デジタル温調半田コテ PX-280 購入レビュー!goot

投稿日:2022/12/21 更新:2023/3/8 コメント 2件 工具 , , , , ,


はんだ付けする際にデリケートなLEDやタクトスイッチなどの電子部品を表面実装するために温度調整できるgoot(太陽電機産業株式会社) の「デジタル温調半田コテ PX-280」を購入してみました。因みに価格は秋月電子通商で5500円でした。

PX-280 (製品ページ)

 

PX-280 開封レビュー

まずは台紙の画像からです。

簡単な取り扱い方法が記載されています。

ただ、裏には書ききれないので設定変更しようとしても分からないのでいちいち調べる必要がありちょっと面倒です。頭文字から設定の意味がすぐに分かるならまだいいんですが「スリープ温度」の「SSt」や「スリープ開始時間」の「ct」とか意味不明ですし、デジタルのアルファベットもちょっと読みづらいです。

PX-280 取扱説明書 ※ダウンロード必須

温度は200℃~500℃まで設定可能だそうです。ただ、設定温度はスリープ温度より50℃以上高くしないと設定できないそうなので、例えば設定温度を200℃にする場合はスリープ温度を150℃以下にする必要があります。

日本製。

ケーブルはデジタル画面を上にした時に下に垂れるような癖がついているのでひとによっては使いにくいかも知れません。

個人的にはテーブルの端に置いた時に下図のように垂れ下がるのでいい感じだと最初は思ったんですがC型(鉛筆の斜めに切ったような形)のコテ先を使う時にコテを回転させにくいかったです。

ヒーターパイプ(PX-60HP)の外径は 約 8.0 mm。

ヒーターパイプ固定ナット(TQ-77NUT )の外径は 約 13.0 mm。

ネジ山が刻まれた黒い部分の外径は 約 17.5 mm。このネジ山はオプションのキャップを取り付ける時に使用されます。

ヒーターパイプ固定ナットを外すとこて先を交換できます。

筒状のスペーサー(PX-28SS)という部品がハメられていますが、これなしでコテ先を取り付けるとコテ先が固定できないのであるみたいです。

ヒーターパイプ固定ナットは先端が内側に巻き込み、尻の方はラッパのように外側に広がった構造になっています。

内巻きのところでコテ先の凹んだところに引っ掛かり、ナットを閉めるとスペーサーとの隙間が埋まってガタつきが無くなる感じです。

スペーサーの外径は 約 7 mm。

長さは約 16 mm。

下図がセラミックヒーターです。セラミックなので陶器と同じように落としたりすると折れたりすると思うので取扱には注意が必要ですが、PX-28Hという替えヒーターが千円台で売られています。

ヒーターパイプ固定ナットの内径は 約 11 mm。

セラミックヒーターの外径は 約 4 mm。

各パーツの長さは下図のような感じです。

デフォルトで付属するこて先は円柱を斜めに切ったようにC型のコテ先(PX-28RT-S2C)です。

コテ先の外径は 約 7.0mm 、内径は 約 4.0 mm。

小手先本体には型番が刻まれています。

セラミックヒーターはコテ先に2cmちっょとハマっている感じです。

ケーブルの癖があるのでこの種のコテ先を取り付ける時には実際に作業するしやすいように面を合わせしてナットを固定すると使いやすいです。

 

 




替キャップ TQ-CAP

キャップはオプションだったので興味本位で買ってみたんですが、アマゾンでは3個からしか買えなかったので秋月電子通商で一緒に買いました。価格は380円でした。

テカテカの光沢仕様です。

ちょっと角ばってますが普通に転がります。

先端には放熱のためか 5 mm ほどの穴があります。

先端と末端がやすりで削った跡があったりして雑な仕上がりですね。

先端にも削り跡が…。

キッャプをすると全長は28cmほどになり、ケーブルを含めると30cm以上はないと引き出しには収納できない感じですね。

だいぶ余っているのでもう少し短くできなかったのかと思いますが汎用品みたいなので仕方ないですね。

キャップと本体の間に薄い金属板(放熱板というみたい)が入っているんですがそこがちょっと熱いのでキャップをしたからといって安心していると火傷するかもしれません。

キャップネジ部の外径は 約 22 mm。

胴体部の外径は 約 19 mm。

内径は約 17 mm。

 

 

使ってみた感想

初期設定温度が350°に設定されていたんですがケーブルを挿すとみるみる温度が上昇し、約15秒で設定温度まで上がりました。ニクロムヒーターと比べると段違いの速さでこれを使ったらもう戻れないですねw。因みに温度を下げる時だけ自然放熱になるのでちょっとだけ時間が掛かります。

こて先は鉛筆型(B型)のものしか使ったことがなく初めてC型のコテ先を使ってみましたが一長一短ある感じですね。

鉛筆型はコテを寝かして面に当てたりコテを立てて点で当てたりして使っていますが、付属品のコテ先はケーブルに癖があるのでコテを回転させづらいというところもあると思いますが、面で使うことが多いので狭い所に当てたい時には半田ゴテの向きを変える必要があったりしてちょっと使いにくい感じです。

赤外線放射温度計AD-5617(測定範囲は-33~+180℃)でいろんなところの温度を測ってみましたが持ち手のところは全く熱くなりません。

ただ、放熱板のそばの黒い樹脂パーツのところは触れないほどじゃないですがかなり熱いです。

ヒーターパイプのところは 80℃ くらいまで上がっていました。

この半田ゴテはデジタル表示で温度調節ができるということのほかに下記のような機能があるんですがその中でも切り忘れた時に自動的に電源を落としてくれる「シャットダウン機能」です。まだ、切れ忘れたことはないですがこれがあればもしもの時に安心ですし、温調が出来なくてもこの機能があるだけで欲しくなる機能ですね。

  • スリープ機能
  • シャットダウン機能
  • 起動モードの設定

あとスリープ機能は一定時間操作がないと小手先の温度を下がり、振動センサーみたいなものが入っていて持ち上げるとすぐに設定温度に戻るような機能もいいですし、起動モードはケーブルをコンセントに挿した時にすぐに温度が上がるか、上がらないかの機能です。この機能を有効にしておくと災害時の停電復旧時にケーブルがコンセントに挿さっていてもボタンを押さないと温度が上昇しません。ただ、初期設定では無効になっているのでオンにしておきました。

ヒーターなどの交換部品も販売されているのでありがたいんですが執筆時はアマゾンやヨドバシ.comなどの大手通販サイトでは取り扱いがなく入手性が悪いですね。

  • ヒーター PX-28H
  • ヒーターパイプ PX-60HP
  • スペーサー PX-28SS
  • 替ナット TQ-77NUT
  • 耐熱キャップ TQ-CAP

せんごくネット通販で電子部品を買った時についでに買っておきました。

これで半田ゴテの2台持ちになったんですがふたつあると片方が壊れた時に修理した入りもできますし、細かい表面実装パーツをヒートガンが無くても両端から挟んで取り外したりできるので出来ることの幅が広がりました。

 

2 件のコメント

  • 15秒で設定温度まで・・これは、すごいです。
    ワタシは実際の使用時間が短い作業が多く、この短時間で使用可になるのは魅力的です。
    レポートは購入サイトでも幾つか読む事ができるのですが、
    自分が信頼をおいてる方のレポートがあると非常に助かります。

    • 嬉しいお言葉を有難うございます。

      15秒だとコンセントに挿して作業台の前に座ったら
      すぐ使える感じなのでほんと快適ですよ。
      あと本文には書き忘れてましたが温度を下げる時だけ
      自然放熱になるのでちょっとだけ遅いです。

      オプションのコテ先とかもニクロムのものに比べると高めですが
      2台持ちになると色々とやれることが増えるので買って良かったですよ。

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