ベッセル ワイヤーストリッパー 3500E-4 購入レビュー
投稿日:2024/12/6 更新:2024/12/7 コメント 0件 工具 ベッセル, ワイヤーストリッパー, 工具フジ矢のワイヤストリッパー(PP323B-165)が不良品だったので比較としてベッセルのワイヤーストリッパー3500E-4を買ってみました。価格はアマゾンで2,055円。
ベッセル ワイヤーストリッパー 3500E-4 購入レビュー
見た目は黄黒のツートンでカッコいいです。
ただ、パッケージが濡れているように見えたので嫌な感じがしたんですが、台紙まで油でベトベトでした。最近、外れを引くことが多くなったような気がします…w。
本体の可動部や嵌合したところもべちやぺちゃでとても素手では触れない感じです。
ちょっと拭いただけでもこんなに汚れます。
ロックの出っ張りがフジ矢のものより小さいので開けにくいかもと思ったんですがいい感じの固さで開閉しやすかったです。
余談ですが持つ向きが分かるように敢えて色違いのグリップになっているようです。そこまで気を使うなら左利き用に両面に印字してしてほしいですね。
バネは出っ張りにハマっているだけなので引っ張れば取れると思いますが、バネの根元がキツキツなのでバネの形状が壊れる恐れがあります。
他の画像ではすでに取り除いているんですが、先端部分にアロンアルフアが固まったような跡があり、カッターで削らないと取れませんでした。
グリップの感触は好きです。
ストラップなどを掛ける落下防ぎコード取付穴がありますが、中の芯材(鉄)は穴の手前までしかないのでグリップが抜けたら本体が脱落する恐れがあります。
グリップは三角形のような形状をしているんですが外側の方が太いのでとても使いやすいです。
グリップを取り外してみたら芯材にも穴がありました。
ただ、芯材に開いた穴とグリップの穴の位置が違います。芯材に開いた穴に落下防止コードを通せるようにすればよかったのになぜこのような構造にしたのか意味不明です。
因みにグリップは接着剤のようなもので止められていたようです。
下図はMAXまで締める前の形状なんですが、穴が縦長になってガイドのような役割を果たしているようです。
切り口は思ったほどきれいじゃないですが適合したケーブルを剥いた時にはカチッと音がして気持ちよく切れます。
噛み合わせもパッチリです。
M3/M4のネジやボルトを切断できるようです。
ネジ山が切られている方(印字がある向き)からセットしてカットするんですがM3でもとても硬くて切断できる気がしませんでした。
実はLigicool G300のUSBケーブル(ヨリ線)の被覆を剥ぐために買ったんですが、芯材の外径は 0.23 mm ほどしかありません。
このケーブルを普通に剥くとビニール(緑)がビローンと伸びる感じになります。ただ、ちょっとコツが要るんですがケーブルを引っ張る角度を刃に垂直ではなくちょっと斜めに引っ張ってやると割とビローンとならずに一応剥けます。これでダメならホーザンの極細線用 P-963を買おうかとも思ったんですが、何とか使えたので良かったです。
AWG18はATX電源のケーブルで主に使われているサイズですし、ファンケーブルもAWG28かAWG26ぐらいだったので自作パソコンのケーブルを自作するには最適なサイズかと思います。
何度拭き取っても隙間から油分が染み出してきてウザいのでパーツクリーナーをひと拭きしておきました。
そしたらところどころ白っぽくなったんですが、あとで556を塗布して拭き上げたらそんな目立たなくなりました。