするような始末でフォーマットすら不可能な状態。

 

 




基板を取り外す

以前、壊れかけのHDDを復活させた「Windows用Data Lifeguard Diagnostic」のEXTENDED TESTすらできない状況なのでソフト的な復活は無理だろうということで基板を外してみました。

壊れ掛けのHDD

HDDの分解には星形のトルクスドライバーが必要なんですがサンワサプライ「TK-002」というT-8,T-9サイズのドライバーセットを所持していたのでこれでいけるかと思ったんですが大き過ぎてダメでした。おそらく、T-7かT-6のものが必要だと思います。

わざわざ買うのも面倒なので道具箱を探すると良さげな六角レンチがあったので挿してみたらいい感じに引っ掛かってネジを取り外すことができました。小さなネジでトルクもそれほど掛かっていないのでネジ穴をナメる心配もない感じでしたが、因みに使用した六角棒レンチはノギス(精度:0.05mm)で計測したところ、対辺1.3(正確には1.27mmかも)ミリのもので対辺1.5ミリのものだと無理でした。

トルクスネジを取り外す。

トルクスネジの外径は約2.3ミリ。

基板(PCB)型番は「2060-701572-002 REV A(2060-701572-400 AE)」で基板のみを載せ替える場合は最低でもこの番号が同じものを選択しないといけないようです。

基板の厚みは一般的な基板より薄めの約0.65mmほど。

基板と駆動部分は2点の接点パーツで接続。

以前、HDD(WD10EADS)の基板が焼けたことがあったんですが今回は外観上に焼き焦げたような跡は確認できませんでした。下記のその時の分解動画です。

このスポンジは防振、防音などの効果があるでしょうかねぇ。

接点1

携帯電話の充電器などでもよく使用されている板バネ式の接点。

接点2

酸化被膜?

 

 




接点を磨く

表面の被膜を取り除いたら復活するんじゃないかと思って磨いてみました。ただ、接点自体がゴマ程度の大きさなので紙やすりだと余計なところまで削ってしまうのでベビー用綿棒に「ピカール 金属磨き粉(コンパウント)」を塗布して磨いてみようと試みたんですが…。

赤ちゃん用綿棒でもデカ過ぎました。

そこで爪楊枝の先端をペンチで平べったく潰してそれに磨き粉(コンパウント)を塗布して磨きました。

綺麗に被膜を除去できました。

研磨した接点とその他の接点に接点復活剤「KURE接点復活スプレー 1424」を塗布して作業完了です。ただ、基板を元に戻してPCに接続すると以前と同じような状態でまったく直ってなくて徒労に終わりましたw。

 

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