スリープ解除時に時刻が合うようにタスクで設定してみた!
投稿日:2016/5/1 更新:2019/3/22 コメント 0件 Windows PCの時間がズレた前回の記事、
PCの時間がズレたので電池交換してみた!BIOSのバックアップとリストアの
記事を書いた以降も一日に数秒~数十秒の時刻がズレます。
前の記事のコメントにも書きましたが自分が持ってるGV-MVP/HX2、
GV-MVP/HS2に付属しているソフトmAgicTV DigitalにはTV起動時や
録画開始時に放送波から得た時刻情報を基に時刻補正されていたみたいで
そのせいで時間がまったく狂ってなかったみたいです。
マザーボードの電池交換しても改善しないと言うことは
その機能がうまく働いてないのかもしれません。
根本的な原因は不明なんですが
録画予約した番組が冒頭から録画されないのは嫌ですし、
予約時に録画開始時間を少し前の時間に変更して録画することも出来るんですが
それをやったら番組名が前の時間帯の番組名になってたんですよね。
なのでMSquadさんの助言にもあったタスクスケジューラーで
時刻合わせしてみることにしました。
■スリープ解除時に時刻修正させるタスクの設定
録画予約をしている時はほとんどスリープ状態にしていることが多いですし、
録画予約した5分前にスリープから回復するのでその時に時刻修正させられると
それが一番いいので下記サイトを参考にタスクのトリガーを設定しました。
▼[タスクスケジューラ]スリープから復帰時にプログラムの実行する方法
▼Windowsの時計がずれる / 自動で正確に合わせる小技 (Windows 7/8.1編)
タスクスケジューラーを起動させて左側のフォルダリストから
Microsoft → Windows → Time Synchronization フォルダを開き、
右の領域にあるSynchronizeTime を選択して右メニューからプロパティを開きます。
余談ですがキーボードのSキーを押すと頭文字がSのフォルダに移動できます。
一応、備忘録としてデフォルトの設定値の画像を載せておきます。
トリガータブを開き、
「毎週」と書かれたトリガーを選択して「編集」ボタンをクリックします。
「タスクの開始」のリストの中から「イベント時」を選択し、
図のように「基本」設定、ログを「システム」と選択していき、
「ソース」から「Power-Troubleshooter」を選択します。
こちらのリストも表示させた状態で頭文字「p」と入れると簡単に探せると思います。
尚、Power-TroubleshooterとはWindowsの電力のオンオフのログを記録しているものみたいで
勝手に電源に入るなどのトラブル時にこのログを見ると原因を調べることも出来ます。
「イベントID」を「1」に設定し、
「遅延時間」を「30 秒間」に設定しました。
あとはデフォルトのままです。
設定後にわざと時間をズラしてから録画予約 → スリープと移行し、
スリープから回復して時刻が修正されて録画されるかテストしたところ、
問題なく修正されていました。
これらの流れをイベントビューワーで「Time Service」と
「Power-Troubleshooter」のカスタムビューを作成して確認したところ、
スリープが mtvManager.exe によって録画予約時間の5分前に解除され、
「Event Service」のログには「システム時刻とタイム ソース
ntp.nict.jp,0x9 (ntp.m|0x9|0.0.0.0:123->133.243.238.243:123) の同期をとっています。」
と表示されていました。
こちらは「Power-Troubleshooter」のカスタムビューの設定です。
■新規トリガーを追加
ただ、このトリガーではWindowsの起動や再起動した際には時刻の同期が
行われなかったのでスタートアップ時にも同期するように新規トリガーを追加してみました。
尚、こちらのトリガーはOSの起動時には色々なソフトが起動するので
少し時間をズラして1分後に同期されるように設定しました。
これで取り敢えずは大丈夫だろうと思いますがなにかあれば追記します。
追記 2016/05/02
TMPGEnc Video Mastering Works 5でバッチ処理後にスタンバイに
移行する設定にしていたらスリープ回復後に時刻修正は行われていませんでした。
また、イベントビューワーの「Power-Troubleshooter」にもそのようなログが残ってなかったんですが
スリープに入った時間帯付近のイベントビューワーによると
ソース Kernel-Power にスリープの理由に「アプリケーション API」 とありました。
(o^-^o)