【自作PC】6TB HDD 追加購入! WD60EZAZ-EC SMR
投稿日:2021/8/30 更新:2021/9/20 コメント 0件 自作パソコン 6tb, CrystalDiskInfo, CrystalDiskMark, HDD, WD60EZAZ, WesternDigital, 自作PC2年前ぐらい購入した6TBのHDD(WD60EZRZ-RT)の2年保証が切れたのとあまり使用しないデータ用の保管用スペースが足らなくなってきたので3台目6TB HDD「Western Digital ウエスタンデジタル 内蔵 HDD 6TB WD Blue PC 3.5インチ WD60EZAZ-EC 【国内正規代理店品】」を買ってみました。
Western Digital メーカー保証(RMA)を受けるためには、出荷元と販売元がともにアマゾンである必要があるのでご注意ください。
開封レビュー
安価なHDDはシングル磁気記録方式と呼ばれる「SMR(Shingled Magnetic Recording)」が主流になり、CMR(Conventional Magnetic Recording)のHDDはちょっと割高な状況になってきましたが、取り敢えずはSMRのHDDを使ったことがなかったので興味本位で買ってみた感じです。SMRは瓦葺のようにデータの一部を重ねて書き込むので「瓦磁気記録方式(瓦)」などと呼ばれているみたいです。
ついでに30cmのSATAラウンドケーブルも購入。このケーブルはきしめんみたいな平べったくないケーブルないのでケース内がめっちやスッキリするのでおススメです。
代理店はCFD販売のものでした。元箱はRMAの時に使用できるので捨てずに取っておいた方がいいです。
しっかりしたプチプチにて梱包されていました。
最初の1年は代理店保証それ以降はWDと直接交渉(RMA)をする必要があるだと思います。
隣にあるのは乾燥剤です。
シリアルナンバーは製品登録していれば隠す必要はないと思っているんですが、トラブってまだできていないので隠しています。(後日記事にする予定)
原産国はタイ、2021年7月30日製造ということで割と出来立てホヤホヤだったりするでしょうかねぇ。
一番弱い部分なのでコネクタ部分だけは入念にチェック。
Thermaltake A500に設置完了。
フォーマット
GPT形式でクイックフォーマット(※フルフォーマットは半日以上掛かるのでスルーします)。
ドライブ文字をボリュームラベルと同じ「A」にしたんですがこれでちょっとおかしなことが起きました。
エクスプローラーで無事認識。
タスクマネージャのパフォーマンスタブでドライブ文字が表示されないトラブルにも遭遇しました。
WD60EZAZ-EC(WD60EZAZ-00SF3B0)の仕様を記載しておきます。
容量 | 6TB |
---|---|
シリーズ | WD Blue™ |
インターフェース | SATA 6 Gb/s |
フォーマット済み容量 | 6 TB |
フォームファクター | 3.5 インチ |
Advanced Format(AF) | ○ |
データ転送レート(最大) バッファからホスト | 6 Gb/s |
データ転送レート(最大) ホストからドライブ/ ドライブからホスト(サステインド) |
180 MB/s |
キャッシュ(MB) | 256 |
回転速度(RPM) | 5400 RPMクラス |
ロード/ アンロードサイクル | 300,000 |
ビット読み取りあたりの 回復不可能な読み取りエラー |
1/1015以下 |
保証 | 2年 |
平均所要電力(W) 読み取り/書き込み | 4.8 |
平均所要電力(W) アイドル | 3.1 |
平均所要電力(W) スタンバイ/スリープ | 0.6 |
温度(°C) 動作時 | 0~60 |
温度(°C) 非動作時 | -40~70 |
耐衝撃性(Gs) 稼動時(2 ms、書き込み) | 30 |
耐衝撃性(Gs) 稼動時(2 ms、読み取り) | 65 |
耐衝撃性(Gs) 非稼動時(2 ms) | 250 |
動作音(dBA) アイドル | 23 |
動作音(dBA) シーク(平均) | 27 |
参考リンク : https://www.cfd.co.jp/product/hdd/3_5inch/wd60ezaz/
べンチ計測
CrystalDiskInfoに認識させて状態確認とCrystalDiskMarkを走らせます。購入時のデータって結構後から見たくなることがあるのでこの作業は個人的に必須です。
CrystalDiskInfo
ファームウェアは80.00A80、HDDの温度は他のHDD(G,M,H)と変わりない感じです。※CとFはM.2 SSD(PCI接続)。
CrystalDiskMark
何も書き込んでいない状態でまずCrystalDiskMark(8.0.1)を走らせました。
キャプチャ画像がベンチ終了前に撮ったものしかなく完全なデータではありませんが、シーケンシャルが仕様以上の値になっていました。
後日、7割ほど書き込んだ状態で再度計測してみたんですがシーケンシャルがかなり落ち込んでいました。
あとバージョン 6.0.2 でも計測。
ファイルコピー
1.5TBほどの動画データを数時間掛けてファイルコピーしてみたんですが速度の落ち込みもなく、平均で100mb/s前後のスピードがずって出ていました。
SMRディスクはバックグラウンドでSSDのようなガベージコレクションが実行され、その際に速度の落ち込みが発生するみたいですが今のところはストレスなく使えてます。