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[CPUクーラー]
サイズ/Scythe

APSALUS3-120 アプサラス3

購入価格:¥5,190 購入日:2013年8月 購入店:アマゾン

満足度:5 star rating

価格 星
冷却性能 星
取り付けやすさ 星
静音性 星
デザイン 星

初・簡易水冷クーラー ~APSALUS3 120~ 追記あり

冷える、取付簡単、ホースが柔らかい

稼動してるか分かりづらい、取り付ける向きによってはロゴが逆さまになる

選択理由
初めての簡易水冷なので5年保証が付いている
Corsair H60 CW-9060007-WWにするつもりでしたが、
とこかでメモリ(4枚挿し)に干渉して水枕を逆さまに付けてる画像を見たので止めました。

メーカーさんも水枕にロゴ入りのカバーのようなものを磁石やネジなどで固定する形にすれば、
どの向きに取り付けてもロゴが逆さまにならないようにすることぐらい簡単にできそうなんですがね。



購入の目的
1.ケース内をスッキリさせたい
2.一度は使ってみたかった・・・それくらいですw。

水漏れの不安はありますが、
なったらなったで新しいパーツを買えるいいキッカケと思って気楽に考えてますw。



付属品についての感想
・ファンコネクタ(3pin)は赤っぽい変な色で残念であった。
・バックプレートは少し柔軟性がある素材だった。
・ゴムホームは柔らくて取り回しが楽だった。
・水枕と伸びるホースを一緒に見ると誰かがブリッジしてるように見えたw。
・ラジエターの所々が曲がってる所があったりして意外と雑なつくりだった。



サイズ
気になるところだけ計測しましたので基本的なことはメーカーサイトで確認してください。

ケーブル(水枕) : 25 cm
水枕の厚み : 27 mm
ホースの直径 : 10.7 mm
ファンケーブル : 50 mm




ファン
ファンは隼120-1200rpmのカスタム版らしいです。
ケーブルには透け透けのスリーブ加工されてるいます。
また、コネクタの色は赤っぽい変な色でちょっと残念な感じでした。
動作音はファンに溝が掘られていて静音に効果があるように見えましたが、
とても静かということも無く普通のファンと同じように感じました。

型番:SY1225HB12M
電圧:DC12V
電流:0.14A



取り付け
取り付け自体は日本語マニュアルがあるのでとても簡単なんですが、
パーツが多く、予備のネジなども無いので無くすと付けられなくなりますので注意が必要です。
あと、Z9 Plusにバックプレートを取り付けるにはマザーを外さないと取り付けられませんでした~(泣)。
バックプレートは少し斜めになってるように見えますがそれが正解です。
取り敢えず、一度、仮組みして確認するといいと思います。

それと、マニュアルにあるリテンションホルダー【N】は4つのツメでリテンションリング【A】に
取り付けるんですが、その時にツメの位置がホースの下になると
取り外す時にほんのちょっとだけ取り外しにくくなりますのでご注意を。


ラジエターの干渉 ※シングルファンの場合
Z9 Plusのリアに取り付けるつもりだったので事前にマニュアルを見て
大丈夫と思って購入したんですが意外なところに干渉しました。

それは天板カバーを取り付けるために付いているツメで、ケース正面から見て左奥のツメで、
ラジエターを上下どちら向きに取り付けても干渉することが判明しました。
ファンをサンドする場合には干渉しないと思います(未確認)。

なので干渉するツメを1cmほどカットして取り付けました。(画像あり)
カットしてもツメの引っかかるところまでは切断してないので天板の固定には特に問題なかったです。
ツメを折るときはツメの厚みが変わるところ(画像参照)にペンチなどで強く挟んで、
一旦、溝を付けさえすればあとはクネクネすれば簡単に折れました。

また、天板への取り付けはマザーにも寄りますが、Z9 Plusでは無理っぽかったので止めました。

あと、ラジエターのホースの部分を上にして設置した場合には
天板に25mm厚ファンは取り付けられませんでしたが、
逆にホース部分を下にして設置する場合は見た感じだと可能みたいでした(未確認)。
前述のホースの部分を上にして設置した場合でも15mm厚の120mmファンは取り付けられました。



ヘッドユニット(水枕)の動作音
初回の起動した時に水が流れる音がしたのにはやっぱ水が入ってるんだと改めて気付かされました。
水枕の音は電源投入後、数十秒もすれば静かになりました。(動画あり)
最初は無音のように感じてましたが、深夜によく聴いてみたら「ジィーーーー」という小さな音がしてました。
ただ、ほかのファンの音にかき消されるのでまったく気にならないです。



冷却性能
ENERMXETS-T40-TBからの移行ですのでそちらとの比較になります。
また、ファンの向きはリアから排気でシングルファンです。
尚、アイドル時の温度比較についてはほとんど差が無いような状態だったので調べませんでした。

負荷テストは自分の使用状況における最高負荷状態である動画編集ソフトのEDIUS Neo 3.5のレンダリング(QSV)と
エンコードソフトのTMPGEnc Video Mastering Works 5のレンダリング(H.246)を同時に行って計測しました。
因みに温度計測ソフトにはフリーのSpeccy(v1.22.537)を使用し、室温はどちらも30℃くらいでした。

ETS-T40-TB
50℃前後

<APSALUS3 120>
45度前後


冷却効果についてはETS-T40-TBより悪くなければいいくらいの気持ちだったんですが、
思いのほか冷えるみたいで良かったです。ヽ(´▽`)/



CPU温度を監視
水枕のポンプが正常に動作してることは目視で確認できないので
常に温度をモニターするためにCoreTempをスタートアップに登録しました。
でも・・・?!

「あれっ?、Windowsが起動してもCoreTempは起動しない・・・???」

調べたらWindows7で管理者権限が必要なソフトのスタートアップはUACの関係でできないみたいです。
しかし、タスクスケジューラーで新しいタスクを作って、
セキュリティのオプションで「最上位の特権で実行する」にチェックを入れるてやれば
できるというのでやってみたらWindowsの起動時に無事に起動しました。ヽ(´▽`)/
ただ、たまに起動しないこともちらほらと・・・。



エアフロー
もともとサイドフローのCPUクーラーだったので、
これに変えたところでCPU周りの冷却効果については今までのままと同じでいいと思ってますが、
一応、ファンコンでメモリとチップセットなど温度のモニタリングできるようにしてます。
メモリに関してはサイドフローの時でも何もしないと50℃オーバーだったので
今でも自作メモリクーラーで冷やしてますw。



総評
第一目的のケース内をスッキリさせたいということについては大満足ですね。
CPUまわりのヒートシンクなども遮るものがないのでハッキリ見えますし、
何より空冷のようなデッカイヒートシンクがないので掃除etcのメンテナンスがとてもやりやすいですね。
使い始めて数日しか経ってないので何かありましたら追記したいと思ってます。



PC環境
CPU : Intel Core i5-2500K
MotherBoard : ASUS P8H67-M EVO REV3.0BIOSTAR TZ77XE4
Memory : CorsairCMX4GX3M2A1333C8[2GB×2]SiliconPower SP004GBLTU133V21[2GB×2]
SSD : Crucial M4CT064M4SSD2[64GB]Intel SSD 330 SSDSC2CT060A3K5[60GB]
HDD : Western Digital WD20EZRX[2TB]Western Digital WD20EARX[2TB]
Blu-ray : I-O DATA BRD-SH10BPanasonic UJ-240
CPU Cooler : ENERMAX ETS-T40-TBScythe APSALUS3-120
Case : ZALMAN Z9 Plus 初期不良編改造編
PSU : ENERMAX ERX530AWT
TV Tuner : I-O DATA GV-MVP/HX2I-O DATA GV-MVP/HS2
Fan-Controller : Scythe SIX EYES Black RFC-01BKScythe 風Q-8 BlackKQ02-BK-3.5
OS : Windows 8 Pro [64bit] & Windows 7 HomePremium [64bit]
Printer : EPSON EP-703A
Keyboard : SANWASUPPLY SKB-MM1BK
Mouse : Logicool LS-1YLLogicool G300r
Speaker : audio-technica AT-SP150 WH
Monitor : AQUOS LC-26GH5Princeton PTFBYF-22W



<追記 2013.9.14>
ファンからオイルが噴出してました~。
詳細はプログに書いています。