マウス G300sのスクロールホイールのタクトスイッチを交換 ロジクール
投稿日:2019/6/19 更新:2021/3/10 コメント 2件 PC周辺機器 G300, スイッチ交換, タクトスイッチ, チャタリング, マウスホイール, マスク, ロジクール, 分解リンク先の記事に書いたようにちょっと前にロジクールの G300s というマウスの真ん中のスクロールホイールのクリックボタンが効かなくなったので分解して清掃して今は問題なく使えています。
ただ、外装を清掃していたらマウスのソールが剥がれてしまって貼り直す必要が出てきたのでスイッチ交換するとまた張り直さないといけなくなるかもしれないのでついでにスイッチ交換することにしました。
分解
G300はソールの下にねじが4か所隠されているのでそのネジをすべて外すと分解できます。ただ、ねじ穴がかなり細かいのと締める時に抵抗が力が要ったのでダイソーで精密ドライバー(No.00)などを入手してネジ穴がちゃんと合ったものを用意しておくといいかと思います。
基板は3か所のネジで止まっているのですべて取り外します。黒いレーザー部を囲っているパーツも一緒に外れます。
ネジはすべて同じ形状です。
コネクタははんだ付けの邪魔になるので外しておきます。
基板裏のある樹脂パーツがぐらぐらして邪魔なんですがケーブルがハンダ付けされていて外せないのでマスキングテープなどで固定しておきます。
タクトスイッチを取り外す
トップ部分を白く塗っているのが今回交換するタクトスイッチです。
タクトスイッチは4点で固定されています。
5mm幅のハンダ吸取線(CP-3015)を利用したんですがそれでも幅が広くてやり辛かったので千枚通りで穴を開けて下図のようにしてやりました。
ただ、それでも最後まで吸取れなかったので最終的には「白光(HAKKO) 簡易はんだ吸取器 ハッコースッポン 20G」を使いました。
下の動画は昔やった G300rのマイクロスイッチ「CHINA D2FC-F-7N(10M)」を交換している様子です。
タクトスイッチを外した跡です。
タクトスイッチを取り付ける
タクトスイッチは「ELPA HK-TKS01H タクトスイッチ 小」を使いました。因みにヨドバシ.comで3個入り185円でした。
パッケージ裏に正確な寸法や仕様が書かれているんですがそれを見ると外形は6mm角でピンの間隔は4.5mmです。
ピンの間隔は縦と横で異なっているので間違った方向には入らないようになっていると思います。
あとは取り外す前のスイッチと同じように基板との隙間ができないようにしてはんだ付けするだけです。
ピンが「く」の字に曲がっているのでそれがちょうど引っ掛かっている感じなのでテープで固定しなくても楽にハンダ付けできました。
ハンダ付け完了。
ハンダはSD-61という基板用の細めのヤツを使いました。
ソールの張り替え
ケーブルを元のように溝に這わせて基板を取り付けます。
コネクタも忘れずに接続してカバーを取り付けます。
ソールの代わりには「ニチアス トスベール 30X12mm 18枚入り」を使用します。
カットせずに雑にこんな感じに貼っています。ただ、一度剥がすと接着力がかなり落ちるので張り直しはあまりしない方がいいかも知れません。
個人的には性能的にもまったく問題ないですし、18個セットなのでカットせずに使っても6回分ありますし、価格もワンコイン程度なのでコストパフォーマンスに優れているのでひとつ買っておくといいかも…。
今までと変わらずにちゃんと動作しているので問題なく交換できたようです。
2 件のコメント
https://www.youtube.com/watch?v=s0fK6uRVjk0
はんだ吸い取り線には、板金フラックス使うとよい感じですよ
コメント有難うございます。
ホーザンのH-722というフラックスは所有していますが
板金フラックスというのは知らなかったです。
動画見ましたが面白いほど吸い取ってましたねw。
今度、機会があったら試してみたいと思います。