AP ベンチバイス 100mm BV791 購入レビュー! アストロプロダクツ リードバイス
投稿日:2023/3/14 更新:2023/3/26 コメント 0件 工具 アストロプロダクツ, アンビル, パーツクリーナー, ベンチバイス, リードバイス, 万力, 工具アストロプロダクツ(ASTRO PRODUCTS)のベンチバイス(万力)「BV791」を買ってみました。
全く詳しくないんですが、調べたところによるとバイスには作業台にネジなどで完全に固定する「横バイス・リードバイス」、クランプで作業台に固定できるものを「ベンチバイス」というそうですが、そうなるとこの製品の形的はリードバイスに分類されるかと思いますが何故がベンチバイスとなっています。
AP ベンチバイス 100mm BV791 購入レビュー
実物を見て買いたいと思って調べたら割と近い距離にアストロプロダクツの実店舗があったので行ってみたら質感も良かったので買いました。価格は3,980円ぐらいだったと思います。
なにやらラッピングされています…。
取扱説明書は汚れないようにビニールの中に入っていました。
油が吹かれてその上にラッピングされているようです(触りたくない…)。
アンビル部分をちょっと拭いただけでも真っ黒です。
回転台は石うすで何か擦っているかと思うくらいにゴリゴリと音がしますし、ガタガタです。
回転台は2点のボルトで止まっているので回転角度は95度くらいだと思います。
取り敢えず一回洗浄したかったのでバラせるところまですべて分解してみました。
機能的には問題ないんですが底面はでこぼこです。
アサヒペンのパーツクリーナーで油汚れやグリスをすべて流し落として仕上げにマジックリンで拭き上げました。
洗浄完了。
アンビルの大きさは 約 60 x 60 mm。
ハンドルの長さは 約 160 mm。
外径は 約 11 mm。
回転台のネジはM8(約35mm)、バイス部の金具にはM5(約12mm)のネジ(黒)が使用されています。
回転台を固定しているハンドルの外径は 約 6 mm。いずれのハンドルも先端が潰されているので切断しない限り外せません。
バイス部の金具の幅は 約 11 mm。厚みは 9.2 ~ 9.4 mmぐらい。
バイブ部の中央の深さは 50 mm ほど。
取扱説明書によると以下の3点に潤滑油を塗布するといいそうです。
可動部にAZの万能グリスを塗ろうかと開けたら変な臭いがしますし、色も変色していたので使用を止めました。
自作パソコンのファン用に買っていたタミヤのセラグリスHDという白いグリスがあったのでそちらで代用しました。多分、ミニ四駆やラジコンの可動部に使用するものと思いますが先端ノズルが付属しているので使いやすいかったです。
あとサビそうなところには「KURE 3-36」を塗布しておきました。
初めての曲げ作業
ネジ山(M4)を切った部分に六角ナットをセットしてプラゴムハンマーで叩いて曲げてみましたが4mm径の銅丸棒が思いのほか簡単に曲がるのでびっくりです。クッションのようなものの上でやると音や振動もあまりしないので深夜でも作業できそうです。
バイスで挟んだ部分は傷が付きまくりなのでそうならないようなバイス部のパーツを作成しようと思っていますし、ネジもいずれ六角穴付ボルトに交換しようかと思っています。
電動工具を腰ベルトに引っ掛けるための腰掛けフックを試作中。
誤った方向に曲げてしまいました。
どう考えてもこの向きに曲げるとねじ込めませんよね。
逆向きに曲げ直したらポキッと折れて作業終了ですw。
不満点は油まみれだったところとバイス部の金具を外すためには大きく開かないとネジを回せないこと、あと回転台はダメダメですね。よくよく見たらなんか出っ張りがありました。
鉄工ヤスリで削ったら大分マシになりました。
どのようにして使用するかまだ決めていないですが固定していなくても安定感が半端なく、5.5kgとちょっと重たいですが持ち運びできない重さでもないですし、このまま固定せずにはんだ付けやねじ切りとかと色んな作業の効率が上がりそうです。
後日、アルミとゴムで口金の治具を自作しました。