Inateck SATA-USB 3.0 変換アダプタケーブル「UA1003」を買ってみた!
投稿日:2019/7/12 更新:2019/11/21 コメント 0件 PC周辺機器 HDD, inateck, SATA, usb3.0レビューを見ると3.5インチHDDでは使えないようですが、1,179円と安かったのと最近、SSDもかなり安くなってきたのでポータブル的な使い方が出来るかなぁ~と思ってUASP対応の「Inateck SATA-USB 3.0 変換アダプタケーブル」を買ってみました。
開封レビュー
Inateckはconeco.netでレビューをする代わりに提供品を頂いた世話になったメーカーさんだったんですが自腹で購入するのは初めてです。
過去のレビューはこちらのサイトで見れます。
簡素なパッケージなのはいいですがチャックの先が密封されていないので開封しても分からないパッケージはどうにしかしてほしいですね。
裏面は真っ白で仕様も何も記載されていません。
第一印象はとにかく軽くて中に何も入ってない感じがしました。ケーブルはUSB3.0なので太目でチョット固いので軽いSSDだと引っ張られる感じがします。
サイズは背景のマス目(1センチ角)を参考にして下さい。
一般的なSATAコネクタです。
ロゴにiの点の部分に穴が開いていてそこが青く発光します。
USB3.0なので12Vは来てない筈ですがピンはあります。
ほとんどUSBコネクタにはUSBのマークがあると思いますがそれがありませんでした。このマークの位置は決まっているようなのでこのマークを目印に抜き差ししている方はちょっと戸惑うかもしれません。
使い方
使い方もないですが2.5インチHDD等を取り付けてPCのUSBコネクタに挿すだけです。ACアダプターを接続せずにケーブル一本で接続できるのでめちゃくちゃ簡単に使えるのはホントに楽です。まぁ~これがしたいがために買ったんですけど…w。
USBコネクタに挿したままHDDを取り換えてもHDDを認識しなかったのでUSBケーブルを抜いてHDDを接続してから改めて接続する必要があるようです。あと個体差かも知れませんがUSBコネクタの抜き差しがちょっと固かったです。
5V 1A 仕様の2.5インチHDD(HTS541080G9SA00)では問題なく使用できました。
CrucialのSSD(m4)でも問題なく利用できました。
USBコネクタに挿すとLEDが点灯しますが、しばらく使っていないと消えてました。電源オプションの設定(20分)によるものかなぁ~と思ってたんですが30分ほどでは消えず50分後に確認した時には消えてました。
ファームウェア
日本語のダウンロードファイルがあったのでダウンロードしたらファームウェアアップデートのソフトウェアでした。
https://www.inateck.com/jp/inateck-ua1003-sata-to-usb-adapter.html
解凍したフォルダに日本語マニュアルがあったんですが、ファームウェアの更新する理由や必須なことさえも全く分かりませんし、そもそもダウンロード時に何のファイルかも分からないところなどがちょっと不親切に思ったので結局やりませんでした。
3.5インチHDD(12V)では使えません
そもそもUSB3.1 Gen1(USB3.0と同じ)は5V 900mA(USB2.0 : 5V 500mA, USB3.1 Gen2 :5V 1000mA)までしか電気を流せないので5V駆動の2.5インチHDD(SSD)では普通に動く筈ですが、3.5インチHDDは12V駆動なので使えません。こんなことちょっと考えればわかる筈なんですが使うまで全く気付きませんでしたw。
2TB(WD20EZRX)の3.5インチHDDでは動作音もせずに当然、認識もしませんでした。
アマゾンの製品ページ(UA1002)にInateckが「始動電流は<0.9AのSATA HDDとSSDをサポート」と回答されていたのでUSB3.1 Gen1(USB3.0と同じ)の規格内なら電圧と電流ならちゃんと動く筈ということなんでしょう。
3.5インチHDDで使いたい場合はACアダプター付きの「Inateck UA1001」などを購入する必要があります。
5インチの光学ドライブにも取り付け可能ですが12V駆動なので動かないと思います。
スリムドライブは5V駆動なので接続できれば動く可能性はありますがそもそもコネクタの形状がslimline SATAなので接続することさえできません。